人気のパラベンフリー化粧水おすすめ6選。プチプラアイテムや選び方のポイントも紹介

デリケートな肌にも使いやすい、パラベンフリーコスメ。防腐剤の役割を果たすパラベンを使っていない化粧品のことで、特にアレルギーを持つ人には欠かせない存在。 この記事では、パラベンフリーの化粧水の中から、人気のおすすめ6商品を厳選してご紹介。東京医薬看護専門学校の小谷純さんに聞いた選び方のポイントや注意点も解説するので、あわせて参考にして。

更新日:2024/10/31

今回お話を聞いたのは・・・

東京医薬看護専門学校 スキンケアアドバイザー科 担任 小谷純

化粧品の処方開発、製造、企画を学ぶ専門学校卒業後、外資系スキンケアブランドの美容部員として6年間勤務。現在は東京医薬看護専門学校 スキンケアアドバイザー科 専任教員として、1人ひとりにあったスキンケア方法・化粧品選びなどの正しいアドバイスや提案を行うスキンケアのスペシャリストを養成している。

1.パラベンとは?肌への影響やメリット、デメリットを解説

パラベンとは防腐剤の一種

パラベンは、多くの化粧品や食品に使用される防腐剤のひとつ。微生物の増殖を抑え、製品の品質を保つ役割がある。

人体に対する毒性は低いとされているが、一部の研究では、パラベンがホルモンの働きを乱す可能性の指摘も。特に敏感肌の人やアレルギーを持つ人は、パラベンを含まない化粧品を選ぶことが推奨される。

パラベンフリー化粧水のメリット、デメリット

パラベンフリーとは、パラベンを含まない製品を指す言葉。化粧水の場合、パラベンによるアレルギー反応や肌荒れのリスクを防げるのがメリット。

しかし、パラベンフリーの化粧水は比較的少なく、選択肢が限られる。また、パラベンフリーだからといって肌トラブルが起きないわけではない。パラベンの代わりに使われる防腐目的の成分や、その他の成分が肌に刺激を与えることも。

大切なのは、パラベンフリーにこだわりすぎず、肌に合う化粧水を選ぶこと。パラベンフリーでも事前にパッチテストを行い、肌に異常が見られないか確認して。

2.パラベンフリー化粧水の選び方

パラベンフリー化粧水を選ぶときに注目したい、2つのポイントをご紹介。自分にぴったりなアイテムを見つけるための参考にして。

敏感肌の人は、できるだけシンプルな配合の製品をチョイス

敏感肌の人や、肌へのやさしさを重視する人は、シンプルな成分構成の化粧水を選ぶのがおすすめ。成分の合う、合わないには個人差があるので、特定の成分が入っていないからといって、肌にやさしいとは限らない。

自分に合わない成分を把握している場合は、配合の有無を成分表で確認することが大切。また、肌が敏感だという自覚があるときは、必ず事前にパッチテストを行い、調子が悪いなら使用を控えて。

肌悩みに応じたプラスαの成分に注目する

自分の肌の悩みをふまえて、アプローチできる成分が含まれているかもチェックしよう。たとえば乾燥肌の人には、「ヒアルロン酸」「セラミド」などの保湿成分を豊富に含むものがおすすめ。

ニキビが気になる場合は、ニキビを防ぐ「グリチルリチン酸ジカリウム」や「アラントイン」などの有効成分が含まれた、医薬部外品に注目。年齢肌対策には、「レチノール」や「ナイアシンアミド」など、肌にハリを与える成分も効果的。

3.【編集部おすすめ】人気のパラベンフリー化粧水6選

アテニア

プリマモイスト ローション2

150ml 2305円

潤いで満たし、キメ細やかな美肌へ

肌にすっと溶け込み、角質層の隅々まで潤いを届ける「プリマモイスト ローションII」。美容成分の「サーチュライザーS6」を配合し、肌本来にハリを与え柔軟性を保つ。

さらに、天然由来の保水・弾力成分の「プロテオグリカン」が、水分をしっかり保持し、潤いのクッションを形成。みずみずしいツヤを与えてキメ細やかな肌に整える。

ノバラを基調としたアロマの香りで、心地よいスキンケアタイムを演出。着色料、合成香料、無鉱物油、パラベン、アルコールフリーで、毎日のスキンケアに取り入れやすい。

内容量
150ml
容器
ボトル
保湿成分
ブドウ芽エキス、サッカロミセスセレビシアエエキス加水分解イネ葉エキス、加水分解コメエキス、水溶性プロテオグリカン、ラフィノース、サーチュライザーS6・タイムブレスDN
アレルギーテスト済み

WHITELE FIFTH

ホワイトルフィフス ザ・ホワイトニングローション

500ml 1628円

トリガータイプの容器で、全身くまなく塗布できる

透明感を追求したい人におすすめな「ホワイトルフィフス ザ・ホワイトニングローション」。「プラセンタエキス」をはじめ3つの薬用美肌成分を配合しており、メラニンの生成を抑えてシミを予防する効果が期待できる。

「ユズセラミド」「アロエエキス」「加水分解コラーゲン」といった5つの保湿成分を贅沢に配合。しっかりと潤いを与えることで、キメの整った肌に導く。

顔だけでなく全身に使えるよう、噴射力の高いトリガータイプの容器を採用。微細なミストがふんわりと広がるため、手やコットンよりも広範囲に均一につけられる。

内容量
500ml
容器
スプレー
保湿成分
ユズセラミド、アロエエキス、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸ナトリウム、チャエキス
アレルギーテスト済み

イプサ

ザ・タイムR アクア

200ml 4400円

独自の保湿成分で、肌に潤いを与えて逃がさない

イプサの「ザ・タイムR アクア」は、肌表面に潤いの層を形成し、みずみずしい感触を長時間キープする薬用化粧水。イプサ独自の保湿成分「アクアプレゼンターIII(※2)」配合により、乾燥に応じて肌に水分を与え、潤いを逃がさない。

また、肌が保湿された状態を維持することで、潤いバランスが整ったテカりにくい肌に導く。有効成分が含まれており、肌荒れや大人ニキビを防ぐ効果も期待できる。

高級感のある洗練されたボトルデザインで、インテリアとしてもおしゃれに飾れそう。乾燥肌で悩んでいる人は、イプサ「ザ・タイムR アクア」でみずみずしい肌を手に入れて。

※2 アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル、ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液

内容量
200ml
容器
ボトル
保湿成分
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ジメチルエーテル、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ジメチルエーテル、2-メタ
アレルギーテスト済み

無印良品

化粧水・敏感肌用・さっぱりタイプ

400ml 980円

さっぱりとした潤いをプラス。敏感肌でも使いやすい

無印良品の「化粧水 敏感肌用 さっぱりタイプ」は、岩手県釜石の天然水を使用していることが特徴。「グレープフルーツ種子エキス」や「スベリヒユエキス」を配合し、肌に必要な潤いをしっかりと与える。

肌への刺激に配慮した成分にこだわっており、敏感肌の人や肌がゆらぎやすい人でも、毎日のスキンケアに取り入れやすい。

さっぱりとした使い心地で、汗でベタつきやすい夏の季節にぴったり。リーズナブルな価格で、たっぷりと惜しみなく使えるので、長く続けられそう。

内容量
400ml
容器
ボトル
保湿成分
-
アレルギーテスト済み

IHADA(イハダ)

薬用ローション[医薬部外品]

180ml 1650円

肌トラブルを防ぎながら、うるおうことで明るい印象の肌をめざす

IHADA「イハダ 薬用クリアローション」は、乾燥による肌トラブルを防ぎつつ、うるおうことで明るい印象の肌をめざす医薬部外品。できる限り不純物を取り除いた「高精製ワセリン」で潤いを与え、乾燥などの外部刺激から肌を守る。

さらに、美白(※1)有効成分の「トラネキサム酸」がメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを予防。とろみが少ないサラッとしたテクスチャーで、シーズンを問わず心地よく使える。

厳選された原料を使用し、香料、着色料、アルコール(エタノール)、パラベン(防腐剤)はフリー。敏感肌でも使いやすい化粧水を探している人はチェックしてみて。

※1 メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

内容量
180ml
容器
ボトル
保湿成分
L-グルタミン酸ナトリウム、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、濃グリセリン、エリスリトール、ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル、濃グリセリン
アレルギーテスト済み
-

ETVOS(エトヴォス)

モイスチャライジングローション

150ml 3630円

肌本来にハリを与え柔軟性を保つ保湿ローション

肌に必要な水分をしっかりと保持し、乾燥による肌トラブルを防ぐ化粧水。植物由来の「グルコシルセラミド(保湿)」を配合し、乾燥から守りバリア機能をサポート。

さらに「POs-Ca®(ホスホリルオリゴ糖Ca)」「リピジュア®(ポリクオタニウム-51)」「ヒアルロン酸Na」を保湿成分として加え、キメの整った潤い肌へ。

界面活性剤、鉱物油、シリコン、着色料、合成香料、パラベン、アルコール不使用。ラベンダー花水の自然な香り。

内容量
150ml
容器
ボトル
保湿成分
ホスホリルオリゴ糖Ca、ポリクオタニウム-51
アレルギーテスト済み

4.パラベンフリー化粧水を使う際の注意点

できるだけ早めに使い切る

防腐効果の高いパラベンが含まれない化粧水は、劣化しやすいリスクがある。長期保存しているうちに空気中の菌が容器に入り雑菌が繁殖し、肌トラブルを招くことも。パラベンフリーを選ぶなら、製品ごとの使用期限をしっかり確認し、早めに使い切るようにしよう。

劣化しないうちに使い切るには、大容量タイプを避けるのもひとつの手。また、細菌は40°以上になるとさらに増殖しやすくなるので、直射日光が当たる場所や高温多湿な場所には保管しないよう注意して。

パラベン以外の防腐剤の種類を確認する

パラベンの代わりとして、自然由来の防腐成分や、「フェノキシエタノール」「BG」などが配合されることも。パラベンと同様に毒性は高くないものの、肌に合わない人にとっては刺激となる恐れがあるので注意して。デリケートな肌の場合は、パラベンフリーでもパッチテストを行うのがおすすめ。

5.パラベンフリー化粧水に関するQ&A

パラベンは化粧水以外にも使われる?

シャンプー、ボディクリーム、ウェットティッシュ、食品など、さまざまな化粧品や食品に防腐剤として使われています。

「パラベン」という表示がなければパラベンフリーだと言える?

成分表では「~パラベン」のほか、「~安息香酸」と表示されていることもあります。製品を選ぶ際のチェック項目にしてください。

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※記事は2024年10月31日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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