【人気の保湿クリームおすすめ16選】肌の潤いをキープし、ハリのある美肌へ

乾燥によって肌のカサつきやかゆみを感じたり、入浴後に肌がつっぱるという人は多いのでは。とくに洗顔後は肌の潤いを逃さないように、水分をキープするケアが大事。そこで今回は水分の蒸発を抑え、油分によって潤いをキープする保湿クリームをご紹介。アンケートからわかった人気の保湿クリーム16アイテムを紹介していくので、購入時の参考にしてみて。

更新日：2023/10/20

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今回お話を聞いたのは・・・

「日本メイクアップ技術検定協会」芦田貴子さん

美容学校や美容関連企業にて、数多くのメイクアップ教育に従事。美容師としてサロンワークのほか、各種撮影等を担当するなど幅広く活動している。日本メイクアップ技術検定協会では、理事として検定試験、教育運営のほか、資格取得者の就業支援やメイクアップ関連企業の採用サポートを担当している。

日本メイクアップ技術検定協会

1.保湿クリームで期待できる効果とは？

水分の蒸発を防ぐ「エモリエント効果」

保湿クリームに期待できる効果のひとつが、肌の水分をキープする「エモリエント効果」。肌の表面に油分の膜を形成し、水分の蒸発を効果的に防ぐ。

とくに乾燥する季節や、冷暖房、紫外線などによる影響が気になるときには欠かせない要素。肌質が徐々に変わる10歳以降から使い始めるのがおすすめ。

保湿成分を補う「モイスチャライザー効果」

「モイスチャライザー効果」とは、肌に必要な保湿成分を補給する効果のこと。より肌を柔らかく、しっとりとした感触にキープできる。乾燥が原因で起こる肌荒れや、小じわの予防にも役立つ。

2.「保湿クリーム」と「乳液」の違い

保湿クリームと乳液はどちらも肌の保湿を目的としているが、特性や使い心地に大きな違いがある。保湿クリームは油分をベースにしているためテクスチャーが濃厚で、とくに乾燥が気になる部分に効果を発揮する。水分をしっかり閉じ込め、乾燥から肌を守りたい夜のケアにおすすめ。

一方の乳液は、水分と油分がバランスよく配合された、軽やかな使い心地が特徴。肌の水分と油分のバランスを整える役割があり、化粧ノリもよくなるため、朝のスキンケアにはぴったり。脂性肌やニキビ肌の人は、乳液だけ使用するのもよい。

乾燥肌や敏感肌には乳液と保湿クリームを併用するのも手だが、朝は乳液のみ、夜はクリームのみの方がいい場合もあるので、肌の状態に合わせて使おう。製品によっては、メイク前の下地として使えるものもある。

3.保湿クリームの選び方

自分にぴったりな保湿クリームを見つけるためには、どうすればいいのか。商品選びで注目すべきポイントを解説するので、参考にしてみて。

肌質に合う成分や形状で選ぶ

同じ保湿クリームと呼ばれるものでも、テクスチャーや成分には違いがある。自分の肌質をふまえ、適したものをチョイスして。

乾燥肌なら「油性の保湿成分」かつ「濃厚なテクスチャー」

乾燥肌の人には、油性の保湿成分が豊富なものがおすすめ。「シアバター」「ホホバオイル」「スクワラン」「ワセリン」「セラミド」などの油性成分は、濃厚なテクスチャーで肌の水分をしっかり閉じ込め、乾燥から守る。

脂性肌、混合肌なら「水溶性成分」かつ「さっぱりとしたテクスチャー」

脂性肌や混合肌の人には、水溶性の保湿成分を主成分とするものが適している。「ヒアルロン酸」「グリセリン」「コラーゲン」「エラスチン」や、アミノ酸系の成分「セシリン」「グリシン」などが配合されているか確認して。

また、さっぱりしたテクスチャーのクリームやジェルクリームを選ぶと、より適切な保湿ケアができる。

敏感肌なら「配合成分がシンプル」かつ「高保湿」

敏感肌の人は、配合成分がシンプルで刺激が少ないものを選ぶのがおすすめ。ただし、肌に刺激となりやすい成分は人によって異なるので、自分に合う成分配合かをよくチェックして。「セラミド」や「アミノ酸」などの高保湿成分が含まれていると、乾燥による肌トラブルを防ぎやすい。

肌悩みに合う成分配合で選ぶ

肌の悩みは人によってさまざま。自分の肌悩みにアプローチできる成分が含まれているかも、併せてチェックしよう。

ニキビ対策なら肌を整える成分がおすすめ

ニキビに悩む人は、肌を整える成分が配合されたクリームに注目。「グリチルリチン酸2K」や「アラントイン」などの成分は、新たなニキビの発生を予防する効果が期待できる。

シミ・そばかす対策なら美白有効成分がおすすめ

シミやそばかすが気になる人は、美白有効成分が含まれるクリームを選ぶとよい。「ビタミンC誘導体」「アルブチン」などの成分には、メラニンの生成を抑える働きがあるため、シミ、そばかすの予防に効果的。

小じわ対策ならハリを保つ成分がおすすめ

小じわが気になる人は、ハリを保つ成分が配合されているかチェックしよう。「コラーゲン」「ナイアシンアミド」「レチノール」などの成分は、肌の弾力をサポートし、若々しい肌をキープする効果が期待できる。

顔以外にも使うなら全身用を選ぶ

顔以外にも使いたいなら、全身用の保湿クリームを選ぼう。腕や脚といった乾燥が気になる部分を、重点的にケアするのに役立つ。

また、大容量でコスパよいものをチョイスするのもおすすめ。とくに広範囲に使う場合は、大容量だと毎日でも使いやすい。しっかり保湿ケアを続けるために、香りやテクスチャーが好みに合うかも確認して。