人気のハイドロキノンクリームおすすめ5選。市販のアイテムや正しい使い方も紹介
肌を健やかに保つ効果が期待できる、ハイドロキノン。スキンケアに取り入れたいけれど、ハイドロキノンが配合された化粧品にもさまざまなものがあり、どれを選べばいいか迷っている人も多いのでは? そこで今回は、人気のハイドロキノンクリームおすすめ5選をご紹介。東京医薬看護専門学校の小谷純さんに聞いた選び方や、使用上の注意点も併せて参考にして。
更新日:2024/04/23
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今回お話を聞いたのは・・・
東京医薬看護専門学校 スキンケアアドバイザー科 担任 小谷純
化粧品の処方開発、製造、企画を学ぶ専門学校卒業後、外資系スキンケアブランドの美容部員として6年間勤務。現在は東京医薬看護専門学校 スキンケアアドバイザー科 専任教員として、1人ひとりにあったスキンケア方法・化粧品選びなどの正しいアドバイスや提案を行うスキンケアのスペシャリストを養成している。
1.ハイドロキノンとは?効果やメカニズムについて解説
ハイドロキノンは、天然に存在する成分のひとつ。メラニンを合成する酵素「チロシナーゼ」の活性を阻害する働きがある。
日本では2001年の規制緩和以降、濃度2%以下の製品に限り、化粧品への配合が可能になった。しかし、一部の人では、使用時に刺激を感じることも。異常が出た場合はすぐに使用を中止し、医師の診察を受けよう。
また、ハイドロキノンを使用する際は、紫外線対策も重要。肌を健やかに保つハイドロキノンの効果を活かせるよう、日常における肌ダメージをできるだけ抑えて。
2.ハイドロキノンクリームの選び方
ハイドロキノンクリームを選ぶときに注目したい、2つのポイントを紹介。自分に合うアイテムを探すための参考にして。
肌質や目的に合わせて、ハイドロキノンの濃度を確認
ハイドロキノンを使用する際は、肌質や目的に応じて適切な種類を選ぶことが大切。敏感肌の人や初めて使用する人は、低濃度のハイドロキノンを選ぶことで、肌への刺激を最小限に抑えられる。
濃度が高いものを使用する場合はとくに長期間使用は避けて。一定以上の濃度を求める場合は、医師による処方が必要になるので、クリニックなどで相談して。
相乗効果が期待できる成分の有無をチェック
クリームに配合されたハイドロキノン以外の成分が、相乗効果をもたらすこともある。たとえば、「ビタミンC」や「リコリスエキス」など、肌を健やかに保つ成分がおすすめ。ただし、これらの成分がすべての人に合うとは限らないので、事前にパッチテストを行ってから使用しよう。
3.【編集部おすすめ】人気のハイドロキノンクリーム5選
LANTELNO
White HQ Cream
10g 2990円
多彩な美容成分を配合。潤いとハリのある肌に導く
成分、濃度、製法にこだわって開発した、乾燥によるくすみにアプローチするクリーム。
保湿成分の「グリセリン」をベースにすることで、安定性をキープ。「セラミドEOP」「セラミドNG」「セラミドNP」「セラミドAP」などのヒト型セラミドや「水溶性コラーゲン」「プラセンタエキス」などの保湿成分も含まれている。
肌への負担に配慮し、成分にこだわっている。
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プラスキレイ
プラスナノHQモア
5g 2200円
話題の成分をギュッと詰め込んだ美容ケアクリーム
整肌成分の「ハイドロキノン」を4%配合した美容クリーム。2種類の幹細胞エキス「ヒト脂肪細胞順化培養液エキス」「リンゴ果実培養細胞エキス」も保湿成分として加えている。
さらに「レスベラトロール(整肌)」「パルミチン酸レチノール(保湿)」など、話題の美容成分も凝縮。いつものスキンケアにプラスするだけで、潤いのあるキメの整った肌へと導く。
米粒1個分を、スキンケアの最後にのせてなじませて。年齢を重ねても、自信の持てる素肌をめざそう。
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VELUS
HQ White Cream
15g 7980円
就寝前のケアに取り入れて、輝く肌へ
乾燥によるくすみをケアし、輝く肌へと導くナイトケアクリーム。メラニンの生成を抑制する「ハイドロキノン」を配合している。
「プラセンタエキス」「ビタミンC誘導体」「ヒアルロン酸」などの保湿成分も配合し、日本人の肌に合わせて設計されている。
合成香料、合成着色料、パラベン、鉱物油、アルコール、旧表示指定成分、フェノキシエタノール、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、シリコンは不使用。毎晩のスキンケアに取り入れやすい。
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KISO CARE
ハイドロクリーム SHQ-10
6g 2526円
肌にたっぷりの潤いを与えて、輝きを引き出す
ハリ低下などの年齢サイン、乾燥によるくすみやキメの乱れが気になる人におすすめのスキンケアクリーム。特殊技術によって、持続性を高めた「安定型徐放性ハイドロキノンSHQ-1(※1)」を採用している。
美肌に特化した成分を凝縮配合し、乾燥による肌荒れを予防。年齢を重ねた肌にもハリとツヤを与える。
パラベン、合成香料、合成着色料、シリコン、石油系アルコール、石油系界面活性剤、ミネラルオイル、紫外線吸収剤は不使用。シンプルなパッケージで、手に取りやすい価格を実現している。
※1 セタルコニウムクロリド、ハイドロキノン(整肌)
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KAYUTE
HQ Crysta
20g 2980円
肌なじみのよいテクスチャーで、潤いを補給
メラニンの生成を抑制するハイドロキノンを配合したクリーム。肌の悩みに寄り添うため、各成分の濃度にもこだわっている。
「ツボクサエキス(CICA)」「セラミドNP」「セラミドAP」などの保湿成分を加え、バリア機能をサポート。みずみずしく潤う、健やかな状態をキープする。
伸びのよいなめらかなテクスチャーで、使い心地も良好。シリコーン、鉱物油(ミネラルオイル)、エタノール、石油系界面活性剤、小麦・卵・甲殻類由来成分、セタノール、クロルフェネシン、メチルイソチアゾリノン類、紫外線吸収剤、紫外線散乱材、パラベン類、香料、着色料は使用していない。
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4.ハイドロキノンクリームを使う際の注意点
初めて使用する場合は、使用前にパッチテストを行う
ハイドロキノン製品を初めて使うときは、パッチテストを行おう。とくに敏感肌の人は、外部の刺激に対して反応しやすいため、事前のテストが欠かせない。自然由来の成分であっても、アレルギー反応を示すことがあるので注意して。
使用中は紫外線対策を徹底する
ハイドロキノン製品を使用する際、紫外線には注意が必要。防御機能も持つメラニンの生成を抑制する働きがあるので、紫外線の影響を強く受ける恐れがある。日中に外出する際は必ず日焼け止めを塗り、日傘を差すなど、十分な紫外線対策を心がけよう。
冷暗所で保管して早めに使い切る
ハイドロキノンは酸化しやすい特徴を持つため、適切に保管することが重要。直射日光や高温多湿の場所は避け、冷暗所で保管しよう。
品質の低下を防ぐためには、開封後にできるだけ早く使い切ることも大切。クリームの変色が見られた場合は、使用しないように注意して。
肌に異常が出た場合は使用を中止し、医師に相談する
使用中に肌の異常が見られたときは、直ちに使用を中止し、必要に応じて医師の診察を受けて。使用方法や適量を守ってもトラブルが生じる場合は、個人の肌質が原因として考えられる。肌の状態を気にかけ、異常を感じたら迅速に対応しよう。
5.ハイドロキノンクリームに関するQ&A
ハイドロキノンクリームを顔全体や広範囲に塗っても大丈夫?
製品によっては、広範囲に使用することが推奨されないものもあります。必ず説明書を確認し、指示に従いましょう。用途の注意書きがない場合は広範囲に使用しても問題ありませんが、皮膚の薄い目の周りなどは刺激になりやすいので、様子を見ながら使用してください。
使い続けていたら少し赤みが出てきたけれど、使い続けていい?
赤みが強くなってきたり、ヒリヒリとした痛みを伴ったりする場合は使用量を減らしましょう。それでも異常が見られる場合は使用を中止し、医師に相談してください。
どのくらい使い続ければ、効果を実感できる?
効果を感じるまでの期間には個人差がありますが、2~3カ月ほど使い続けてみて、様子を見るのがおすすめです。