女性におすすめの電気シェーバー8選!つるつるになるアイテムの選び方は?

顔、身体のムダ毛処理や、サロンやクリニックでの脱毛前処理に便利な電気シェーバー。しかし、全身用、VIO用、顔用などさまざまなタイプがあり、商品によって性能も異なるため、どれを選べばいいか迷っている人も多いのでは? そこで今回は、女性向け電気シェーバーのおすすめ8選や、電気シェーバーを使うメリット、商品の選び方などについてご紹介。つるつるに剃るためのコツにも触れるので、ぜひ参考にしてみて。

更新日:2023/04/21

今回お話を聞いたのは・・・フェミークリニック総院⻑ 北山 英美子

東邦大学医学部卒業。1999年に同大学形成学科に入局し、2003年に渋谷フェミークリニックを開院、06年にフェミークリニックの総院長に就任。現在東京に4院、大阪に2院を構える。女性としての感性を大切に、悩みに寄り添う丁寧なカウンセリングや技術に定評。

フェミークリニック

1. 女性のムダ毛処理に電気シェーバーを使うメリットとは?

まずは、電気シェーバーにはどのようなメリットがあるのかを紹介。電気シェーバーならではの特徴を理解しておこう。

カミソリで処理するより肌を傷めにくい

電気シェーバーは刃先が肌へダイレクトに当たらないよう設計されているため、肌を傷つけにくい。肌が敏感な人や、肌荒れしやすい人でもトラブルを起こしにくいのがメリット。

カミソリを使った後の乾燥感やヒリヒリ感は、肌がダメージを受けて傷ついている状態。カミソリを使った場合、刃先が皮膚の必要な角質まで削ってしまうため、深剃りすると出血してしまう恐れも。

とくにVIOは粘膜に近くデリケートな部位なので、傷つけないように注意したい。安全性や肌への優しさを重視する人は、電気シェーバーでのセルフケアを試してみて。

広範囲の処理でも疲れにくい 

脚や腕など広範囲のムダ毛処理は、カミソリでやると時間がかかって疲れてしまいがち。力を入れずに使える電気シェーバーなら、手軽かつ効率的にシェービングができる。ヘッドが大きめに設計されたものを使えば、お手入れの時短もめざせるはず。

また、サロンやクリニックで全身脱毛を受けるなら、施術前に顔、ボディ、VIOなど全身のムダ毛を自己処理する必要がある。できるだけ時間をかけずに脱毛前の処理をしたいなら、ひとつは用意しておくと便利。

シェービングクリームなどをつけなくても処理できる

乾いている肌へダイレクトに使用できるのもメリット。カミソリを使う場合はシェービングクリームやフォームをつけないと、カミソリ負けや肌荒れを引き起こす恐れがある。

電気シェーバーならドライな肌の状態でそのまま使えるので、時間や手間を省くことが可能。外出先などで剃り残しに気づいたときにも、サッと気軽に処理できる。

専門家のアドバイス

フェミークリニック総院⻑ 北山 英美子

カミソリや毛抜きによる自己処理で生じた肌のダメージは、積み重なることで色素沈着のトラブルにつながります。出来る限り負担の少ないツールを使用することはとても大切です。それでも肌ダメージはゼロではないので、毎日のように頻繁に行うことは避けた方が良いでしょう。

自己処理は時間もかかりますし、発毛がある限りずっと続く習慣になるため、負担に感じている方や自己処理で肌荒れを生じやすい方は、医療脱毛をするのがおすすめです。

2.女性向け電気シェーバーの選び方

電気シェーバーを選ぶときにチェックしたい、具体的なポイントをご紹介。自分に合うものを探すためのヒントにしてみて。

使いたい部位に合うタイプを選ぶ

電気シェーバーは大きく分けると、ボディ用、顔用、VIO用の3種類。
使いたい部位に適した電気シェーバーを使うことで、肌の凹凸やカーブにしっかりフィットし、よりきれいな仕上がりをめざせる。自分がどのパーツを処理したいかを考え、合うものを選ぼう。

ボディ用

腕、脇、脚などの部位に使うなら、ボディ用の電気シェーバーをチョイス。比較的太いムダ毛でも、しっかり剃れるように設計されている。刃の面積が広いタイプもあるので、広範囲の毛を効率的に処理したいならチェックしてみよう。

ただし、多くのムダ毛を一気に処理できるぶん、毛の詰まりやすさには注意する必要がある。使う頻度が高いアイテムなので、耐久性の高さも確認しておくのがおすすめ。とくに毛が太い人や剛毛の人は、実際に使った人の口コミを参考に、タフに使えるものを選んで。

顔用

眉毛や顔の産毛のお手入れには、顔専用の電気シェーバーがあると重宝する。ヘッドがコンパクトに設計されており、鼻や口の周辺もスムーズに剃れるのがポイント。スティックタイプのものが多く、バッグやポーチに入れてスマートに持ち歩ける。

商品によっては、眉毛のような太い毛に当てると刃の動きが悪くなるものもあるので注意。細い産毛から濃い毛にまで対応できるか、事前によく確認して。

VIO用

アンダーヘアのお手入れをするなら、VIO用シェーバーを揃えておきたい。刃が肌に当たらないようガードできるものが多く、デリケートなVIOを傷つけずに処理ができる。

VIOのどの部位に使うかによって、適したタイプが異なるので覚えておこう。処理する範囲の広いVラインには、ヘッドが大きめのものを使うとスムーズ。細かい処理が必要なI、Oラインに使うなら、ヘッドが小さくカーブしたタイプを選ぶと、フィット感が高くつるつるに剃りやすい。

電源タイプは、使うシーンをふまえて選ぶ

電気シェーバーの電源タイプには、主に「交流式」「充電式」「電池式」の3種類。重視するポイントや使うシーンをふまえて、より便利に使えるものを選ぼう。

自宅で使うことが多いなら、コンセントに差して使う「交流式」がおすすめ。電池交換や充電の手間が必要なく、使用中にバッテリーや電池切れで動かなくなる、といったトラブルも防げる。比較的低価格な傾向があり、初期費用を抑えられるのもメリット。

外でも使う機会があるなら、「充電式」や「電池式」が便利。コードレスなので取り回しがよく、場所を問わず手軽に使いやすい。コンパクトなタイプが多いため、旅行や出張などにも気軽に持って行ける。

防水タイプなら、入浴中の使用や丸洗いが可能

防水機能がついたモデルなら、お風呂場でも使用できる。入浴のついでに使い、シェービング後のムダ毛を水でサッと洗い流せるので効率的。

電気シェーバーを使うと刃先にムダ毛が絡まりやすく、使用後についた汚れから雑菌が繁殖してしまうことも。刃先が汚れていると肌トラブルを引き起こす恐れがあるため、汚れても丸洗いできる完全防水タイプは衛生的に使えて便利。ただし、本体の水洗いがNGである商品もあるので、事前に説明書をよくチェックして。

軽量タイプならシェービング時に疲れにくい

軽い電気シェーバーなら使用中に疲れにくく、細かな部分も小回りがきく。片手で使うことが多いので、重いと疲れて負担になり、脇の下や背中などはうまく処理できないことも。軽量なシェーバーなら、利き手ではない手で処理するときや長時間使う場合でも、無理なく剃れる。

また軽量タイプは、外出先へ持ち歩く機会が多い人にもおすすめ。気軽に荷物へ入れられ、旅先でもしっかりムダ毛のケアができる。

アタッチメントがあれば、幅広い用途に使える

1本の電気シェーバーを多用途に使いたいなら、アタッチメントの有無もチェックして。刃先の部分を付け替えるだけで、さまざまな部位に対応できる。

たとえば、コームやブラシなどのアタッチメントがついた顔用シェーバーなら、眉毛を整えるときに役立つ。トリマー刃とネット刃を付け替えられるタイプは、剃り跡をよりつるつるに仕上げられるので便利。ムダ毛のボリュームダウンに使えるアタッチメントがついたモデルもあるので、自分に必要なものを選んでみよう。

3.【編集部おすすめ】女性に人気の電気シェーバー8選

女性向け電気シェーバーの中から、編集部おすすめのアイテムを8つご紹介。それぞれの特徴をチェックし、お気に入りを見つけて。

コイズミ

フェイス&ボディシェーバー KLC-0720

2178円

暗い場所でも見やすく、剃り残しを防げるLEDライト付き

回転式のステンレス刃が、ムダ毛をしっかりとらえてカット。刃が直接当たらないので肌にやさしく、肘や膝などカーブがある部分の毛も処理しやすい。

LEDライトで肌を照らせるため、暗い場所でも目視しやすく、剃り残しのチェックが可能。アタッチメントは水洗いに対応しているから、使用後のメンテナンスも簡単。

キャップ付きで携帯や収納がしやすく、外出先でもサッとお手入れできるのが嬉しい。鞄に入れてもかさばらないコンパクトサイズなので、旅行や出張で重宝しそう。

シック

ハイドロシルク V.I.Oダブルシェーバー

2480(Amazon)円

刃が直接肌に触れない設計。やさしくVIOケアができる

VIOの自己処理に便利な、乾電池式の電動シェーバー。トリマーとネット刃の2種類のヘッドが付属しているので、部位に合わせて使い分けられる。

デリケートな部分や見えにくい部分をやさしくケアできるよう、刃が肌に直接触れないように設計。付属のトリマーアタッチメントを使えば、Vラインの毛を4段階の長さで整えることが可能。

本体は軽くコンパクトな設計で、I、Oラインのお手入れをするときも疲れにくい。本体、トリマー、ネット刃には防水加工が施されており、使用後は丸ごと洗って清潔に保てる。

ダイレクトテレショップ

フローレス

4400円

水やシェービングクリームが不要。外出先でも手軽に使える

シェーバー部分を肌に当てると、回転刃が動いて産毛を逃さずキャッチ。刃が肌に直接当たらない構造なので、水やシェービングクリームがなくても使える。外出先で手早く顔剃りがしたいときに便利。

シェーバー部分には、ニッケルフリーの18金ゴールドプレートを採用。LEDライトを搭載しており、薄暗い場所でも手元を照らせるため、ムダ毛の見落としを防げる。

カラーバリエーションは、ホワイト、ピンク、ラベンダー、ブラック、シャイニーピンク、りんごキティの6種類。コスメのような上品なデザインなので、ポーチに入れて違和感なく持ち運びやすい。

パナソニック

サラシェ ES-WL50

1998(Amazon)円

ドライ剃りと泡剃りの両方に対応。防水仕様で水洗いができる

ドライとウェットの両方に対応した、パナソニックのロングセラー商品。ネット刃とトリマー刃の2種類が搭載されており、肌当たりがやさしいので、肌を濡らさなくてもお手入れができる。

ポップアップトリマーを出して使えば、長い毛や寝た毛のシェービングも可能。ビキニコームが付属していて、アンダーヘアの毛量調整までこなせるのが嬉しい。

IPX7の防水仕様で水洗いができるため、使用後のメンテナンスに手間がかからない。電源スイッチはロックボタン付きで、持ち運び中の誤作動を防げる。

パナソニック

フェリエ フェイス用 ES-WF61

3577(Amazon)円

ヘッドが肌の凹凸に合わせて動き、産毛をしっかりカット

約0.12mmの薄刃を使用したフェイス用シェーバー。刃先が丸いので肌への負担が少なく、石けんやローションがなくてもやさしく剃れる。刃はステンレス素材で、切れ味が落ちにくい。

アルカリ乾電池のほか、充電式電池にも対応。ヘッドが肌の凹凸に合わせてスイングするため、細かい産毛もすっきり処理できる。メイクのりのいい、なめらかな肌をめざしたいならおすすめ。

眉毛を剃るときにまつ毛を保護するカバーや、3段階で高さ調節ができる眉コームが付属。ピンク、ルージュピンク、ホワイトの3色で展開されているので、好みに合うものを選んで。

パナソニック

ボディフェリエ ES-WR51

5290円

溝幅が広いボディ専用刃で、さまざまな部位に使用できる

ドライ剃り用のボディ専用シェーバーで、約0.12mmの薄刃がムダ毛をしっかりカット。刃先が丸く、肌を傷つけにくいように設計されている。

刃の溝幅が広く作られており、腕、脚、ワキ、Vラインなどさまざまな部位に対応。石けんやローションが必要ないため、気になったときにサッとセルフケアができる。

密着スイングヘッドが肌の凹凸に合わせて動くため、シェービング時の剃り残しも出にくい。光美容器を使用する前や、脱毛サロンに行く前のお手入れに活用してみて。

ブラウン

シルク・エピル LS5160R1

2592(Amazon)円

シェーバー、トリマー、足の角質ケア機能が付いた、1台3役シェーバー

1台でシェーバー、トリマー、足の角質ケアの3役をこなせるマルチな商品。丸みのあるヘッドがやさしくフィットするため、ワキやVラインなどのデリケートな部分にも使える。

付属のトリミングコームを取り付ければ、アンダーヘアのボリューム調整も可能。フローティング網刃とトリマーにより、ムダ毛を根元からしっかりカットできる。

完全防水設計なので、お風呂やシャワーのついでにお手入れができて便利。使用後は丸ごと水洗いができるため、お手入れの手間がかからないのも嬉しいポイント。

貝印

bi-hada ompa

1650円

音波振動により、肌への負担を抑えながらムダ毛ケアができる

産毛ケアに注目して開発された、女性用の音波振動カミソリ。1秒間に約100回振動し、肌に触れる回数を減らすことで、やさしい剃り心地を実現している。

刃には小さなガードがついているため、敏感肌の人でも使いやすい。持ち運び中の誤作動を防げるよう、キャップを閉めるとスイッチがオフになる機能も搭載している。

リーズナブルな価格ながら替刃が2個ついているので、長く使えるのも魅力。コンパクトなサイズで鞄やポーチに入れやすく、外出先でも重宝しそう。

4. 電気シェーバーで肌をつるつるにするためのポイントは?

ムダ毛を処理するときは、ちょっとしたポイントを押さえることで、つるつるの肌に仕上げられる。電気シェーバーの使い方におけるポイントを3つ紹介するので、ぜひ試してみて。

剃る前にムダ毛を短くカットしておく

長いムダ毛は、事前にハサミを使い短くカットしておくのがおすすめ。毛足が長いと電気シェーバーの刃と絡まり、うまく剃れないことも。

特に、太く濃い傾向があるV、Iラインのムダ毛は、あらかじめカットすると全体の毛量が減り、処理しやすくなる。Vラインの毛を一部残して剃る場合は、残す部分の毛をヒートカッターでカットし、チクチクしないように整えよう。

肌をピンっと張った状態で剃る

ムダ毛をきれいに剃るためには、肌を指で軽く引っ張り、毛を立たせた状態で剃ることがポイント。肌を引っ張らずにそのまま剃ると、刃先がムダ毛の根元にフィットせず、残ってしまうこともある。

とくに産毛が寝てしまいやすい顔や、皮膚がたるみやすい脇の下、Iラインなどを剃る際は意識してみて。

毛並みに沿ってシェーバーを当てたあと、逆剃りして仕上げる

つるつるの仕上がりをめざすなら、まずは毛並みに沿ってシェーバーを当て、仕上げに毛の流れに逆らうようにして剃るのがコツ。はじめから逆剃りをしたほうが効率はいいものの、毛が強く引っ張られるため肌を傷める原因にもなる。

とくにデリケートゾーンは、肌に負担がかかりやすいので注意が必要。基本的には毛流れに沿ってシェーバーを動かし、強く押し当てないよう慎重に処理しよう。メーカーが推奨する当て方を記載している場合もあるので、商品の説明書や公式サイトをチェックしてみて。

5. 女性向け電気シェーバーに関するQ&A

電気シェーバーは毎日使ってもいい?

毎日使用することは避け、1週間に1回など、何日か間隔を空けてから使うようにしましょう。電気シェーバーは比較的肌に優しいと言われていますが、毎日同じ部位に使うと肌に負担がかかり、肌荒れが起きやすくなります。

またシェービング後は肌が乾燥しやすく、頻繁に処理すると痒みを感じてしまうことも。適度な使用を心掛け、処理後はボディローションなどでしっかり保湿ケアをしてください。

電気シェーバーの刃を交換するタイミングは?

刃を交換する時期は製品により異なりますが、一般的には1〜2年に一度ほどだと言われています。商品の使用説明書を確認し、推奨されているタイミングで交換するようにしましょう。

ただし、シェーバーを使い続けると刃が劣化し、剃り味が悪くなってきます。切れ味の悪さや引っ掛かりを感じた場合には、交換時期前でも刃を交換するのがおすすめです。

電気シェーバーは何もつけずに剃れる?

電気シェーバーは何もつけずにドライな肌状態でも剃ることが可能です。そのまま剃ることで剃り残しを確認しやすくなり、きれいな仕上がりをめざせます。肌への負担が気になる場合は、防水機能がついたモデルを選び、シェービングフォームやクリーム、ローションなどで保護しながら剃るのもひとつの手でしょう。

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※記事は2023年4月21日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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