髪の潤いをキープする方法とは?美容師に聞いたおすすめの保湿ケアを紹介

空気の乾燥やダメージなどでパサつきがちな髪の毛。潤いたっぷりの若々しい美髪を保つためには、保湿ケアが欠かせない。しかし、具体的にどのようなケアを行えばよいのかわからない人も多いのでは? そこで今回は、muruchura KAMEARI 亀有店スタイリスト・岩岡 和哉さんに聞いた、髪に潤いを与え、しっとりツヤツヤに仕上げるためのケア方法を詳しくご紹介。すぐに実践できるものばかりなので、ぜひ日々の習慣に取り入れてみて。
更新日:2025/03/11
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今回お話を聞いたのは・・・

muruchura KAMEARI 亀有店スタイリスト 岩岡 和哉さん
「muruchura KAMEARI 亀有店」のスタイリストとして活躍。独自のセンスで、1人ひとりのライフスタイルに寄り添ったカットやカラーを提供する。オージュアソムリエの資格を持ち、髪質に合わせた最適なヘアケアも得意。トレンドを取り入れながらも個性を引き立てるスタイルを提案し、ほかと一線を画す感性でワンランク上のおしゃれを実現する。
Instagram:@kazuya_1101_
1.髪の毛の潤いが不足し、乾燥する原因は?

髪が乾燥してパサつくのは、ヘアカラーやパーマ、熱ダメージ、紫外線などにより髪の表面にあるキューティクルが傷つき、剥がれることが原因。髪の毛の内部にあるタンパク質や脂質が流出しやすくなり、内部密度が下がってハリ、コシの低下につながる。指通りが悪くなる、枝毛や切れ毛が目立つ、まとまらずに広がるなどの状態が見られたら、潤いをプラスするケアが必要。
また、頭皮の乾燥も髪がパサつく原因のひとつ。毛根のある頭皮が健康でない場合、生えてくる髪も水分などのトラブルを抱えやすい。潤いのある髪をめざすなら、髪と頭皮の両方にアプローチするケアがおすすめ。
髪の質感は全体の印象にも影響し、パサついていると老けて見えてしまうことも。若々しい美髪を保つために、年代を問わず保湿ケアを取り入れよう。
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髪にうるおいを求める人必見。花王100年のヘアケア研究からたどり着いた、ヘアケアの答え
髪を構成する大切な要素である「タンパク質」と「脂質」。美髪に必要不可欠な、このふたつの要素に着目して花王がたどり着いた「美髪5大必須成分(※1)(補修)」を配合したシャンプー。シャンプー内のラメラ層に、ケア成分を蓄える花王の独自技術「ラメラプラットフォーム技術」を採用。今まで大量配合が困難だった、脂質類のヘアケア成分(※2)(補修)を花王従来品比約12倍配合。
ケア成分が十分に行き渡るよう、泡立てる前に髪全体へ塗り広げる「塗り洗い」がおすすめ。美容液のようなとろみのあるテクスチャーが髪1本1本を包み込み、潤い・まとまり・ツヤ・なめらかさ・しなやかさのすべてを満たす美髪へと導く。
ノンシリコーン処方で、サルフェートフリー、パラベンフリー、合成着色料フリー。清々しい印象のベルガモット&ダフネの香りでリラックスできるのも嬉しい。同ブランドのトリートメントとあわせて取り入れ、ダメージが気になる髪をしっかりケアしてみて。
※1 加水分解ケラチン(羊毛)、セラミドα(ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン)、リンゴ酸、ラノリン脂肪酸、脂肪酸グリセリドα(オリーブ果実油)
※2 ラノリン脂肪酸、セラミドα(ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン)
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摩擦・紫外線等による日常ダメージには「ジアンサーEXモイストヘアトリートメント」、コテ・アイロン等の熱ダメージには「ジアンサーEXグロスヘアトリートメント」、繰り返すカラーダメージには「ジアンサーEXリペアヘアトリートメント」がおすすめ。
糸を引くほど濃密なテクスチャーで髪全体を包み込み、毛先まで集中補修。シャンプーと同じく凛として洗練されたベルガモット&ダフネの香りで、バスタイムが至福のひとときに。
※ 加水分解ケラチン(羊毛)、セラミドα(ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン)、リンゴ酸、ラノリン脂肪酸、脂肪酸グリセリドα(オリーブ果実油)
2.自分の髪が潤っているかチェックする方法

髪の潤いを確かめる方法には、「目で見る」と「触る」2つの方法がある。
まず、鏡で髪の色、ツヤ、動き、シルエットをチェック。潤いのある髪はツヤがあり、自然なまとまりがあるが、乾燥しているとパサつき、くすんで見えたり広がったりする。
次に、手ぐしで髪の手触りを確かめる方法。根元から毛先に指を通し、握り込んで髪の弾力を確認する。折れたり反発したりしなかったら、あまり傷んでいない状態。ざらついた箇所を横に引き出したとき、S字状になっていたら注意して。
3.【入浴中】髪の潤いを保つための3つのポイント
髪に潤いを与えるために実践したい、入浴中のケア方法を3つご紹介。

高保湿なシャンプーを選ぶ
髪や頭皮の乾燥を防ぐために、高い保湿力が見込めるシャンプーがおすすめ。
シャンプーには、「ヒアルロン酸」「グリセリン」「アミノ酸」「ケラチン」といった保湿成分や、「アルガンオイル」「オリーブオイル」「ホホバオイル」などのオイル成分が含まれていることも。パサつきが気になる髪に潤いを与え、しなやかにする効果が見込める。
保湿成分の配合数だけでなく、配合量もチェックしよう。化粧品の場合は全成分の表示義務があり、成分表では配合量が多い順に記載されている。
また、メインで使われている洗浄成分も確認してみて。乾燥による頭皮のかゆみや髪のパサつきが気になるときは、「アミノ酸系」や「カルボン酸系」の洗浄成分がおすすめ。比較的穏やかな洗浄力で肌をいたわりながら洗えるため、しっとりした仕上がりをめざしやすい。

正しいシャンプーの手順を心がける
髪を傷めずにしっかり汚れを落とせるよう、シャンプーの正しい手順も意識して。
まずは髪が乾いた状態でブラッシングし、髪の絡まりをほぐしながら大きな汚れを落とす。その後38℃程度のぬるま湯で全体を予洗いし、お湯で落とせる汚れを落としておこう。
シャンプーで洗うときは爪を立てず、指の腹で揉むようにする。髪全体を包み込むようにして、しっかり泡立てながら汚れを落とそう。ゴシゴシと強く擦ると摩擦によるダメージが生じ、パサつき、ゴワつきの原因となり得るため注意。
洗い終わったら、シャンプーが残らないよう丁寧に流して。シャンプーの成分が髪や頭皮に残っていると、トラブルにつながる恐れがある。

トリートメントで髪の内部に潤いを与える
シャンプーの後は、トリートメントを使おう。お風呂で使うインバストリートメントには、シャンプー後のデリケートな髪をいたわり、ダメージを補修したり髪内部に潤いを与えたりする効果が期待できる。キューティクルが開いている濡れた状態の髪に使うため、成分を髪の内部に浸透させやすい。
シャンプーをしたら、まずは手でしっかりと水気を切り、毛先から髪の真ん中に向かってトリートメントをなじませて。頭皮につけると、毛穴に詰まりトラブルの原因になる恐れがあるため注意しよう。髪の長い人は、目の粗いコームを使うとトリートメントが均等に行きわたりやすくなるが、髪が短い男性は手ぐしでなじませるだけでも十分。
商品に記載されている時間放置したら、ぬるぬる感がなくなるまで丁寧にすすごう。
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ケア成分が十分に行き渡るよう、泡立てる前に髪全体へ塗り広げる「塗り洗い」がおすすめ。美容液のようなとろみのあるテクスチャーが髪1本1本を包み込み、潤い・まとまり・ツヤ・なめらかさ・しなやかさのすべてを満たす美髪へと導く。
ノンシリコーン処方で、サルフェートフリー、パラベンフリー、合成着色料フリー。清々しい印象のベルガモット&ダフネの香りでリラックスできるのも嬉しい。同ブランドのトリートメントとあわせて取り入れ、ダメージが気になる髪をしっかりケアしてみて。
※1 加水分解ケラチン(羊毛)、セラミドα(ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン)、リンゴ酸、ラノリン脂肪酸、脂肪酸グリセリドα(オリーブ果実油)
※2 ラノリン脂肪酸、セラミドα(ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン)
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髪のダメージ悩みに合わせて、花王100年のヘアケア研究からたどり着いた「美髪5大必須成分(※)(補修)」の配合量を変えた3タイプから選べるトリートメント。
摩擦・紫外線等による日常ダメージには「ジアンサーEXモイストヘアトリートメント」、コテ・アイロン等の熱ダメージには「ジアンサーEXグロスヘアトリートメント」、繰り返すカラーダメージには「ジアンサーEXリペアヘアトリートメント」がおすすめ。
糸を引くほど濃密なテクスチャーで髪全体を包み込み、毛先まで集中補修。シャンプーと同じく凛として洗練されたベルガモット&ダフネの香りで、バスタイムが至福のひとときに。
※ 加水分解ケラチン(羊毛)、セラミドα(ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン)、リンゴ酸、ラノリン脂肪酸、脂肪酸グリセリドα(オリーブ果実油)
4.【お風呂上がり】髪の潤いを保つための2つのポイント
髪の潤いをキープするには、入浴後のケアも重要。以下の2点を意識してみて。

アウトバストリートメントで髪の表面を補修、保護する
お風呂上がりには、ヘアオイルやヘアウォーターなどのアウトバストリートメントを取り入れるのがおすすめ。
アウトバストリートメントとは、タオルドライ後の髪や乾いた髪につける、洗い流さないトリートメントのこと。インバストリートメントとは役割が異なり、髪表面のキューティクルを補修したり、コーティングして乾燥やダメージから守る効果が見込める。
なかには、ドライヤーの熱に反応してキューティクルを補修する、ヒートケア成分を含むものも。ドライヤー後もしっとりツヤのある仕上がりをめざすならチェックしてみて。

ドライヤーの当て方に注意して、根元から毛先の順に乾かす
ドライヤーの使い方を間違えると髪を傷める原因になるため、正しく乾かすことが大切。まず、タオルでしっかり水気を取っておくと、余分な熱をかけずに済む。
ドライヤーは頭皮から20cmほど離し、70〜80℃の温度で乾かすのが理想的。吹き出し口の温度は100〜120℃と高温なので、距離を取ることで熱ダメージを抑えられる。
乾かす順番は、根元→中間→毛先の順が基本。指を通しながら、上から下へ向かって風を当てると、まとまりよく仕上がる。逆に、下から風を当てると広がりやすくなるので注意。8割ほど乾いたら、仕上げにキューティクルの流れに沿って温風を当て、最後に冷風で引き締めるとツヤが出やすい。
また、髪の乾燥やダメージが気になる場合は、高温になりすぎないドライヤーや、温度調整機能・マイナスイオン機能がついたモデルを選ぶのもおすすめ。
5.【日常生活】髪の潤いを保つための4つのポイント
髪や頭皮の乾燥は、日常生活で行う習慣が原因であることも。入浴時に限らず、普段から乾燥対策を心がけよう。

1年を通して紫外線対策を忘れずに
髪の毛が紫外線によるダメージを受けると、パサつきの原因に。外出時にはUVカット効果のあるヘアミストやスプレーを使い、対策を行おう。日傘を差したり、帽子を被ったりして物理的に紫外線を防ぐのも効果的。

スタイリングでヘアアイロンを当てすぎない
ヘアアイロンやコテを使ったスタイリングは、熱によるダメージを避けるため、できるだけ低温で短時間に抑えることが大切。高温で何度も通すより、適切なスタイリング剤を使って形をつけるほうが髪にやさしい。
特に、ブリーチをしている髪は120〜140℃、それ以外の髪でも160℃を超えない温度設定を意識しよう。180℃以上は縮毛矯正レベルの高温になり、髪への負担が大きくなるので注意が必要。
また、アイロンを使う前は髪をしっかり乾かそう。濡れた状態でアイロンを当てると、水分が一気に蒸発してキューティクルが傷む「水蒸気爆発」が起こりやすくなる。
熱ダメージを防ぐためにも、ヘアミルクやヘアクリームなどの保護剤を併用するのがおすすめ。最近では、水蒸気爆発を抑える構造のアイロンもあるので、髪の潤いを守りたい人はチェックしてみよう。

栄養バランスに配慮した食事や、十分な睡眠をとる
特に タンパク質は髪の主成分「ケラチン」の材料になるため、自分の体重×2gを目安に摂取するのがおすすめ。足りない場合はプロテインも活用しよう。
また、レバーやカシューナッツといった亜鉛はケラチン生成を助け、髪の強度を高める。さらに、ビタミンB2・B6 は頭皮環境を整え、健康な髪を育てるのに役立つ。
食事だけでなく、ヘッドマッサージを取り入れるのもおすすめ。シャンプー時に指の腹でやさしくほぐす習慣をつけ、血行を促進しよう。

定期的にスペシャルケアを取り入れる
普段のヘアケアに加えて、定期的にスペシャルなケアを取り入れると、より髪の潤いをキープしやすい。入浴中にヘアパックやヘアマスクをしたり、サロンでプロのトリートメントを受けたりと、乾燥しがちな髪と頭皮をいたわろう。自宅でのケアは2週間に一度、サロンでのケアは1~2カ月に一度を目安にするのがおすすめ。
6.髪の潤いケアに関するQ&A
最後に、髪の潤いケアに関するQ&Aを紹介。疑問点があれば解消しておこう。
Q.メンズにも髪に潤いを与えるケアは必要?
A.男性も頭皮や髪が乾燥することがあるため、保湿ケアを行うのがおすすめです。男性は女性に比べて皮脂分泌が多い傾向がありますが、洗浄力の強いシャンプーを使うと必要な油分まで落としてしまい、かえって乾燥を引き起こすことも。
そのため、週に1~2回程度のトリートメントを取り入れるのがおすすめです。べたつきが気になる場合は、髪の状態に合わせて頻度を調整するとよいでしょう。
また、頭皮用トリートメントを使うと、血行促進やかゆみ・フケ対策にもなります。必要に応じて、メンズ向けの保湿シャンプーやトリートメントを取り入れてみてください。
Q.市販のシャンプーでも髪に潤いは十分与えられる?
A.ドラッグストアなどで手に入る市販シャンプーでも、髪質や肌に合うものであればしっとり感を得られます。サロンで扱うシャンプーは、髪質に合わせて細かく設計されているものが多いものの、必ずしも使う人に合うとは限りません。長く使い続けることを考慮し、予算の範囲内で自分に合う成分のシャンプーを選びましょう。
Q.ヘアカラーやパーマによるパサつきを抑えるにはどうしたらいい?
A.ヘアカラーやパーマは髪内部のタンパク質を流出させやすく、パサつきの大きな原因となるため、ダメージを補修するアフターケアが欠かせません。カラー後用のシャンプーを使ったり、より丁寧に保湿したりと気を配りましょう。冬など特に乾燥しやすい季節や、髪のダメージが気になる状態のときは、ヘアカラーやパーマの頻度を減らすことも大切です。
Q.髪に潤いを与えるには、ヘアミルク、ヘアウォーター、ヘアオイルのどれがいい?
A.油分がメインのヘアオイルには、髪の毛1本1本をコーティングして外的刺激から守る効果が期待できます。特に髪が硬く広がりやすい人の場合、髪の毛をしっとりとまとめ、ツヤを与えるのに役立ちます。
水分がメインのヘアウォーターは潤い補給に特化しており、熱や乾燥などのダメージ対策におすすめです。サラッと仕上がるので朝のスタイリングにも使いやすく、パサつきを抑えて扱いやすい髪に導きます。
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