髪のうねりで悩む40代向けのおすすめ市販シャンプー&コンディショナー13選!原因や対策も
年齢を重ねるごとに、髪のうねりが気になる人は多いもの。扱いやすい髪にするためには、原因を知ってシャンプーなどを見直し、適切に対処していく必要がある。そこで今回は、40代ごろから髪がうねりやすくなる原因から正しい対処法、市販のおすすめシャンプー&コンディショナーまで解説。さっそく毎日のヘアケアに役立てて、鏡を見たくなる素直な髪をめざそう。
更新日:2024/09/26
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今回お話を聞いたのは・・・
Hair Make CULMINE 美容師 大川 宏美さん
髪の“美しさ”を第一に考えたヘアデザインと、高いシャンプー技術、スパのようなリラックス空間で人気の、東京銀座の美容室「Hair Make CULMINE(ヘアー メイク クルミネ)」。
そんな同サロンの代表であり、トップスタイリスト。ヘアケアのアドバイスはもちろん、1人ひとりに合わせた、自宅でのお手入れがラクで再現性の高いスタイル得意とする。
また、ヘアケアマイスターの資格や、「エステシモ」認定のスパニストの資格も所有しており、スタイリスト歴も28年のまさに「髪のプロ」として活躍している。
大川 宏美さん Instagram
Hair Make CULMINE Instagram
Hair Make CULMINE サロン詳細
1.40代ごろから気になりはじめる髪のうねりの原因
そもそも髪のうねりとは、毛根を包んでいる毛穴が何らかの原因でゆがみ、髪がまっすぐに生えていない状態を指す。加齢によって髪内部の脂質や水分が減少したり、さまざまな外的・内的ダメージにより毛髪の形状がひずんだりしてクセが生じることも。40代ごろから気になりはじめる髪のうねりが生じる、具体的な原因を見ていこう。
1-1. 加齢による頭皮のたるみ
40代ごろから髪のうねりが気になりだしたら、加齢による頭皮のたるみが原因になっている可能性が大きい。年齢とともに頭皮のハリ、弾力がなくなって毛穴がゆがんでくると、髪がうねって生えてしまう。
頭頂部には筋肉や筋膜(帽状腱膜)がなく頭皮が張りやすいが、一方でこめかみ辺りから下の頭皮は加齢とともに重力に負けてたるむ。頭頂部のピンと張った頭皮の毛穴は細くなり、そこから生える髪も細くなりやすいためうねりが生じる。こめかみより下は頭皮のたるみによって毛穴がゆがみ、うねった毛が生える原因に。
皮膚がたるみやすい襟足、耳の周りの毛がうねりやすいと言われているのはそのため。また、フェイスラインはとくに女性ホルモンの影響を受けやすいという説も。女性の場合、もともと細いこめかみ辺りの毛が加齢で伸びづらくなり、とくにうねりやすくなる傾向がある。
1-2.髪内部の脂質と水分が減ることによる、髪の空洞化
髪は海苔巻きのような構造をしており、外側の海苔に当たる部分が「キューティクル」、具に当たる部分(芯)が「メデュラ」、ごはんに当たる部分が「コルテックス」と呼ばれている。
健康な髪の内部(=コルテックス)には脂質と水分がしっかり詰まっており、「髪密度」が高い状態。髪内部の脂質・水分はドライヤーの熱や紫外線、ヘアカラーなどの外的要因で失われていくが、加齢や女性ホルモンの変化などによりもともと髪密度の低い状態で生えてくることが増えると言われている。髪内部の脂質と水分が減ると髪が空洞化し、うねりが起きやすくなってしまう。
また、髪の内部は吸水性と撥水性の相反する2つのタンパク質(コルテックス)で構成されているが、同じく加齢やホルモンの影響でどちらか一方に偏ると、水分バランスが崩れてしまう。吸水性たんぱく質が増えると湿気を吸って髪が膨らんでしまい、逆に撥水性タイプが増えると水分を保持できずにスカスカに。空洞化した部分がよじれてうねりが生じる。ホルモンバランスの影響によりコラーゲン量が減り、毛髪が乾燥することも原因になりやすい。
1-3.キューティクルへの、外部からの物理的なダメージ
乾燥、紫外線、ドライヤーやヘアアイロンの熱、パーマやカラーリングの薬剤といった外部からの物理的なダメージで、髪表面のキューティクルが失われることもうねりの原因になる。キューティクルが剥がれ落ちると、そこから水分が髪の内側に入り込んで膨張し、内部の栄養が流出。水分により髪の形がひずむため、うねりやすくなってしまう。
とくに年齢を重ねた髪は、根元から外部刺激への耐性が弱くなるという説も。しかもキューティクルがめくれるのではなく欠損するとあちこちに凸凹が生じ、髪がゆがんでしまう。凹凸が起きる部位や、1本の毛の中でゆがみが生じる部位にはばらつきがあるので、キューティクルの面がそろわずにうねりにつながる。
1-4.生活習慣の乱れ
睡眠不足、不規則な食生活、喫煙、飲酒、ストレスなどによる生活習慣の乱れも、髪の傷みがさらに悪化する要因に。血行不良や栄養不足によって毛髪内部がスカスカになり、うねりにつながってしまう。
1-5. 頭皮の汚れによる毛穴の詰まり
頭皮が清潔に保たれていないことが、うねりにつながることも。頭皮の毛穴にはシャンプーの洗い残しや過剰に分泌された皮脂、古くなった角質、花粉などの汚れが詰まりやすい。汚れが詰まることだけが原因で毛穴がゆがむことは少ないが、加齢や外部からのダメージでゆがんだ毛穴に汚れが詰まると、さらにゆがみがひどくなってしまう場合もある。
1-6.生まれつきの髪質(先天性/遺伝的要素)
40代からいきなり出現することはほぼないが、うねりは遺伝による影響も大きい。毛穴の形や髪内部の成分バランスなどが似ることが原因だといわれており、程度によって主に以下の4タイプに分けられる。日本人にもっとも多いのは、そのうち「波状毛」タイプ。
・波状毛:髪の毛が波打つようにうねっていて、湿気の影響を受けやすい。日本人にもっとも多い
・縮毛:細かくチリチリと縮れていて、もっともうねりが強い。湿気には強いものの、ごわごわしていてボリューム感がある
・連珠毛:髪の太さがバラバラで、髪の1本1本に凸凹がある。髪が切れやすく、縮毛矯正やパーマが難しい
・捻転毛:スタイリングしづらく、縮毛矯正の効果を得にくい
2.うねり対策にはここをチェック!40代向けシャンプーの選び方
前述のとおり、毛髪内部の水分・油分のバランスが崩れるとうねりやすくなるので、基本的に保湿を重視することが大切。
必要な潤いまで奪いすぎないよう、基本的には洗浄力がおだやかなアミノ酸系洗浄成分を使ったシャンプーを選ぶのがおすすめ。「ココイル○○」や「ラウロイル○○」といった成分名が目印で、加齢による乾燥が気になる頭皮に適している。頭皮が乾燥している自覚がある場合はもちろん、現在のはっきりとした悩みがない場合も、まずはアミノ酸系シャンプーから試してみて。アミノ酸系のシャンプーを基本にしつつ、頭皮の汚れが気になるときのスペシャルケアとして、炭酸シャンプーなどを週に1~2回取り入れるのもおすすめ。
洗浄成分以外では、ケラチンタンパクなどの補修成分や、ビタミンB6などのエイジングケア(※)、保湿成分を取り入れるとよい。
なお、なにかと気になるシリコーンはむしろ入っていたほうがよい。髪の指通りをよくする効果があるので、うねりを加速させる摩擦を防ぐことができる。髪が扱いやすくなるので、うねりで悩む人はぜひシリコーン入りのシャンプーを選んで。
※年齢に応じたお手入れ
3.【40代のうねる髪に】編集部におすすめシャンプー&コンディショナー13選
※紹介するアイテムは編集部がセレクトしたものです。監修者が効果・効能などを保障、推奨するものではありません。
花王
セグレタ シャンプー コンディショナー うねる髪もまとまる
430mL 767(Amazon)円
ハリやコシのあるまとまる髪を。美容液成分配合で大人に嬉しいシャンプーとコンディショナー
髪の内部脂質は、年齢やダメージにとともに減少して空洞化しがち。セグレタは、髪の内部にセラミドS(※1)を浸透・補修させる内部密度ケア(※2)。うねる髪を表面と内部からダブルケアすることで、するんとなめらかにまとまる。
さらに髪と地肌の美容液成分として、6種のエキス(ローズヒップ、ザクロ、バラ、ローヤルゼリー、ダイズ、ユーカリ)、リンゴ酸を配合(つや付与・保湿)。ハーバルブーケの香りで、おだやかな気分に満たされる。
※1:ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン
※2:髪内部を補修
販売名:セグレタシャンプーUa セグレタヘアコンディショナーUa
haru
kurokami スカルプ
4070円/400ml
リンスやコンディショナーは不要。豊かに泡立つ、成分にこだわった自然派シャンプー
100%天然由来のシャンプーで、シリコンや合成ポリマーなどは不使用。自然派シャンプーとは思えないほどの豊かな泡立ちで、髪や地肌をしっとりと洗い上げる。
「ワカメエキス」「ヘマチン」など、地肌を健やかに保つための成分をたっぷり配合。美容成分が頭皮の角質層まで浸透し、ふんわりとボリューム感のある仕上がりを実現する。
「ゴールデンシルク」「真珠」「ハイビスカス」などの美容成分が、パサつきがちな髪をたっぷりと保湿。ノンシリコンでもきしみにくく、シャンプーだけで毛先までしっかりまとまる。
AMBATH
マッドシャンプー フルールドゥベール
500ml×2本 3960円
もっちりとした泡が毛穴の汚れをすっきり洗い流す
長年かけて蓄積された、生物由来の硫化物などのミネラルを含んだ「死海の泥(シルト)」を整肌・保湿成分として配合。皮脂や老廃物を吸着して除去し、毛穴をすっきりと洗い上げる。まるで髪専用の泥パックのような、もっちりとした泡も特徴。
死海の深層水から精製した「海塩(整肌・保湿成分)」も配合し、頭皮の水分を閉じこめて潤いをキープ。「アルガンオイル(アルガニアスピノサ核油/保湿・ハリツヤ)」「マカデミアナッツオイル(マカデミア種子油/エモリエント、保湿)」といった成分も加え、同時に頭皮ケアもできる優れもの。フケやかゆみも抑制するため、頭皮トラブルの事前対策としても役立つ。
「モンシェリ」は華やかなローズ系の香りが漂い、「フルールドゥベール」は甘すぎない爽やかなフローラルトーンが香る。仕上がり、香りともに自信を持てる大人の髪をめざしてみて。
ラサーナ
プレミオール 21日間 スターターセット(シャンプー、トリートメント、ヘアエッセンス)
3点セット 1980(初回限定)円
お得な21日間お試しセット。アロマティックフローラルの華やかな香り
ラサーナのプレミオールラインのシャンプー、トリートメント、ヘアエッセンスを3週間(21日間)試せるお得なセット商品。「ブドウ種子油(保湿)」などの植物由来オイルを配合し、頭皮の油分バランスを健やかに整える。フケやかゆみといったトラブルを抑えつつ、気になる臭いにもアプローチ。
洗うことで脂っぽさを抑え、爽やかな頭皮環境へと導く。「海藻エキス(アラリアエクスクレンタエキス/保湿)」「海泥(シルト/吸着成分)」もプラスし、アミノ酸系洗浄成分が余計な汚れのみをオフ。もっちりとした泡が、頭全体をなめらかに包み込む。
天然精油と香料をブレンドしたアロマティックフローラルの香りは、どこかエレガントな印象。甘くてフレッシュな香りで、優雅なバスタイムを楽しんで。
ウルリス
ピンクミー ウォーターコンク コントロール シャンプー&ヘアトリートメント
340ml×2本 3080(Amazon)円
おしゃれなパッケージが目印!バスタイムが楽しくなるかわいいシャンプー
かわいらしいパッケージが目をひく、ウルリスのウォーターコンク。保湿、補修、うねりケアの3タイプを展開しているうち、ピンクミーシリーズはうねりやクセが気になる髪向け。まるでパックをするように髪を包み込み、潤いで満たす。
ピンクミーの最たる特徴は、全体の約90%以上が補水、保湿成分という成分構成。もこもことした泡立ちで頭全体をすっぽりと覆い、毛髪を芯までしっかりと潤す。
また、インナー容器とアウター容器の2重構造にすることで、シャンプー液自体の保水性と防菌性を向上。光による変色なども防ぎ、いつまでもおしゃれなパッケージを楽しめる。お風呂時間をかわいく彩りながら、おしゃれにうねりケアをしてみよう。
マトカ
トゥジュール アンサンブル ビューティーエッセンンス シャンプー
シャンプー480ml+トリートメント460ml 7980(楽天)円
ヒト幹細胞培養液が美しいうるツヤ髪を実現させる
性別、髪質、年齢を選ばず、誰でも手軽に頭皮のスキンケアができるシャンプー。ヒト幹細胞培養液(保湿)を含むたっぷりの美容成分が、頭皮の角質層まで届く。髪が生まれる土台を整え、健康的な髪をサポートする。
ほかに、肌に潤いをプラスする和漢エキスや、保湿やダメージ補修に役立つヒアルロン酸を配合。アミノ酸系洗浄剤によるキメ細やかな泡立ちで、ダメージのある髪をやさしく洗い上げる。
ほのかな香りなので、強い香りが苦手な人におすすめ。うねりやクセ、コシの減少などで悩んでいるなら、ぜひチェックしてみて。
ダイアンビートゥルー
スムースリペア シャンプー&トリートメント
400ml×2本 1650(Amazon)円
憧れのするんとした指通りに。髪にも自然にもやさしい処方
廃棄物をほぼ出さないサステナブルに基づく理念を活用したり、96%リサイクルボトルを使用していたりと、環境にやさしいフルネスシャンプー。シリコン、エタノール、パラベン、合成色素、サルフェート(ラウレス硫酸Naなど)」、鉱物油は不使用。動物性原料フリーかつ動物実験は行っておらず、ヴィーガンへの配慮も忘れていない。
ダメージによるベタつき、ゴワつきを抑制し、するんとした心地よい指通りやまとまり感、スタイリングの時短をかなえる。
ジューシーなフルーツや野菜を思わせるリラックスベジーの香りは、廃棄されたバラを再利用するアップサイクル原料を使って生み出している。髪のダメージ補修力にこだわりつつ、地球環境への影響にも配慮したい人は要チェック。
MASUGU
ストレート スタイル シャンプー
440ml 1265(Amazon)円
水分量の偏りをコントロールしてサラリとしたまっすぐ髪に
うねりは髪内部における水分量の偏りによって起こることに着目。水分の流れをコントロールして、美しいまっすぐ髪へ。髪本来の水分コントロール性を高める処方により、ベタつかずにしっかりとまとまる。
サラッとした軽めのテクスチャーで、摩擦を軽減しながら髪になじんでいく。キメ細やかな泡が、汚れを絡め取ってさっぱりとオフ。植物由来のうねり調整オイルを配合し、しっとり心地よい指通りに。
シリコン、サルフェート(ラウレス硫酸Naなど)、鉱物油、合成着色料無添加のこだわり設計。グレープフルーツやオレンジなどの柑橘類が香る爽やかなアロマが広がる。クセが強くてなかなかまとまらない人は、同シリーズのヘアマスクやオイルも併用してみて。
ラックス
スーパーリッチシャイン ストレートビューティー うねりケアシャンプー
400ml 989(Amazon)円
サラっとまとまるだけでなく、寝グセもつきにくい
LUXのスーパーリッチシャインシリーズより、うねりケアに着目したタイプが登場。保湿成分として「プレミアムゴールドヒアルロン酸オイル」を配合し、1日中輝くツヤのあるまとまり髪に。寝ぐせもつきにくくなり、思わず触りたくなるサラサラ髪を楽しめる。
髪の深層まで染み渡る「リッチゴールドセラム※」「シルク」「ケラチン」を保湿成分として配合した独自処方で、コーティングによる誤魔化しではなく、髪の内部からしっかりとうねりの原因にアプローチ。髪全体につやめきをプラスしながら、まとまりのあるストレートヘアに導く。
シャンプーのほかに、コンディショナー、トリートメント、ヘアオイル、ヘアミストをラインナップ。シリーズ品を揃えて併用すれば、より魅力を実感しやすい。毎日のヘアケア習慣の一環として、ストレートビューティーシリーズを取り入れてみては。
※ホホバ種子油、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、アルギニン、酢酸トコフェロール、グリセリン水溶液(すべて保湿)
オルナ オーガニック
シャンプー
500ml 2200(Amazon)円
サロンクオリティーの美容成分をたっぷり配合した日本製シャンプー
自然なヘアケアを楽しめるよう、天然由来成分にこだわったシャンプー。香りにも天然由来のものを使い、花々や草木を思わせる仕上がりに。オーガニックシャンプーを探している人は要チェック。
サロンクオリティーの美容成分をたっぷり配合し、ふんわりとしながらもサラッとした心地よい指通りを実現。髪の内部から柔らかくなり、自分らしいスタイリングを楽しめる。年齢や髪質を問わないため、家族全員で共有できるのも嬉しい。
合成香料、合成着色料、パラベン、紫外線吸収剤、鉱物油、サルフェートは無添加。泡立ちがよく軽やかに洗い上がるため、シャンプー嫌いな子供にもおすすめ。
フラット
エッセンシャル フラット エアリースムース シャンプー
500ml 1237(Amazon)円
根元を立ち上がらせて毛先をまとめる。弾力プラスで絡まらない髪へ
クセ毛、うねり毛のことを本気で考え、絡まらないふんわり髪をめざすために開発されたシャンプー。根元がペタッと倒れず、自然でエアリーに仕上がる。
クセ毛、うねり毛にアプローチする秘密は、熱を加えたときに働くときほぐし成分。シャンプー後から寝ている間に髪内部に届き、アイロンやドライヤーの熱に反応して髪を柔らかくする。毎日のスタイリングによって髪をときほぐし、エアリーでまとまりのある髪へと導く。
ほかにも、からまり抑制成分、弾力プラス成分を配合。保湿や補修の機能も備え、使うほど扱いやすい髪へ。リーズナブルな価格だから、毎日気軽に使える。髪がゴワついて絡まりやすい人は試してみて。
無印良品
エイジングケアシャンプー
340ml 1980(Amazon)円
7種類のフリー処方。きつすぎないやさしい香りにうっとり
スキンケア基準のやさしい仕上がりにこだわり、7種類のフリー処方※を実現。乾燥やダメージをケアしながら、ツヤのある髪へと導く。エッセンシャルオイルをブレンドしたやさしい香りに思わずうっとり。
「椿」「バラ」「柚子」などの天然美髪成分を配合し、日々の生活で傷んだ髪にアプローチ。さらに「ヒアルロン酸」や「コラーゲン」といった潤い機能成分が働きかけ、ハリ、コシのあるつややかな髪に洗い上げる。
自立するパッケージは、ストック時の保管にも便利。ボトルへの詰め替えも行いやすく、日々のシャンプー習慣に無理なく取り入れやすい。
※合成香料、着色料、鉱物油、パラベン、アルコール、シリコン、石油系洗浄成分
マテリノート
エイジングケア プライムシャンプー
300ml 3740円
やさしく洗い上げて髪の根元からボリューム感アップ
根元からふんわりと立ち上がるような、ボリューム感のある髪をめざせるエイジングケアシャンプー。地肌環境を整えながら、頭皮を健やかな状態へと導く。髪がゴワついてまとまらなかったり、髪が細くなってきて分け目が目立ってきたりといった悩みを抱える人は必見。
肌にやさしい弱酸性のアミノ酸系洗浄成分として配合。泡立ちがよく、おだやかながらもさっぱりとした洗い心地。
キューティクル保護成分も加え、すでに生えている髪のバリア機能をサポート。ボリューム感あふれる髪印象をかなえ、地肌までもエイジングケアできる。
4.うねり対策にも重要。シャンプーの正しい使い方
シャンプーを選び直したら、正しい使い方も意識しよう。
4-1.シャンプーは夜に行うのが基本
シャンプーをしないまま寝てしまうと、日中に付着した汚れや皮脂・汗などが酸化したり雑菌が繁殖したりして、においや頭皮トラブルの原因に。さらに、睡眠中には健やかな髪を育てるための成長ホルモンが分泌されるため、汚れを翌朝に持ち越すのは厳禁。健康な髪が育ちやすい環境を整えるために、寝る前に一日の汚れをしっかり落としておこう。
4-2.予洗いをしてから手元で泡立て、指の腹でマッサージするように洗う
髪についた汚れを落とし、シャンプー時の絡まりを防ぐために、まずはコーミング(もしくはブラッシング)を。次に38度程度のぬるま湯でしっかり予洗いをしておくと、シャンプーの泡立ちがよくなる。ただ濡らすだけではなく、髪をかき分けるようにしながら地肌からしっかりお湯で洗うのがコツ。
シャンプーはいきなり頭にのせず、ます手のひらで軽く泡立てる。泡立てたシャンプーを頭皮にのせて、指の腹で揉みこむように洗おう。摩擦によるキューティクルへのダメージが生じやすくなるので、髪をこするように洗うのは控えて。
4-3.念入りにすすぎ、コンディショナーやトリートメントで仕上げる
頭皮全体をしっかり洗ったら、泡が残らないように念入りにすすぐ。生え際などに泡が残ると吹き出物などができやすくなるだけでなく、コンディショナーやトリートメントがなじみにくくなる恐れもあるため、すみずみまで洗い流そう。
髪の水気を適度にきったら、コンディショナーやトリートメントで仕上げる。べたつきの原因になるため頭皮につけないように注意して、毛先を中心になじませよう。
全体につけ終わったら製品によっては少し時間をおき、シャンプーのときと同様にしっかり洗い流して完了。
4-4.タオルドライ後、ドライヤーでしっかり乾かす
お風呂上がりの髪は、手早く、かつしっかりと乾かすことが大切。そのためには、ドライヤーをかける前に念入りにタオルドライをしておく必要がある。ただし髪をこすってしまうとキューティクルがはがれてしまうので、タオルに水気を吸わせるイメージでやさしく押さえていくのがおすすめ。また、乾かす前の濡れた髪をくしやブラシでとかすのも控えよう。
タオルドライ後は流さないトリートメントやヘアオイルをつけ、髪の根元から頭皮、中間、毛先の順でドライヤーを当てて乾かしていく。髪の毛を軽く引っ張るようにテンションをかけて乾かすとツヤが出やすく、ハネや広がりが少なくきれいにまとまる。最後に上から下に向かってブローすると、キューティクルがそろってツヤのある仕上がりに。
5.シャンプー以外でできる、40代以降の髪のうねり対策
髪のうねりにはさまざまな原因が絡み合っているので、シャンプー以外のケアも見直すとより効果的。
5-1.トリートメントで油分と水分を補給
トリートメントを選ぶコツは、インバス・アウトバスともに共通。シャンプーと同じく、ケラチンタンパクやビタミンB6の含まれたものを選ぼう。形状(種類/テクスチャーなど)は使いやすいものを選べばOK。
うねりに加えてダメージもある場合は、週に1~2回の集中ケア用のヘアマスクやヘアパックなどを導入してもよい。アウトバストリートメントの場合、とくに乾燥しやすい髪には濡れた髪にも乾いた髪にも使えるオイルなどを選ぶのもあり。
いずれも頭皮にはつけないように注意し、毛先を中心にしっかりなじませて。
5-2.生活習慣を整える
髪のうねりにつながる血行不良や栄養不足を防ぐためには、身体の内側からアプローチする必要がある。
食事は栄養バランスに気を付けつつ、髪の毛をつくる元になるタンパク質、髪の毛の成長を助ける亜鉛やビタミンB群などを積極的に補うのがおすすめ。また運動は、血行をよくするだけでなくストレス解消の効果も期待できる。苦手な人もストレッチから始めたり、なるべく階段を使うようにしたりと、できることから始めてみよう。
寝ている間には成長ホルモンが分泌されるので、睡眠も大切に。単に長時間取ればいいというわけでなく、起きたときに熟睡感のある「質のよい睡眠」が理想。スマホの使い方や寝る前数時間の過ごし方を見直し、快適な睡眠環境を整えて。
そしてストレスをためすぎないようにすること、ためてしまっても自分なりの解消法を持っておくことが大切。お酒やたばこはほどほどにして、心も身体も健康的な状態をめざそう。
5-3.頭皮をマッサージしてたるみ対策
髪のうねりにつながる頭皮のたるみ対策として、マッサージを取り入れて。コリをほぐして血行を促し、健康的な髪が育ちやすい土壌を整えることができる。
先述の通り頭頂部には筋肉や筋膜(帽状腱膜)がないので、放っておくと血行不良になって頭皮が硬くなりがち。ひどい場合には血管として機能しない「ゴースト血管」が発生していることもあり、頭皮に栄養が運ばれずたるみや白髪につながってしまう。
頭皮自ら筋肉を動かすことはできないので、マッサージやヘッドスパなどで血行を促す必要がある。ゴースト血管もマッサージによって再び機能しはじめるので、普段から意識して行おう。
5-4.紫外線対策を徹底する
紫外線は髪のキューティクルや頭皮にダメージを与えるので、うねり対策としてもUVケアは必須。節や天候に関係なく、日傘や帽子、UVカットスプレーなどを駆使して対策しよう。
5-5.白髪染めやカラーやパーマはなるべく美容院で行う
40代は、うねりだけでなく白髪も気になり始める年代。月に1回などの高頻度で染めている人も多いのでは?
ただしうねりにつながるダメージを防ぐためには、必要以上に染めるのは控えたいところ。とはいえ市販品でのセルフカラーでは、根元だけをきれいに染めるのはなかなか難しい。髪に余計なダメージを与えないためには、白髪染めはできる限り美容院で行うのが理想的と言える。
また、髪のためにはカラー後アルカリ性に傾いた頭皮を弱酸性に戻すことが大切。美容院ではヘッドスパなどで対応できるが、これも自宅では難しい。髪と頭皮のことを考え、常にセルフカラーをしている人は美容院でのメンテナンスも視野に入れて。ホームケアのコツなども教えてもらえて一石二鳥。
50代におすすめのシャンプーもチェック
6.40代以降の髪のうねりにまつわるQ&A
最後に、40代以降の髪のうねりにまつわる疑問に回答。気になっていたことがあったら参考にしてみて。
うねりが気になる髪におすすめのサロンメニューは?
トリートメントやヘッドスパがおすすめです。
それらを試してもうねりが気になる場合は縮毛矯正やストレートパーマという手もありますが、あまりおすすめしません。40代以降のエイジング毛にはダメージの原因にもなりますし、髪がまっすぐになることでボリュームが減り、老け見えにつながってしまうためです。
髪のうねりを抑えるスタイリングのポイントは?
髪が長い人は、根元の水分を飛ばしてから、髪をねじって上から下に乾かすのがおすすめです。髪がまっすぐに整い、キューティクルがそろいやすくなります。
湿気が多いときはワックスを使ってもいいでしょう。ワックスを使うと重くなりすぎたり、どうしてもまとまらなかったりするときは、割り切って髪をまとめてしまうのも一手です。ただし40代以降の場合、単に髪を束ねただけではボリュームダウンして見えがちです。髪を結んだ後に、ゴムの部分から髪を少量つまんで引き出してボリュームを出し、スプレーなどで軽くフィックスさせてみてください。
髪のうねりケアに、男女の違いはある?
基本的には性別による違いはありません。ただし男性の方が髪が短いので、うねりの影響は出にくいかもしれません。「うねり」という言葉と結びつかなくとも、加齢とともに髪が扱いづらくなったと感じたら、何かしらの原因でうねりが生じている可能性があることも視野に入れてみましょう。
今回お話を聞いたのは・・・
Hair Make CULMINE 美容師 大川 宏美さん
髪の“美しさ”を第一に考えたヘアデザインと、高いシャンプー技術、スパのようなリラックス空間で人気の、東京銀座の美容室「Hair Make CULMINE(ヘアー メイク クルミネ)」。
そんな同サロンの代表であり、トップスタイリスト。ヘアケアのアドバイスはもちろん、1人ひとりに合わせた、自宅でのお手入れがラクで再現性の高いスタイル得意とする。
また、ヘアケアマイスターの資格や、「エステシモ」認定のスパニストの資格も所有しており、スタイリスト歴も28年のまさに「髪のプロ」として活躍している。
大川 宏美さん Instagram
Hair Make CULMINE Instagram
Hair Make CULMINE サロン詳細