人気のヒアルロン酸美容液おすすめ5選!種類別の効果や使い方も解説
優れた保湿力を持つ美容成分、ヒアルロン酸。乾燥が気になる肌のケアには欠かせない存在だが、ヒアルロン酸が配合されたスキンケアアイテムにもさまざまなものがあり、どれを選べばよいか迷っている人も多いのでは? そこで本記事では、人気のヒアルロン酸美容液おすすめ5選と併せて、監修者の江黒さんに聞いた選び方や効果的な使い方も解説。自分にぴったりなアイテムを見つけて、日々のお手入れに取り入れて。
更新日:2024/01/16
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今回お話を聞いたのは・・・
Skin Care Shopミキルーチェ 江黒 ひろ美
東京薬科大学薬学部卒業後、薬剤師としてミキ薬局に勤務。現在、薬局併設のスキンケアショップにて肌悩み相談や肌質に適したスキンケアアドバイスを行う。
日本コスメティック協会スキンケアマイスター・コスメマイスターを取得。東京薬科大学薬学部生化学教室、佐藤隆教授とスキンケアに関する共同研究も行っている。
Skin Care Shop Mikiluce
1.ヒアルロン酸とは?
ヒトの体内のあらゆる組織に存在し、とくに肌に多く含まれているヒアルロン酸。年齢とともに量が減少し、ハリの低下や乾燥による小じわの原因になると言われている。30代を過ぎると減少のスピードが加速し、肌の弾力や潤いを保つのが難しくなることも。
肌の保水力をサポートするためには、スキンケアアイテムを使って外からヒアルロン酸を補う必要がある。とくに乾燥が気になる季節や年齢肌のケアがしたいときには、積極的に取り入れよう。
2.ヒアルロン酸に期待できる効果
ヒアルロン酸は水分を引き寄せて保つ力が高く、少量でも多くの水分を肌にキープできる。肌に潤いを与えることで、乾燥によるダメージから守る効果が期待できる。とくに乾燥肌の人には、ヒアルロン酸をはじめとする保湿成分を豊富に含んだ美容液がおすすめ。
なかでも低分子化されたヒアルロン酸は、角質層に浸透してハリや弾力をもたらす効果が期待できる。
3.ヒアルロン酸美容液の選び方
配合されているヒアルロン酸の種類をチェック
ひと口にヒアルロン酸といっても、配合されている成分の種類はさまざま。それぞれの特徴を知り、自分の肌の状態に合うものを選ぼう。
ヒアルロン酸Na
保水性が高い、ヒトの肌を構成する成分のひとつ。肌の表面からの水分蒸発を防ぐことで、乾燥から肌を守る効果が期待できる。乾燥から来るダメージや、加齢によるハリのなさが気になる人におすすめ。
加水分解ヒアルロン酸
ヒアルロン酸を加水分解して小さい分子にしたもの。角層の水分量をアップさせて保湿効果を発揮するほか、角層への浸透も期待できる。とくに、乾燥による小じわが気になる部分に効果的。
アセチルヒアルロン酸Na
水だけでなく油とも親和性のあるヒアルロン酸誘導体。肌なじみがよく、ヒアルロン酸独特の粘りやぬめりも少ないので、サラサラしたテクスチャーを維持しやすい。ヒアルロン酸と同等か、それよりも高い水分保持能がある。
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム
肌への吸着力が高く、水に強い性質を持つ。汗や水などで流れ落ちにくく、肌の潤いをより長時間キープできる。保湿力が高いぶん特有のベタつきはあるものの、とくに乾燥が気になる肌にはおすすめ。
カルボキシメチルヒアルロン酸Na
ヒアルロン酸Naにカルボキシメチル基を結合させ、さらに保水性を高めた成分。肌表面での保湿効果が高く、潤いを長時間キープしやすい。ヒアルロン酸Naよりもべたつきが少なくさらっとしている。
肌の悩みや状態をふまえて、ほかの配合成分にも注目
乾燥:ヒアルロン酸以外の保湿成分
保湿力にこだわるなら、ヒアルロン酸以外の保湿成分もチェックしよう。代表的な保湿成分は「セラミド」「グリセリン」「アミノ酸類」など。複数の保湿成分が配合されていることでより肌の潤いを長時間キープし、バリア機能をサポートする効果が期待できる。
シミ、そばかす予防:美白有効成分
美白に力を入れたいなら、「ビタミンC誘導体」「トラネキサム酸」といった美白有効成分をチェック。ただし、できてしまったシミやそばかすを改善する効果はないので注意。あくまで予防目的だと理解し、継続的なケアに取り入れよう。
年齢肌:しわにアプローチする有効成分
年齢肌対策がしたいなら、「ナイアシンアミド」「レチノール」などのしわ改善効果がある有効成分を含むものがおすすめ。肌にハリや潤いを与えるヒアルロン酸と組み合わせることで、より効果的なケアができる。
継続して使いやすい価格かどうか
ヒアルロン酸美容液は、継続的に使うことでより効果を実感しやすくなる。予算をふまえて、無理なく使い続けられるものをチョイスしよう。
高価な製品には高濃度のヒアルロン酸やほかの美容成分が含まれることも多いが、手頃な価格の製品でも効果を感じることは可能。さまざまな価格帯の製品があるので、負担になりすぎないものを選んで。
好みのテクスチャーかどうか
ストレスなくスキンケアを続けるには、テクスチャーも重要なポイント。さっぱりから重めまでさまざまなので使用感の好みで選ぼう。トライアルセットを購入し、使用感を試してみるのもおすすめ。使い心地や肌へのなじみ方が異なるため、自分の好みに合うものを選ぼう。異なるテクスチャーの美容液を、使用タイミングや部位によって使い分けるのもひとつの手。
4.【編集部おすすめ】人気のヒアルロン酸美容液5選
※「アレルギーテスト済」は、すべての人にアレルギーが起きないわけではありません
みつき
ヒアルロン酸 原液
120ml 1490円(Amazon)
国内製造のヒアルロン酸原液。アイデア次第で応用できる
ヒアルロン酸の原料を1%配合した原液。植物由来の乳酸菌を発酵させて生成されるヒアルロン酸を使用。濃厚な保湿成分が角質層の深くまで浸透し、肌にハリとツヤをもたらす。
そのまま肌につけるのはもちろん、普段使いの化粧水に2~3滴加えたり、洗顔料にプラスしたりと使い方はさまざま。気になる目元、口元にピンポイントでつける方法も。
GQP(品質保証の基準)やGVP(安全管理の基準)を満たした国内工場で生産。肌のことを考え、シンプルな成分構成で作られている。
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オルナ オーガニック
美容液
47ml 2979円
ベタつかないのに高保湿。乾燥による肌悩みにアプローチ
3種のセラミド(※1)、3種のコラーゲン(※2)、4種のヒアルロン酸(※3)と、多様な保湿成分を配合。肌をしっかり潤すのに、伸びがよくベタつかない。
ビタミンC誘導体「APPS(※4)」が、肌の角質層まで浸透。乾燥によるくすみにアプローチし、みずみずしいツヤ肌へと導く。
合成香料、合成着色料、アルコール、パラベン、エタノール、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤、鉱物油、サルフェート、シリコン不使用。植物アロマの爽やかな香りで、気分もリフレッシュできる。
※1 セラミドNP、セラミドAP、セラミドEOP
※2 水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン、サクシノイルアテロコラーゲン
※3 ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、アセチルヒアルロン酸Na
※4 テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、アスコルビルグルコシド、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、リン酸アスコルビルMg(保湿)
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TUNEMAKERS
ヒアルロン酸
20ml 1870(Amazon)円
とくに乾燥しやすい肌に。高純度のヒアルロン酸でしっかり潤す
高純度の「バイオヒアルロン酸(保湿)」を配合した、モイストエッセンス。とろっとした濃厚なテクスチャーが、肌にのせるとみずみずしい潤いのヴェールをつくる。
全成分は3つのみとシンプルで、用途に合わせた使い方が可能。化粧水をつけた後、顔全体に1~2滴をなじませるほか、化粧水や保湿クリームに混ぜて使う方法も。
顔だけでなく、手やボディの保湿にもおすすめ。とくに乾燥が気になるときのスキンケアにプラスしてみて。
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リビオン
ビューティーファンクション
20ml 5980円
先端科学と自然の恵みが融合。肌本来の美しさを引き出す
希少な「ヒト幹細胞培養液(ヒト臍帯血細胞順化培養液/整肌)」の「エクソソーム(ヒト脂肪由来間葉系細胞エクソソーム/保湿)」や5つのヒアルロン酸(※5)などを贅沢配合。
化粧水後に塗ることで肌のコンディションを整え、自然な健やかさをサポートする。
鉱物油、合成着色料、バラベン、シリコーン、アルコール、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤、合成香料フリー。1滴ですっと伸び、肌をおだやかに整える。
※5 加水分解ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、カルボキシメチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸クロスポリマーNa(保湿)
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コスメデコルテ
リポソーム アドバンスト リペアセラム
30ml 8250円
こだわりの美容成分で、美肌のあらゆる要素にアプローチ
肌の角層深くまで届く、独自のリポソームテクノロジーを採用した導入美容液。保湿力に優れた微細なマイクロカプセル・多重層バイオリポソームが角層から潤いを与え、肌を長時間しっとりとキープする。
こだわりの美容成分を複数配合し、ハリ、ツヤ、キメといったあらゆる美肌の要素にアプローチ。乾燥による小じわを目立たなくする効能評価試験済み。
あらゆる肌質、年齢を考慮した設計だから、オイリー肌や敏感肌でも使いやすい。パラベンフリー、アルコール(エチルアルコール)フリー、合成界面活性剤フリー、鉱物油フリー。
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5.ヒアルロン酸美容液の効果的な使い方
手のひらで温めてから使う
適量の美容液を手に取ったら、手のひらの熱で温める。角質層への浸透性がアップし、より効果を発揮しやすくなる。
手が冷えた状態で美容液を使用すると肌になじみにくくなることがあるので、先に手を温めておくのもおすすめ。塗るときは、顔全体を包み込むようにハンドプレスし、やさしくなじませて。
乾燥が気になる部分には重ねづけをする
とくに乾燥が気になる部分には重ねづけが効果的。顔全体へまんべんなく塗った後、指の腹などを使いポイントで重ねづけしよう。
目元などの皮膚が薄い部分には、やさしく塗るように心がけて。ただし乾燥が気になるからといって塗りすぎると、逆に肌トラブルを引き起こすことも。適量を使い、バランスよく保湿することを意識しよう。
テクスチャーが軽いアイテムから使用する
スキンケアアイテムを効果的に使うためには、テクスチャーが軽いものから順に使うのがポイント。美容液は一般的に、化粧水の後、乳液やクリームを使う前に塗るのがおすすめ。
6.ヒアルロン酸美容液に関するQ&A
ヒアルロン酸サプリメントも併用すると相乗効果が期待できる?
ヒアルロン酸を最大限に活用するためには、外側からのケアだけでなく、内側からのサポートも重要です。美容液を使って外からヒアルロン酸で保湿をしつつ、サプリメントで内側からもアプローチすることで、より肌の潤いをアップさせられるでしょう。
ヒアルロン酸原液は直塗りしても大丈夫?
基本的にはパッケージの使用方法の通りに使用していただけます。原液をうたった商品は一般的に濃度が高めであることが多いものの、はっきりとした基準がありません。とくにヒアルロン酸は1%を超えて配合することができないため、高濃度で化粧品に入れることができないのが現状ではありますが、使ってみてピリピリとした刺激を感じることがあれば中止していただくのがよいでしょう。
ヒアルロン酸美容液は多く塗る方がよい?
美容液は適量を守って使用することで、その効果を十分に発揮できます。多く塗ったからといって効果が増すわけではなく、逆に肌に負担をかける恐れもあるので注意が必要です。製品に記載されている推奨使用量を守り、肌の状態を見ながら適切に使いましょう。
ヒアルロン酸の配合率の高さを見分ける方法は?
ヒアルロン酸は、少量でも保湿作用が期待できます。多く配合すると美容液自体がゲル化して固まってしまうため、配合率は1%以下であるのが通常です。
化粧品の場合、1%以下の割合の成分名は順不同で記載できるという決まりがあるので、全成分のうち順位が上だったとしても、濃度が高いとは限りません。全成分を参考にするならば、ヒアルロン酸誘導体が複数種類配合されているものがおすすめです。