人気のプラセンタ美容液おすすめ6選!種類別の効果や使い方も解説
保湿や年齢肌対策に効果があるプラセンタ美容液。スキンケアに取り入れて理想の肌をめざしたいけれど、さまざまな種類がありどれを選べばよいか迷っている人は多いのでは? そこで今回は、人気のプラセンタ美容液おすすめ6選とともに、選び方や使い方のポイントをご紹介。自分の肌にぴったりなアイテムを見つけるための参考にして。
※この記事での「美白」とは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと
更新日:2024/01/16
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今回お話を聞いたのは・・・
Skin Care Shopミキルーチェ 江黒 ひろ美
東京薬科大学薬学部卒業後、薬剤師としてミキ薬局に勤務。現在、薬局併設のスキンケアショップにて肌悩み相談や肌質に適したスキンケアアドバイスを行う。
日本コスメティック協会スキンケアマイスター・コスメマイスターを取得。東京薬科大学薬学部生化学教室、佐藤隆教授とスキンケアに関する共同研究も行っている。
Skin Care Shop Mikiluce
1.プラセンタとは
プラセンタエキスは、哺乳動物の胎盤から抽出された成分。アミノ酸、ビタミン類、ミネラルなどの栄養成分を豊富に含み、化粧品として肌に塗ることで、保湿、美白などのさまざまな美容効果が期待できる。デパコスのような高級品だけでなくプチプラ品に配合されていることもあり、スキンケアに取り入れやすい。
プラセンタを含む美容液は、とくに年齢肌対策をしたい人、メラニン対策をしたい人におすすめ。また先行型の美容液も多いので、使うタイミングを確認しよう。ほかの配合成分にも注目しながら、自分の肌に合うものを使ってみて。
2.プラセンタ美容液に期待できる効果
保湿効果
プラセンタエキスのもとになる胎盤はタンパク質の塊のようなもので、アミノ酸がとても豊富。アミノ酸には水分とつながりやすい性質があるため、高い保湿効果が期待できる。
肌の乾燥を防ぐことでバリア機能をサポートし、外部の刺激から守る効果も。さらに肌にハリやツヤを与える作用もあるので、年齢肌(※)対策にもおすすめ。
※1 年齢に応じた肌
年齢肌効果
プラセンタエキスは、紫外線などの外的ストレスから肌を守る。いつまでも若々しい印象をキープしたい人の年齢肌対策におすすめ。
美白効果
プラセンタエキスは、医薬部外品の製品に美白有効成分として含まれている場合も。メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐ作用が期待できる。
3.プラセンタ美容液の選び方
プラセンタの種類をチェック
馬由来プラセンタ
馬由来のプラセンタは、プラセンタの中でもアミノ酸やミネラルを豊富に含んでいる。多胎である豚に比べてプラセンタの希少価値が高く、厳しい管理のもとで育てられたサラブレッドの胎盤から採取されることが多い。
馬由来プラセンタを売りにしている製品はあるが、微量しか含まれない場合も。馬プラセンタの魅力をしっかり感じたいなら、配合量まで確認するようにして。
豚由来プラセンタ
一度に多くの胎盤を採取できる豚のプラセンタは、流通量が多くコストパフォーマンスが高め。プラセンタの中でもとくによく使われる種類で、気軽に試しやすい。
手頃な価格でありながら、肌に潤いやハリ、ツヤを与えるのに効果的な成分を含んでいる。毎日のスキンケアに無理なく取り入れたいと考える人におすすめ。
羊由来プラセンタ
羊由来のプラセンタは、北米やヨーロッパで使われることが多い。日本では狂牛病が問題になって以降、規制が強まったこともあり流通量はかなり少ない。
ヒトの胎盤に近いアミノ酸組織を持っていて、肌への親和性が高い。サプリメントに含まれるケースが多いが、美容液などの化粧品に使われることもある。
植物性プラセンタ
植物の発芽が起きる「胎座」という部分から抽出した成分。動物性プラセンタのようにビタミン、アミノ酸、ミネラルなどを含むが、成長因子が含まれていない。美容において一定の効果は期待できるものの、動物由来のプラセンタとはサポートできる部分が異なると認識しておこう。
海洋性プラセンタ
海洋性プラセンタは、魚の卵を包んでいる「卵巣膜」から抽出されたもの。卵を育てるために欠かせないコラーゲン、ヒアルロン酸、アミノ酸などの栄養素が含まれる。植物性プラセンタと同じく成長因子を含まないため、動物由来のプラセンタとは分けて考えるとよい。
肌の状態や目的をふまえて、ほかの配合成分にも注目
肌に潤いを与える保湿成分
乾燥しやすい肌に使うなら、「セラミド」「コラーゲン」「ヒアルロン酸」などの保湿成分を同時に配合しているものがおすすめ。とくに乾燥が気になる季節や環境では、スキンケアにおける保湿が欠かせない。複数の保湿成分がバランスよく配合されている化粧水を選ぶと、肌の潤いをより保てる。
「ビタミンC誘導体」などの美白有効成分
医薬部外品の有効成分として配合されている場合、プラセンタエキス自体にも美白の効果は期待できる。ただしより美白に力を入れたいなら、「ビタミンC誘導体」といったその他の美白有効成分とともに配合されているものを選ぶのもあり。
「ビタミンC誘導体」はプラセンタとの相性がよく美容液に含まれることも多いが、肌質によっては刺激になったり乾燥を引き起こしたりすることも。事前にパッチテストを行い、肌に異常が見られないか確認しよう。
しわにアプローチする有効成分
年齢肌(※)対策がしたいなら、「ナイアシンアミド」などのしわ改善効果がある有効成分を含むものがおすすめ。肌にハリやツヤを与えるプラセンタと組み合わせることで、より効果的なケアができる。
※年齢に応じた肌
敏感肌の人には、シンプルな成分構成のものがおすすめ
プラセンタエキスは天然由来のため、さまざまな成分から成り立っている、肌がとくに敏感な場合は、その他の配合成分が複雑すぎないものを選ぼう。あらかじめパッチテストをするなど、肌に合うかを十分に確認しながら使って。
4.【編集部おすすめ】人気のプラセンタ美容液6選
※「アレルギーテスト済」は、すべての人にアレルギーが起きないわけではありません
Bblab.
水溶性プラセンタエキス原液
30ml 9900円
プラセンタの美容効果を、そのまま素肌へ届ける
国内契約農場で育てられた母豚の胎盤から抽出された「プラセンタエキス(保湿)」を主成分にした原液。肌自らが持つ美しさをサポートし、さまざまな肌悩みにアプローチする。
さらりとした使い心地で角質層まで浸透し、潤いを与え、いきいきとした素肌へ。水分を補い肌のキメを整えることで、乾燥によるくすみや肌ダメージから守る。
化粧水の前にブースターとして使うのがおすすめ。乾燥による小じわを目立たなくする効能評価試験済み。
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BimoRa
PL美容液
30ml 6600円
SPF豚由来のプラセンタを使用。品質にこだわった先行型美容液
徹底した防疫管理体制のもとで育てられた、SPF豚由来の「プラセンタエキス(保湿)」を配合。グルテン、パラベン、エタノール、合成香料、合成着色料、合成界面活性剤、鉱物油、シリコンは使用していない。
洗顔後に使う先行タイプの美容液。清潔にした素肌に塗布することで角質層深くまで浸透し、ハリ、ツヤのあるモチモチ肌へ。その後のスキンケアアイテムのなじみを助ける効果も期待できる。
ベタつきにくいテクスチャーで、日々のスキンケアに取り入れやすい。プラスのひと手間で、肌のハリや乾燥によるくすみにアプローチできる。
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はぐくみプラス
PURURI
28ml 6090円
アミノ酸量が多い「バージンプラセンタ®」に着目
希少価値の高い「バージンプラセンタ®」に着目した美容液。通常のプラセンタに比べアミノ酸量が多く、ビタミン、ミネラル、酵素などの栄養素も含んでいる。
独自のナノプリズム処方により、美容成分が角質層まで浸透。肌にすっとなじんで多方面から肌悩みにアプローチし、つややかな肌へと導く。
アルコール、パラベン、オイル、界面活性剤、殺菌剤、鉱物油、合成香料、合成着色料、紫外線吸収剤はフリー。洗顔後の肌に使うタイプで、朝のスキンケアにもおすすめ。
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CERAPLA
プラセンタ オイル美容液
50ml 4200円
独自に開発された、ベタつかないオイル美容液
独自の手法で、オイルを水の中に分散させた美容液。油分と水分が適度に混ざり合い、肌のモイスチャーバランスを整える。
ベタつきにくいテクスチャーで仕上がりはサラッとしつつ、オイルの作用でなめらかな肌へ。
香りは自然由来の成分によるもの。通常の美容液としてはもちろん、オールインワンとしても使用できる。
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つむぎラボ
プラセンタ美容液
30ml 2544(Amazon)円
原料にこだわったオリジナル配合で、プラセンタ特有のニオイを軽減
北海道の契約農場で生まれた、馬の胎盤由来の「プラセンタエキス(保湿)」を配合。さらに植物由来のエキスをミックスすることで、プラセンタ化粧品特有のニオイを抑えている。
皮膚コンディショニング成分として「ダマスクバラ胎座培養エキス」「アロエベラ葉エキス」などの植物エキスを配合。保湿成分の「水溶性コラーゲン」や「ヒアルロン酸Na」も加え、しっとりハリのある肌に導く。
とろっとした粘りのあるテクスチャーながら、肌にのせるとスムーズになじむ。量を調整しやすいスポイトタイプだから、ピンポイントの重ねづけもおすすめ。
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イルミルド製薬
薬用 ニキビケア 美容液
50ml 2480(Amazon)円
2つの有効成分が、肌荒れ・ニキビにアプローチ
「水溶性プラセンタエキス」と「グリチルリチン酸2K」、2つの有効成分を配合した美容液。肌荒れ、ニキビを防ぎ、健やかな肌を保つ。
「コラーゲン」「ヒアルロン酸Na」「植物エキス」などの保湿成分が角質層まで浸透し、肌を整える。容器から中身までをすべて国内で製造する品質のこだわりも。
とろみのあるジェルタイプのテクスチャーで、少量でもよく伸びる。肌なじみがよくベタつかないため、毎日使いやすい。
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5.プラセンタとの併用がおすすめな成分
セラミド
プラセンタエキスで肌内部の保水をしたら、その次に使う成分としておすすめなのはセラミド。細胞間脂質を強化し、水分が蒸発するのを防ぐ。
スクワラン
スクワランには保湿効果に加え、バリア機能をサポートする効果も。プラセンタと併用することで、肌の水分保持力が高まる。
6.プラセンタ美容液の使い方のポイント
アイテムごとに適切なタイミングを守る
美容液の効果を最大限に発揮するには、スキンケアの順番を守ることが大切。一般的には、洗顔で肌を清潔にした後、化粧水で肌を整えてからプラセンタ美容液を使うのがおすすめ。あらかじめ化粧水で肌に潤いを与えておくと、その後に使うアイテムがなじみやすい。
ただし、原液系のプラセンタ美容液の中には、洗顔後すぐのタイミングで使うほうがよいものも。メーカーやアイテムによって効果的なタイミングは異なるので、使い方をしっかりチェックしよう。
気になる部分には重ねづけをする
気になる部分には、プラセンタ美容液を重ねづけすると効果的。顔全体へまんべんなく塗った後、指の腹などを使いポイントで重ねづけしよう。
目元などの皮膚が薄くデリケートな部分は、やさしく塗るように心がけて。塗り終わってから手の平でハンドプレスをすると、美容液がよりなじみやすくなる。
クリームや乳液で潤いを閉じ込める
美容液を塗った後は、クリームや乳液を使って潤いをしっかり閉じ込めることも重要。油分の多いアイテムを最後につけることで、水分の蒸発を防げる。美容液の使用後はあまり時間を空けず、すぐに油分で蓋をしよう。
製品の使用期限内に使い切る
美容液の使用期限は製品ごとに異なる。成分によっては開封後に変質しやすい場合もあるので、使用期限内にできるだけ早く使い切ろう。
とくに劣化が早いと言われる原液系のプラセンタ美容液は、開封後1カ月を目安に使い切って。無理なく使いたいなら、小さめサイズの美容液を選ぶのもひとつの手。
7.プラセンタ美容液に関するQ&A
どれぐらい使い続ければ効果を実感できる?
プラセンタ美容液の魅力を体感するまでの期間は、人によって異なります。1カ月程度で満足できることもありますが肌の状態や環境によっても変わるため、3カ月ほどは続けて様子を見ましょう。
プラセンタ美容液に危険性はある?
管理された環境下で飼育された動物由来のプラセンタエキスはアレルゲンも除去されており、安全性には問題がないとされています。しかし、成分が肌に合わない場合やアレルギー反応を引き起こす場合もあります。とくに、敏感肌の方やアレルギー体質の方は注意が必要です。使用前にパッチテストを行い、肌の反応を確認しましょう。不安がある場合は、専門家に相談するのもおすすめです。
プラセンタサプリと併用してもよい?
プラセンタ美容液とプラセンタサプリメントを一緒に使うことで、体の内外からのアプローチが期待できます。ただし過剰摂取には注意が必要です。製品ごとの摂取量や使用量を守りながら、必要に応じて専門家のアドバイスを受けてください。