コスメでよく見る54成分を解説!正しい知識を身につけよう
化粧水やクレンジング、美容液、乳液。毎日使うものだからこそ何となくではなく、しっかりと理解した上で選びたいもの。でも成分表を見てもよく分からないものも多く、何を基準に選べばよいか悩む人も多いはず。そこで今回は様々なスキンケアによく入っている「お肌に嬉しい成分54種」を分かりやすく総まとめ。自分が使うコスメにこだわりたい人は、ぜひチェックしてみよう。
更新日:2022/09/22
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4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)
美白※
メラノサイトでのチロシナーゼの働きを阻害し、美白効果(※)を発揮する。アルブチンやルシノールと似た働き方をする。
【こんなお悩みに】
・シミ、そばかす※
※メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを防ぐ
BG(ブチレングリコール)
保湿 ニキビケア※
防腐剤と一緒に用いると防腐効果が上がるので、防腐剤の配合量を減らすことができる。植物エキスの培養剤として配合されることも。
【こんなお悩みに】
・乾燥
※洗顔料の場合は洗浄によるもの。または医薬部外品の場合、有効成分によるもの。
DPG(ジプロピレングリコール)
保湿
保水力は穏やかで、サラッとした使用感。製品の伸びをよくするために広く使われる。
【こんなお悩みに】
・乾燥
アミノ酸類(セリン、グリシン、プロリン、ロイシン、アルギニン、グルタミン酸、ヒスチジンなど)
保湿 バリア機能
天然保湿因子(肌で生成される保湿成分)の主成分で、たんぱく質の元になる。もともと肌に存在するものなので、肌なじみがいいうえに保湿効果が高い。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・ほこり、大気汚染等の肌ストレス(ゆらぎ)
アラントイン
ニキビ予防
繰り返すニキビに悩む人におすすめ。水によく溶け、化粧水以外や乳液、クリームなどに配合されることが多い。
【こんなお悩みに】
・繰り返すニキビ
・肌あれ※
※肌あれを防ぐ
アルガンオイル(アルガニアスピノサ核油)
保湿 エイジングケア※
ビタミンEを多く含み、乾燥肌の保湿やエイジングケア(※)に適している。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・ハリ不足
※年齢肌をすこやかに保つ
アルジルリン(アセチルヘキサペプチド-3、アセチルヘキサぺプチド-8)
弾力 ハリ
エイジングケア(※)に人気の成分。ハリの低下にアプローチする。
【こんなお悩みに】
・ハリ不足
※年齢肌をすこやかに保つ
アルブチン(ハイドロキノン誘導体)
美白※
コケモモなどの植物に含まれている。糖とハイドロキノンから合成される、ハイドロキノンの糖誘導体。メラニンの生成を促進するチロシナーゼの活性を阻害し、メラニンができにくいように働きかける。ハイドロキノンと似た分子構造を持つ。
【こんなお悩みに】
・シミ、そばかす※
※メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを防ぐ
アロエエキス
保湿 ハリ
保湿効果に優れ、肌を保護する。他の保湿成分と組み合わせて配合すると相乗効果を得やすい。液汁末は水を含むとゲル状になる。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・ハリ不足
イオウ
角質柔軟作用※1 殺菌作用※1,2
一般名は漢字の「硫黄」として知られている。肌をやわらげ、キメを整え毛穴を目立たなくさせる。
【こんなお悩みに】
・毛穴詰まり※3
・繰り返すニキビ
・肌あれ※4
※1.作用機序として
※2.化粧品以外の指定医薬部外品で承認を得ている場合
※3.角質が軟化することによる
※4.肌あれを防ぐ
イソプロピルメチルフェノール
角質ケア ニキビ予防
殺菌作用(※1)や角質剥離作用がある。ニキビ予防の医薬部外品や、かゆみ対策に化粧品以外の指定医薬部外品に配合される場合もある。
【こんなお悩みに】
・繰り返すニキビ
・肌あれ※2
※1.化粧品以外の指定医薬部外品で承認を得ている場合
※2.肌あれを防ぐ
エクトイン
保湿 整肌
肌の水分量を保持し増加させる。HSP(ヒートショックプロテイン)を増加させることで細胞を保護したり、コラーゲンの分泌を促したりする。乾燥肌の人は要チェックの成分。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・ほこり、大気汚染等の肌ストレス(ゆらぎ)
エストラジオール(エチニルストラジオール)
皮脂の過剰な分泌を抑制
エストラジオールの誘導体で、皮脂の過剰な分泌を抑える。脂性肌の人は要チェック。
【こんなお悩みに】
・ベタつき
エナジーシグナルAMP(アデノシンリン酸2Na)
美白※
表皮のターンオーバー促進による美白作用(※)がある。メラニンの「生成」ではなく「蓄積」を抑え、しみ・そばかすを防ぐ仕組み。
【こんなお悩みに】
・シミ、そばかす※
※メラニンの蓄積を抑制し、シミやそばかすを防ぐ
エラグ酸
美白※
チロシナーゼという酵素の働きを抑え、メラニン生成を抑制することで美白作用をもたらす。ハイドロキノンに似た作用がある。
【こんなお悩みに】
・シミ、そばかす※
※メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを防ぐ
カモミラET(カモミラエキス)
美白※
キク科のカミツレの花から抽出されたエキス。メラノサイトにメラニン色素の産生を指令する主体成分エンドセリンの働きを阻止し、メラニンの生成を抑制する。
【こんなお悩みに】
・シミ、そばかす※
※メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを防ぐ
グリセリン
保湿 エモリエント効果 バリア機能
高い吸水力を持ち、肌を保湿する。とろみがあるため、感触調整のために配合されることも。温感化粧品にも活用される。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・肌の硬化※
・ほこり、大気汚染等の肌ストレス(ゆらぎ)
※乾燥による
グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)
ニキビ予防
カンゾウ根エキスの主成分、グリチルリチン酸の誘導体。ニキビを防ぐのにおすすめ。水溶性なので、化粧水などの水性成分が多い化粧品に多く配合される。化粧品表示名称はグリチルリチン酸2K、医薬部外品表示名称がグリチルリチン酸ジカリウム。
【こんなお悩みに】
・繰り返すニキビ
・肌あれ※
※肌あれを防ぐ
グリチルリチン酸ステアリル
抗炎症作用※1
グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)より優れた効果を持ち、ニキビ予防におすすめ。油溶性なので、クリームやオイル系の商品に多く配合される。
【こんなお悩みに】
・繰り返すニキビ
・肌あれ※2
※1.作用機序として
※2.肌あれを防ぐ
コウジ酸(5-ヒドロキシ-2-ヒドロキシメチル-4-ピロン)
美白※
味噌や酒などをつくる際に使う、コウジカビの培養液から発見された成分。メラニンを合成するチロシナーゼの活性部位にある銅イオンの働きを封じることで、美白作用(※)を発揮する。比較的マイルドな美白有効成分(※)とされている。
【こんなお悩みに】
・シミ、そばかす※
※メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを防ぐ
コムギ胚芽油
保湿 エモリエント効果
皮膚の水分蒸発を抑え、皮膚に柔軟性やなめらかさを与えるエモリエント効果に優れている。ビタミンEを多く含む。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・肌の硬化※
※乾燥による
コラーゲン(水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲンなど)
保湿 弾力 ハリ
保湿効果に優れ、肌や髪の表面にしなやかな保護膜を作る。肌なじみがよくサラッとしている。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・キメの乱れ
・ハリ不足
サリチル酸
角質柔軟作用※1 皮脂の過剰な分泌を抑制※1
古い角質をやわらげてくれる(角質柔軟作用※1)。おだやかな角質ケアができる製品として、一部の一般化粧品に使用されている。拭き取り化粧水やゴマージュ・ジェルなど、物理的に古い角質を落とす製品が主。
【こんなお悩みに】
・毛穴詰まり※2
・キメの乱れ
・ハリ不足
・ベタつき
※1.作用機序として
※2.角質が軟化することによる
シア脂
保湿 弾力 ハリ
肌の柔軟効果、水分保持の効果に優れている。乳化製品やオイル製品にコクを与える目的で配合されることも。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・ハリ不足※
※乾燥による
シラカバエキス
保湿 収れん(引き締め) バリア機能
タンニン、サポニン、フラボノイド、ビタミンCなどを含む。収れん、保湿など、多くの作用がある。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・ベタつき
・肌あれ※
・ほこり、大気汚染等の肌ストレス(ゆらぎ)
※肌あれを防ぐ
スクワラン
保湿 エモリエント効果 バリア機能
ヒトの皮脂中にも存在する油性成分。肌を保湿し柔らかくする。製品の感触を滑らかにする目的でも用いられる。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・肌の硬化※
・ほこり、大気汚染等の肌ストレス(ゆらぎ)
※乾燥による
セラミド類
保湿 バリア機能
角層内で肌を外部刺激から守るバリア機能としての働きを果たす。不足すると肌が敏感になる。セラミド1、セラミド2といった数字がついている「ヒト型セラミド」のほか、植物性の「コメヌカスフィンゴ糖脂質」など、複数の種類がある。また、セラミド3とセラミド6は加齢によって減少する。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・キメの乱れ
・ほこり、大気汚染等の肌ストレス(ゆらぎ)
デクスパンテノールW(PCE-DP)
美白※
表皮細胞のエネルギーを高め、ターンオーバーを促進することによりメラニンの蓄積を抑える。
【こんなお悩みに】
・シミ、そばかす※
※メラニンの蓄積を抑制し、シミやそばかすを防ぐ
トウキエキス
保湿 ニキビケア※1
肌あれを防ぐ目的で配合されることが多い。ほかに保湿作用もある。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・肌あれ※2
※1.洗顔料または医薬部外品の有効成分の場合、ニキビを防ぐ
※2.肌あれを防ぐ
トラネキサム酸(m-トラネキサム酸)
美白※1 抗炎症作用※2
肌が炎症を受けたときに発生するメラニン生成誘導因子の発生を抑え、美白作用(※1)を発揮する。肌あれに関わる酵素の生成を抑制する働きも。
【こんなお悩みに】
・シミ、そばかす※1
・繰り返すニキビ
・肌あれ※3
※1.メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを防ぐ
※2.作用機序として
※3.肌あれを防ぐ
ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド、リンクルナイアシン)
シワ改善※2 美白※1 バリア機能
ビタミンB群の一種で、抗シワ作用がある。セラミドの合成をサポートし、バリア機能を整える。またメラニンの生成・貯蔵が行われるメラノソームが肌表面に届くのを抑制することで、美白作用(※1)をもたらす。
【こんなお悩みに】
・シワ※2
・ハリ不足
・シミ、そばかす※1
※1.メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを防ぐ
※2.乾燥による小じわを目立たなくする
ニールワン
シワ改善(※)
ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業が開発した、シワを改善する効能・効果(※)を有する成分。医薬部外品表示名は「三フッ化イソプロピルオキソプロピルアミノカルボニルピロリジンカルボニルメチルプロピルアミノカルボニルベンゾイルアミノ酢酸Na」と非常に長く、「ニールワン」の愛称で知られている。シワにつながる炎症を引き起こす白血球の一種・好中球エラスターゼの働きを抑え、コラーゲンなどの真皮成分の過剰な分解を抑制する。
【こんなお悩みに】
・シワ
・ハリ不足
※シワ改善が認められた医薬部外品に限る
ハイドロキノン
美白※
医薬部外品に配合される美白有効成分としての認可は得ていないが、シミを作る酵素・チロシナーゼやメラノサイトの働きを阻害する作用がある。クリニックでのシミ治療に使われる場合もある美白成分(※)。
【こんなお悩みに】
・シミ、そばかす※
※メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを防ぐ
バクチオール
保湿 弾力 美白※1 ニキビケア※2
植物性の成分で、レチノールに似た働きがあると言われている。コラーゲンの生成をサポートする。化粧品以外の主な用途としては、殺菌作用があることでも知られている。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・ハリ不足
・シミ、そばかす※1
・繰り返すニキビ
・肌あれ※3
※1.メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを防ぐ
※2.ニキビを防ぐ
※3.肌あれを防ぐ
ハトムギエキス
保湿
保湿、肌あれ予防に役立つ。肌をなめらかにする。
【こんなお悩みに】
・乾燥
ハマメリスエキス
収れん作用(引き締め) 消炎作用※1
優れた収れん持ち、肌を引き締めてキメを整え、肌あれを防ぐ。化粧品以外の主な用途としては、消炎作用があることでも知られる。
【こんなお悩みに】
・キメの乱れ
・肌あれ※2
・ベタつき
※1.化粧品、薬用化粧品(医薬部外品)等の化粧品類以外に、一般的な成分用途として
※2.肌あれを防ぐ
ヒアルロン酸(ヒアルロン酸Na)
保湿 弾力 ハリ
優れた水分保持能を持つ。肌に潤いの膜を形成して水分蒸散を防ぎ、キメの整った肌に。水に溶けるととろみがつくため、感触改良のために配合されることもある。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・キメの乱れ
・ハリ不足
ビタミンC(アスコルビン酸)
美白※ ハリ
化粧品以外の主な用途としては、優れた抗酸化作用をもつことで知られる。単体だと安定しにくいので、アスコルビルグルコシドやリン酸アスコルビルMgなどの誘導体を付けた形で配合されることが多い。
【こんなお悩みに】
・シミ、そばかす※
・ハリ不足
※メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを防ぐ
ビタミンC誘導体(リン酸アスコルビルMg、アスコルビルグルコシドなど)
美白※1 皮脂の過剰な分泌を抑制 抗酸化作用※2
単体では安定しにくいビタミンCに、マグネシウムやグルコースなどを誘導体として結合させたもの。メラニンの生成を抑制する。また、過酸化脂質を抑制し、抗酸化作用も発揮する。さらにアクネ菌の増殖を抑える抗菌作用(※2)や、チロシナーゼの活性化を阻害してメラニン生成を抑える美白作用(※1)も。
【こんなお悩みに】
・シミ、そばかす※1
・ベタつき
※1.メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを防ぐ
※2.化粧品、薬用化粧品(医薬部外品)等の化粧品類以外に、一般的な成分用途として
ビタミンE誘導体(トコフェリルリン酸Na)
保湿 ニキビケア※1
肌あれ予防、エイジングケア(※2)などの製品に幅広く使われる
【こんなお悩みに】
・乾燥
・繰り返すニキビ
・肌あれ※3
※1.洗顔料または医薬部外品の有効成分の場合、ニキビを防ぐ
※2.年齢肌をすこやかに保つ
※3.肌あれを防ぐ
ヒト幹細胞培養液
保湿 整肌 弾力 ハリ
幹細胞を抽出する過程で出てくる液で、幹細胞自体は含まれていない。ヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチンの生成や、皮膚の柔軟性を保ち、ハリのある肌に導く。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・キメの乱れ
・ハリ不足
プラセンタエキス
保湿 美白※
アミノ酸・ビタミン・ミネラルなどを多く含む。メラニンの産生を抑制し、美白作用(※)をもたらす。代謝促進の働きもあるため、メラニンを排出してシミやそばかすを滞留しにくくする作用も。同時に保湿作用も持つ。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・シミ、そばかす※
※メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを防ぐ
ベンザルコニウムクロリド(塩化ベンザルコニウム)
殺菌、抗菌作用
殺菌・抗菌作用があり、ニキビ対策に人気の成分のひとつ。デオドラント剤の有効成分や化粧品の防腐剤としても使われる。
【こんなお悩みに】
・繰り返すニキビ
・肌あれ※1
・体臭※2
※1.肌あれを防ぐ
※2.殺菌作用で雑菌の増殖を防ぐことによる
ホホバオイル(ホホバ種子油)
保湿 エイジングケア※1
サラッとしていながら角層内の水分蒸散を防ぐ効果が高く、肌あれから肌を守る。感触調整のために配合されることもある。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・ハリ不足
・肌あれ※2
※1.年齢肌をすこやかに保つ
※2.肌あれを防ぐ
マグノリグナン
美白※
モクレン科の植物、ホオノキの樹皮に含まれるポリフェノールに着目して開発された。メラニン色素を合成するチロシナーゼの成熟を阻害することで、メラニンの生成を抑制する。
【こんなお悩みに】
・シミ、そばかす※
※メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを防ぐ
ライスパワーNo.11(米エキスNo.11)
水分保持能改善 乾燥 バリア機能
セラミド合成促進によりバリア機能を整える。即時的な水分量増加による保湿作用ではなく、角層の細胞間脂質を改善させる。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・乾燥による小じわ※1
・肌あれ予防※2
・くすみ、ごわつき※3
※1.乾燥によるを目立たなくする
※2.乾燥による
※3.乾燥による肌印象
リノール酸S(リノール酸)
美白※
サフラワー油などから抽出される不飽和脂肪酸。チロシナーゼの分解を促進し、メラニンの排泄を促すことで美白作用(※)が得られる。
【こんなお悩みに】
・シミ、そばかす※
※メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを防ぐ
レゾルシン
角質ケア ニキビ予防
ニキビ予防の医薬部外品や、かゆみ対策に化粧品以外の指定医薬部外品で見かけることが多い。殺菌作用(※1)や角質剥離作用がある。
【こんなお悩みに】
・繰り返すニキビ
・肌あれ※2
※1.化粧品以外の指定医薬部外品で承認を得ている場合
※2.肌あれを防ぐ
レモン(果実)エキス
保湿 収れん(引き締め)
クエン酸をはじめとする有機酸類や、ビタミンCを含むエキス。収れん、保湿効果が期待でき、引き締め用の化粧水などに配合される。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・ベタつき
ローズマリー葉エキス
消炎作用※1 抗菌作用※1 エイジングケア※2
肌あれやニキビの予防製品、エイジングケア(※2)製品に多く配合される。化粧品以外の主な用途として、抗酸化、消炎、抗菌作用で知られている。
【こんなお悩みに】
・繰り返すニキビ
・肌あれ※3
・ハリ不足
※1.作用機序として
※2.年齢肌をすこやかに保つ
※3.肌あれを防ぐ
ワセリン
保湿 バリア機能
肌や唇を乾燥からしっかり守って保護し、水分蒸散を抑制。クリームや乳液の感触調整に使われることもある。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・ほこり、大気汚染等の肌ストレス(ゆらぎ)
純粋レチノール(レチノール)
保湿 シワ改善※1 美白※2
新陳代謝に適した肌環境を整えるので、ターンオーバーが乱れやすい季節の変わり目におすすめの成分。肌を健やかに保って保湿する。真皮でコラーゲンの合成代謝を促進して、シワを改善(※1)する。
【こんなお悩みに】
・乾燥
・シワ※1
・ハリ不足
・シミ、そばかす※2
※1.シワ改善が認められた医薬部外品に限る
※2.メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを防ぐ
糖類(トレハロース、エリスリトール、ソルビトール、スクロース、キシリトールなど)
保湿
水と緩く結合し、水分の蒸発を抑えて保湿効果を発揮する。保湿化粧品に配合されるスタンダードな成分のひとつ。
【こんなお悩みに】
・乾燥
卵殻膜エキス(加水分解卵殻膜)
保湿 弾力 ハリ
角層の水分量を増加させて肌を保湿する。アミノ酸やヒアルロン酸、コラーゲンなどが含まれ、肌に潤いやハリを与える。