流行のトリセツ ~トレンドも自分の言葉にできたらいいよね~ Vol.014練り香水
耳にしたことがあったり、気になってはいるものの、本当は何がいいのかまだ知らないトレンドのキーワードをピックアップ。分かりやすい紹介と気軽に取り入れられる方法を提案していきます。
更新日:2017/02/14
練り香水とは?
練り香水とは、オイルやワックスに香料を練りこんだ香り付けアイテムのこと。一般的に香水と聞くと、瓶などに入った液体状の香水をイメージしがちですが、実はこの固形タイプの練り香水が、肌に優しい、持ち運びができる、液体状の香水に比べて柔らかく香るといった理由で、近ごろ人気を集めているのです。
香水のマナー違反に注意!シチュエーション別に使い分けを
練り香水と異なり、一般的な香水はアルコールと香料を組み合わせているので、その分香り立ちが華やかです。なので、その日のシチュエーションや会社によっては、香りすぎて社会のマナー違反になることも。そこで、日常使いの香水に「練り香水」を取り入れれば、さりげなく香らせることができますよね。また練り香水の「ふわっ」とした香りに誘われて、すれ違う人も、つい振り返っちゃうもしれません。そう、大人の女性はさりげなくいい香りをまといたいもの。
おすすめの練り香水は?
持っておいて間違いない!初心者におすすめな香り
各ブランドからさまざまな練り香水が誕生していますが、初心者におすすめなのはロクシタンの練り香水。女性らしくかわいい蓋を開ければ13世紀のローズガーデンにいるかのような華やかな香りに包まれます。高貴でフェミニンな香りにうっとりすること間違いなし。
指先の保湿までできる!本物志向におすすめ
素材に徹底的にこだわりのあるshiroが展開する練り香水は、どの種類も常に売り切れとなるほどの人気ぶり。その中でも、やや値は張りますが、イングリッシュガーデンの練り香水はハイブランドの香水にも負け劣らないほど、高貴な香りを放ちます。素材には野菜油 やシアバター(シア脂)、ミツロウを使っているので、甘皮や指先の保湿バームとしても使えるとか。一度は持ってみたい憧れの練り香水ですね。
ローラプロデュース!イマドキキ女子におすすめ
Vasilisa(ヴァシリーサ)は、あの人気モデル・ローラによる初プロデュースブランド。そんなヴァシリーサから2016年10月、スティック型の練り香水が誕生しました。パッケージのカラフルで独創的な動物たちの鮮やかなデザインが世の女性の目を引き、あっという間にSNS上で話題に。そして、今回既存の3種類に加え、2月11日(土)には、“きゅん”とするチェリーとほんのり甘いマシュマロを感じさせるロマンティックな香りの『フィオナ』と、ジューシーなピーチにフリージアの優しい香りが合わさったフルーティフローラルな香りの『オリバー』が仲間入り。売り切れになる前にお近くのPLAZAまたはMINiPLAでお気に入りを探してみて。
最後に、練り香水の基本的な使い方は、手首や首元などの体温が高い部分にこまめにつけること。バームになっているので、毛先につけたり、爪先につけたりすれば保湿にもなります。持ち運びも簡単なので、ぜひ一つはポーチに常備してみて。いざという時にいつでもいい香りをまとえますよ。
濱田文恵
【ビューズ所属】日中美容研究家。自身の人生を変えた「美容」に魅了され、今では13種類のビューティー系資格を取得。現在は出身地である中国の中医学を基にした東洋美容や食事法を中心に研究中。その他、美のスペシャリスト集団 beaus 所属、MAQUIA 専属ブロガー、各美容メディアにて連載記事執筆、初心者向けメイクレッスンやコスメ動向などのセミナー講師までマルチに活動。