流行のトリセツ ~トレンドも自分の言葉にできたらいいよね~ Vol.012 オメガ3(オメガスリー)

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耳にしたことがあったり、気になってはいるものの、本当は何がいいのかまだ知らないトレンドのキーワードをピックアップ。分かりやすい紹介と気軽に取り入れられる方法を提案していきます。

更新日:2017/01/16

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明日話したくなる「オメガ3」の体にいいこと

オメガ3とは・・・

オメガ3イメージ

最近、オメガ3(オメガスリー)という言葉をよく耳にしますがみなさん説明できますか? オメガ3とは、正式名称をオメガ3系脂肪酸(以後、オメガ3)といい、私たちの体に必要な脂質を構成する必須脂肪酸のひとつ。もうひとつのオメガ6系脂肪酸(以後、オメガ6)との摂取比率のバランスがよくなることで、体の健康を保っています。

そもそも、なぜオメガ3が注目を集めたのか。それは、オメガ3は私たちの体内では作り出せない成分だからなのです。もうひとつのオメガ6も同様に体内では作り出せないのですが、オメガ6は私たちが日頃から常に食べている「サラダ油」に含まれています。そのため、むしろ摂りすぎている傾向があるのに対して、オメガ3は「青魚」や「亜麻仁油」などに多く含まれているので、意識して積極的に摂らないと不足してしまいます。そこで、サプリメントなど多くのオメガ3を含む食品が誕生したのです。

ちなみに、1日に摂りたいオメガ3の量は約10g。スプーン1杯程度を食べれば摂ることができます。さらに、オメガ3とオメガ6の理想的な摂取量比率は、1:4とされています。この比率があまりにも偏ったりして崩れると、アレルギーリスクも高まると言われています。逆にバランスよく摂れていれば、肌トラブルや薄毛対策も期待できるので、毎日の食事にオメガ3は摂り入れることをおすすめします。

常備したい!おすすめのオメガ3はこちら

オメガ3食品
我が家で常備しているオメガ3食品はこちら(左からチアシード、亜麻仁油、エゴマ油)

オメガ3が含まれるものには、シソ油(エゴマ油)、亜麻仁油、チアシード、イワシやサバなどの青魚に含まれる魚油があげられます。魚の匂いが苦手な方は、スーパーフードであるチアシードから摂れば、他の栄養素も摂れるうえに、水分を吸って膨らむチアシードの満腹感を利用してダイエットも一緒にできるので一石二鳥ですね。ぜひ、毎日の生活にオメガ3を取り入れてみてください。

濱田文恵

【ビューズ所属】日中美容研究家。自身の人生を変えた「美容」に魅了され、今では12種類のビューティー系資格を取得。現在は出身地である中国の中医学を基にした東洋美容や食事法を中心に研究中。その他、美のスペシャリスト集団 beaus 所属、MAQUIA 専属ブロガー、各美容メディアにて連載記事執筆、初心者向けメイクレッスンやコスメ動向などのセミナー講師までマルチに活動。

※記事は2017年1月16日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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