流行のトリセツ ~トレンドも自分の言葉にできたらいいよね~Vol.005 ジュースクレンズ
耳にしたことがあったり、気になってはいるものの、本当は何がいいのかまだ知らないトレンドのキーワードをピックアップ! 分かりやすい紹介と、気軽に取り入れられる方法を提案していきます。
更新日:2016/08/29
1dayジュースクレンズで美肌&ダイエット
ジュースクレンズの効果と方法を知ろう
海外セレブやモデルの間で広まり、今や美容にこだわる女性の間で定番の美容・ダイエット法となったジュースクレンズ。今回は、その効果や基本的な方法などをご紹介します。
ジュースクレンズとは、食事の代わりに新鮮なフルーツや野菜を使った100%のコールドプレスジュースを飲む美容・健康法。その名のとおり、食事の代わりにジュースに置き換えることで、消化器官を休ませて“クレンズ(浄化)”することを目的としています。もともと消化のために使われるエネルギーのおよそ4割程をカラダの再生のために使うことができるので、内臓機能全般のメンテナンスに役立つのです。
さらに、体内に蓄積されている毒素を排出し、クリーンな体内環境をつくるデトックス作用も期待できます。「アンチエイジング」「美肌」「ダイエット」「免疫力の向上」「内臓機能の回復」「疲労回復」「体内のリセット」など、美容健康効果が得られるとして人気です。
ジュースクレンズは最長でも3日間に留めて置き、以降はゆっくりと通常の食事に戻していくことが推奨されています。ただし、クレンズ期間中に口にできるのは水分(水・コールドプレスジュース)のみなので、注意しましょう。
「3日間も耐えられない・・・」という方にオススメなのが、1か月に1度のペースで1日だけ行う“1dayクレンズ”。六本木ヒルズにほど近い、麻布十番商店街に2016年8月6日にオープンしたばかりのコールドプレスジュース専門店『Mr.Cleanse (ミスタークレンズ)』では、1dayクレンズのための12パック入りコールドプレスジュースを販売しています。
朝の起き掛けには体温をアップさせるショウガとビーツ入りの「Red」、活動的な午前中には、脂肪の分解を高めるグレープフルーツやセロリやパプリカ入りの「Yellow」、ランチにはビタミンやミネラルが豊富なグリーン野菜ベースの「Green」、おやつタイムには飲む点滴とも呼ばれる栄養成分豊富な甘酒やナッツや豆乳入りの「White」、夕方には疲労回復作用のあるパセリやセロリが入った「Olive green」、一日の終わりには、むくみ解消に役立つカリウムが豊富なリンゴやニンジンを使った「Orange」・・・と、6種類12パックのジュースを順番に飲むユニークなスタイル。「何を組み合わせたらいいかわからない」「同じ味のジュースは飽きてしまう」という方にもオススメです。
Mr.Cleanse(ミスタークレンズ)コールドプレスジュース
1パック(200ml):1080円
1dayクレンズ(12パック):9188円
ジューサーと素材を選べばホームメイドもOK
低温圧縮で酵素もしっかりチャージ
自宅でもコールドプレスジュースを作ることはできますが、その際はジューサー選びが重要です。通常のミキサーやジューサーは回転が速く、熱によって酵素が壊れてしまうので、低速で圧縮型のジューサーを選びましょう。
また、素材選びも重要。コールドプレスジュースは素材丸ごとをすりつぶすので、有機栽培など、皮ごと食べても問題ないフルーツや野菜を選ぶ必要があります。もちろん、新鮮な状態でジュースにすることも鉄則です。
お肌にも体にも夏の疲れが溜まっているこの時期。ジュースクレンズで体内をゆっくりと休ませて、秋に備えてみてはいかがでしょうか?
鈴木絢子
美容家/株式会社ビューズ:代表取締役/一般社団法人日本スーパーフード協会:理事/LLP薬事法有識者会議:薬事法管理者/米国ISNF認定:サプリメントビジネスアドバイザー/一般社団法人日本化粧品検定協会:講師/ミスグランドジャパン:オフィシャル講師/さつまいも親善協会:代表
学生時代、北京大学への短期語学留学をきっかけに、上海TVリポーター、中国雑誌の企画・ライターとして活動。大学卒業後は大手美容外科、化粧品会社の広報を経て、広告代理店で薬事法・ライティング専門部署を設立。美容・健康食品関連のコンサルティングで携わった企業は500社を超す。現在は美容家として活動する傍ら、女性専門家所属数NO.1を掲げる美容キャスティング会社㈱ビューズを設立。PR全般の他、化粧品・食品の海外進出支援などを行う。
ILLUSTRATION/HONGAMA