カラダの悩みを ちょっとだけ 減らしませんか ~夏の髪の悩みVol.1~

【毎週水曜日 6:00 更新】
20代後半から増えてくる、体や肌の悩み。中には、気になってはいても周りに聞けないなんてことも。そこで、みんなが気になる悩みを調査。プロの先生に悩みの解決策を教えてもらいましょう。不安や悩みを少しでも減らせたらきっと明日は楽しくなるはず。

更新日:2016/08/03

9割の女性が「髪に悩みがある」と回答。具体的な悩みとその要因とは?

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具体的な悩みの、第1位は「髪のパサつき」、第2位は「湿気による広がり」。
今回はこのTOP2の悩みを解決すべく、髪と頭皮の世界的スペシャリストと言われている、
ルネッサンスクリニックの長井正寿先生にインタビューしてきました。

「髪のパサつきも、湿気による広がりも、どちらも髪が乾燥することによって髪がダメージを受けて起こるものです。髪は身体と同じで、様々な種類のたんぱく質で成り立っています。その中でも髪を健やかに保つキューティクルというたんぱく質があり、このキューティクルはその周りに存在している脂質(油分)があることで外的刺激から守られて、その機能を果たします。ですがこの脂質(油分)は、紫外線を浴びたり、過度のヘアカラー剤などを繰り返すことで失われてしまいやすく、その結果、髪が乾燥しパサつきや広がりの原因となってしまいます。まとまりのよい、ツヤのあるしっとりとした髪を作るには、まずは乾燥対策を行なうことが大切なんです。」(長井先生)

保湿には身近なあのオイルを。乾燥を防ぐために普段から出来るケア方法とは

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「もしすでに髪の毛に枝毛などのダメージがあるなら、その部分だけ切ってしまうのがベターです。その上でまず予防としてできることは、外出時は帽子を活用して紫外線を浴びないことです。紫外線は、髪にダメージを与える大きな要因となっています。それでもパサつきや広がりが気になる場合には、日頃のケアとして、オリーブオイルやケラチンと言われる元々髪に存在しているタンパク質成分が配合されたトリートメントや製品などを使って髪を保湿、補修してあげましょう。キューティクルを守ってくれる脂質(油分)を補い、髪をコーティングしてあげることで乾燥から髪を守ってくれますよ。女性は特にヘアドライヤーの時間やヘアカラーの頻度が男性より高く乾燥は常に隣り合わせの生活をしているので、是非毎日のケアに取り入れてみてくださいね。」(長井先生)

美容家・ライター/平野香奈絵(かなえ嬢)


自身のスキンケアやサプリメントはすべてドクターコスメ。毎月の肌メンテは美容クリニックへなどブレない美容のこだわりからブログなどで紹介するとたちまち問い合わせが増えるほど。常に消費者目線に立った情報が支持されている。個人の活動では、国内唯一の美容医療に特化した美容家として、化粧品や健康食品等のプロデュース、監修も行なう。

髪の世界的スペシャリスト長井正寿先生

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全国から患者が殺到する髪と頭皮の専門医師。自分自身が薄毛に悩み、自毛植毛手術を3度受けその悩みから解放されるなど自ら体現しつつ患者目線に立っている。また、アメリカやイタリアを筆頭に全世界でそのレベルの高い最新の技術を数々と発表。両利きであると言うその手先の器用さから、自身のクリニックでは、手術を受けた事実が他人に気づかれない「undetectable operation」を提供している

※記事は2016年8月3日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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