「永遠の妖精」「20世紀のファッションアイコン」と呼ばれ、今なお多くの女性たちの支持を集め続ける女優、オードリー・ヘプバーン。女優として映画の中で活躍する姿、ファッショナブルな衣装を着こなす姿、プライベートで見せる飾らない笑顔など、その若き日の可憐な姿をとらえた貴重なショットを、約200点も集めた写真展が開催される。今も色あせない、気品あふれる微笑とお茶目な表情に会いに行こう!
(C)Mark Shaw
映画・ファッション・プライベートと一流写真家による約200点が集まる
2018年1月10日(水)から22日(月)まで、日本橋三越本店の新館7階催物会場では「写真展 オードリー・ヘプバーン」を開催。会場は、ファッション・映画・プライベートの3部構成で、カリフォルニアのmptv社の全面協力により、同社の所有する約1500点ものオードリーのフォトコレクションの中から選んだ約200点を展示する。
撮影したのは、マーク・ショウやボブ・ウィロビーといった一流のハリウッドフォトグラファーで、ヘプバーンとも親交が深かったそう。そのため、日本ではこれまでほとんど公開されたことのない写真や、貴重なプライベート写真なども見られる。
今回の展覧会のメインビジュアルにもなっている写真は、「LIFE誌」を飾った、シンプルな真っ白いシャツを魅力的に着こなしている作品。こんな何気ないスタイルもキュートに決まるのは、オードリーならでは。
スクリーンの中で見せる笑顔や仕草など、その輝きは今もなお
オードリー・ヘプバーン(1929~1993)は、1953年に映画「ローマの休日」でアカデミー主演女優賞を獲得。その後も、「麗しのサブリナ」、「ティファニーで朝食を」、「マイ・フェア・レディ」などで人気を不動のものに。映画編では、世界中で人気を博したこれらの作品の撮影の合間のオフショット写真や、共演者とおしゃべりする姿などを捉えた写真も展示するそう。
さらにプライベート編では、仕事で滞在中のホテルで家族とともに寛ぐ様子や、愛犬や友人との写真なども見られる。また、母親としてのオードリーが見られるプライベートの貴重なショットなども公開される。
ファッションアイコンとして影響を与え続けるオードリーのスタイル
スレンダーな体に大きな瞳と長い脚を持った彼女の姿は、それまでの女優のイメージを一新しただけでなく、時代のファッションアイコンとして象徴的な存在に。生涯を通じてファッション界に刺激を与え続けてきたオードリーは、インターナショナル・ベスト・ドレッサーに選ばれて殿堂入りを果たしている。
ファッション編では、オードリーのファッションを語る上で大切なアイテムとなっているスカーフや帽子・サングラスをとり入れたスタイルや、ジバンシィの洗練された衣装を纏ったエレガントな姿など、オードリーのさまざまなスタイルを見ることができる。
21世紀になって行われた「史上最高の美女」、「20世紀最高の美女」を選ぶアンケート調査でもともに1位に選ばれたオードリー。どんな時代にも愛される彼女の魅力を、ファッション写真やプライベート写真から学べるかも。
多彩なオリジナルグッズも。この機会にオードリーの魅力を堪能して
また、会場では写真の「ポーチ」(1080円)をはじめ、「ポストカードブック」(16枚入り・1296円)や「マスキングテープ」(3種類・各540円)、「ノート」(2種類・各432円)、「マグカップ」(2種類・各1620円)など、写真展のオリジナル商品もバリエーション豊かに揃う。このほかにTシャツやバッグ、写真集などもあり、写真展の開催を記念して18作品のオリジナルプリント(額付)も販売されるそう。普段はなかなか手に入らないアイテムの数々も、ファンには気になるところ。
オードリーが亡くなったのは1993年で、すでに25年が経っているけれど、スクリーンの中で見せる美貌や愛らしい表情など、その輝きは今も人々の心を捉えて話さない。永遠の妖精の可憐な姿を、この機会に写真展でじっくり堪能して。
イベントDATA
- イベント名
- 写真展 オードリー・ヘプバーン
- 開催場所
- 東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店 新館7階催物会場
- 開催日程
- 2018年1月10日(水)〜22日(月)
- 開催時間
- 10:30〜19:00 (19:30閉場)
※最終日は17:30まで (18:00閉場)
- アクセス
- 東京メトロ銀座線・半蔵門線 「三越前駅」より徒歩1分、東西線 「日本橋駅」C1出口)より徒歩5分、都営浅草線 「日本橋駅」より徒歩5分 ※東京駅・八重洲口バス停から「無料巡回バス メトロリンク日本橋」が利用可能
- 入場料
- 一般 ・ 大学生800円 / 高校・中学生600円
※小学生以下無料
- 電話番号
- 03-3241-3311(代表)
- ホームページ
- 日本橋三越本店 HP
WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)