今年は“ふれる”がテーマ!東京ミッドタウンで秋のデザインイベントが開催
更新日:2017/10/23
ちょっとアートな気分を味わいたい、芸術の秋。東京ミッドタウンでは2017年10月13日(金)から11月5日(日)まで、秋恒例のデザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2017(東京ミッドタウン デザインタッチ 2017)」を開催する。11回目の開催となる今年のテーマは“ふれる”。作品やデザイナーの情熱などにふれて、デザインとの出会いを楽しんで。
芝生広場に登場した巨大ビニールハウスで未来体験
ミッドタウン・ガーデンの芝生広場に設置された幅6m、奥行き30mの巨大なビニールハウスは、「デジベジ -Digital Vegetables- by PARTY(デジタル ベジタブルズ バイ パーティ)」と題されたインスタレーション作品。演出を行った「PARTY」は、最新テクノロジーを駆使して未来の体験をデザインするクリエイティブ集団で、ピコ太郎の歌う「PPAP」のライブ演出なども手がけているそう。
“やさい”にふれると映像&音が変化する空間に
ビニールハウスの中にはミニトマト、さつまいも、カボチャ、なす、キャベツなど、普段見慣れた“やさい”が並んでいるけれど、ふれると、無数のLEDの光が芽や種などふれた野菜の成長過程を有機的に表現。映像と音が変化して空間をデザインする仕掛けに。
「昼間はもちろんですが、ビニールハウス全体を光が駆け巡る夜は、さらにおすすめです。17時から21時の間は15分に1回ショータイムの特別演出もありますので、こちらも楽しんでいただけると思います」と、広報担当者さん。
あのヒット商品も誕生した!「Tokyo Midtown Award」の歴代受賞作品も展示
次世代を担うアーティストやデザイナーを発掘し応援する目的で始まった「Tokyo Midtown Award 2017(東京ミッドタウンアワード2017)」は、今年で10回目を迎える。今回は1489点の中から選ばれた15作品を発表して、展示。
また、10回目の開催を記念して、これまでのデザインコンペの歴代受賞作品77点を一同に並べる特別展示も行われる。中には、2008年の学生の部でグランプリとなった小島梢さんデザインの「歌舞伎フェイスパック」など、今では歌舞伎座や羽田空港などで定番の東京土産として人気を博している作品も。受賞作はすでに15作品が商品化されているので、知らずに買っていたという人もいるかも。
古きよきデザインにふれるアンティークマルシェなど、センスを磨けるチャンス
10月28日(土)と29日(日)には、古きに“ふれて”新しきを知る「東京ミッドタウン・アンティークマルシェ」がミッドタウン・ガーデンで開催される。こちらは、創刊40年という骨董・古美術の月刊誌「目の眼」が企画・開催するもので、東京ミッドタウンでは初開催となる骨董市。一流のアンティーク・ディーラーによって選び抜かれた品々は、それぞれの時代に特有のデザインに彩られている。1万円以下の商品もあるので、気軽にアンティークにふれるきっかけにしてもよさそう。
このほかにも、ミッドタウン・ガーデンの小川に沿って並び、人が近づくと揺れ動いて灯りが変化する「ものこころ提灯」など、さまざまなデザインにふれるプログラムが。いろいろなデザインにふれて、センスを磨く秋にしよう。
Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2017
TEL.03-3475-3100(東京ミッドタウン・コールセンター 10:00〜21:00)
東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン
アクセス:都営大江戸線「六本木駅」8番出口より直結、東京メトロ日比谷線「六本木駅」より地下通路にて直結、東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口より徒歩3分
会期:2017年10月13日(金)~11月5日(日)
「デジベジ」
開催時間:11:00~21:00
開催場所:ミッドタウン・ガーデン 芝生広場
「Tokyo Midtown Award 2017」
作品展示場所:プラザB1F
「東京ミッドタウン・アンティークマルシェ」
開催日時:10月28日(土)、29日(日)11:00~17:00
開催場所:ミッドタウン・ガーデン
WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)