感性豊かな布作品の作り手たちが集う布の祭典「布博」が町田で2週にわたって開催
更新日:2017/07/19
衣類はもちろん、袋物やインテリアまで、私たちの暮らしに欠かせない「布」のアイテム。そんな布作品を、素晴らしい感性と技術で作り出す作家たちが集まる布の祭典「布博 in 東京 vol.9」が、2017年7月21日(金)から2週連続で週末に開催される。今回は初めての試みとして「素材」に着目した構成で、新規16組を含むのべ66組が参加。それぞれに個性的なスタイルの作品が揃うから、お気に入りの一品が見つかるかも。
2つの「恋する週末」をテーマに手芸ファンには見逃せない企画が満載
町田市のパリオ町田で、2017年7月21日(金)から23日(日)と、2017年7月28日(金)から30日(日)の、2週連続で開催される「布博 in 東京 vol.9」。第1週目は「糸とボタンに恋をする週末」、第2週目は「作り手に恋をする週末」がテーマとなっている。会場では出店ブースに加えて、毎回好評の特集企画やワークショップ、ステージパフォーマンスなどもあり、見どころもいっぱい。会場では、布の量り売りや、作家がデザインを手掛ける“手芸きっと”などの販売もあるので、手芸ファンには見逃せないイベントと言えそう。
個性的なボタン、刺しゅうやニット作品が揃う1週目は「糸とボタンに恋をする週末」
2017年7月21日(金)から23日(日)にかけて行われる第1週目は、「糸とボタンに恋をする週末」。いろいろな素材でできた可愛らしいボタンや、刺しゅう、ニット作品など34組の出展者が揃う。中には、ボタンを使ったオリジナルのアクセサリーを出す店や、夏のバッグや帽子に使われる「ラフィア椰子(やし)」の素材に刺しゅうを施す店などもあるとか。第1週目では、7種類のワークショップも開催。作家がデザインした自分の名前を刺しゅうしたり、穴の開いた生地を利用してリペアしながら作品に仕上げる「ダーニング」など、自分だけの作品ができる。前日までの事前予約が基本だけど、中には当日参加OKのものもあるので、気になる人はHPで確認を。
海外のショップも出店!2週目はテキスタイルを中心とした「作り手に恋をする週末」
第2週目となる7月28日(金)から30日(日)は、「作り手に恋をする週末」。ちょっとドキドキのタイトルだけど、好みのものにめぐり会えたら、きっと作り手のことも大好きになるはず。作品は、プリントのテキスタイルを中心に1点物の洋服や、アクセサリー、小物など、作り手の思いが形になったものばかり。日本だけでなく、海外のショップにも注目。第2週目には、台湾の若いデザイナーたちによるショップも参加するそう。海を越えて、恋するチャンスも。
ポーチ博やブローチ博、靴下パーラーに耳飾りパーティーなど人気のセレクト企画も週替わりで
また、出展者によるショップとは別に、全国から集めたセレクト作品を展示販売する企画も登場。第1週目は、30店が参加する新企画「ポーチ博」と5店による「靴下パーラー」の2企画。また、第2週目は、毎回人気の「ブローチ博&耳飾りパーティー」を32店の参加で開催する。布に刺繍をしたブローチや糸を編んだ耳飾りをはじめ、金属や陶器に至るまで、さまざまな手作りのアクセサリーは夏の装いのアクセントにぴったり。
カラフルな空間を活用してフォトラリーやインスタグラム大賞にも参加を
そのほか、ステージではアコースティックな音楽や、その場でアート作品を描く〝ライブドローイング〟のパフォーマンスなども行われる。例えば、7月22日(土)に登場する美術作家の植田志保さんは今回が初登場。「会場を彩る“色の世界”を堪能してください」(同)
会場入口には各ショップが制作したカラフルな「ウェルカムアイコン」を展示するので、フォトポイントとしておすすめ。期間中は「フォトラリー」も開催されるので、入り口で配布される会場マップで参加方法をチェック。参加者には各日先着200名限定で、手紙社オリジナルグッズをプレゼントするそう。さらに、会場の様子をタグ付けしてインスタグラムに投稿すると、その中から「インスタグラム大賞」が選ばれる特典もあるとか。会場でお気に入りのアイテムにめぐり会えたら、ぜひ記念のフォトを投稿して。
布博 in 東京 vol.9
TEL.042-444-5367(手紙社)
会場:東京都町田市森野1-15-13 3F、4F 町田パリオ
アクセス:JR・小田急線「町田駅」より徒歩1分
開催期間:第1週目「糸とボタンに恋をする週末」2017年7月21日(金)〜23日(日)/第2週目「作り手に恋をする週末」:2017年7月28日(金)〜30日(日)
開催時間:金曜10:00~18:30、土曜10:00~18:30、日曜10:00~18:00
入場料:500円
WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)