桃はそのままでもスイーツでもパーフェクトなおいしさで夏を代表する人気のフルーツ。特に岡山県の白桃は、高級品というイメージですが、8月9日（木）・10日（金）の2日間、この岡山白桃を使ったパフェが東京の店舗で一律800円で味わうチャンスが到来！ ジューシーで上品な香りと甘さをもつ岡山白桃を編集部Yが味わってきました。
大切に育てられた袋入り娘の色白美人。岡山白桃とは
関東では山梨県が桃の名産地として有名ですが、そのイメージは濃いピンクの文字通り桃色。一方、岡山県は白桃の名産地として知られています。一つひとつ袋をかけて丁寧に栽培された色白美人の白桃は、香りが強く上品な甘さとジューシーさが魅力。1品種の桃が収穫できる時期はわずか2週間ほどで、熟しすぎてしまうと出荷できないデリケートな果物。岡山県では「清水白桃」「おかやま夢白桃」などさまざまな品種を入れ替わりで9月上旬まで継続出荷していくそう。
平成30年7月の豪雨災害により、大変な被害を受けた岡山県。桃の木が流されてしまった、という悲しいニュースもあったけれど、ほとんどの桃は無事にすくすくと育ち、今がまさに収穫の最盛期。旬のおいしい桃をいただくことで生産地を応援することにもなるのです。
というわけで、みなさんじゃんじゃん岡山白桃を食べましょう！
旬を逃さないで！東京で食べられる白桃スイーツ
岡山県の白桃をたっぷり使ったパフェを一律800円で！
そんな桃を東京で味わってみたい方のために、いちばんおいしいこの時期「岡山白桃スイーツフェア in 東京」が各地で開催されます。
中でも毎年大人気なのが、丸ビル・新丸ビルなど丸の内の店舗と岡山県のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で8月9日（木）・10日（金）の「白桃の日」2日間限定で開催される「おかやま白桃パフェDays」。今年は計8店舗が参加し、各店が趣向を凝らしたパフェを1日50食限定で提供します。
パフェのルールは岡山特産の白桃を1/2個、同じく岡山産のシャインマスカットとオーロラブラックという品種のブドウを3粒ずつ盛り込むこと。これで一律税込み800円は破格！ これを狙っているファンも多いので、食べてみたい方は「はくとうの日」をお忘れなきよう！
「おかやま白桃パフェDays」参加店舗のひとつ、新丸ビル5Fにある「PASTA HOUSE AWkitchen TOKYO」のパフェをひと足お先にいただきました。野菜や果物の素材を活かすお料理に定評のあるこちらのお店のパフェは、真ん中にどーんと鎮座する白桃とそれを取り囲む2種類のブドウが印象的です。
「白桃やブドウがとてもおいしかったので、主役のフルーツをなるべくそのまま引き立てる素材を組み合わせました。全体的には上品な大人の味わいに仕上げています。当店はレストランなので食後の〆パフェとしてもおすすめです」と、シェフパティシエの加藤章宏さん。
桃の上にはキルシュが香る生クリームがたっぷりと、羽のように繊細な飴細工が飾られていて、桃の中にはヨーグルトアイス、下には白ワインゼリー、さらにその下にはレアチーズとレモンのクリーム、カスタードクリームとキルシュ酒をしみこませたスポンジが入っています。どの部分をすくって口の中に入れても調和がとれていて、特に生クリームやレアチーズクリームと桃の組み合わせが絶品。そしてこのクリーム達にフルーツが全然負けていないのがすごいところ。このおいしさはぜひお店に足を運んで味わってみてください。
とことん桃にまみれたい！という方は、タカノフルーツパーラー新宿本店B1フルーツサロンで提供する桃のフルコースはいかが？ 桃のアペリティフから始まり前菜、スープ、サラダ、グラニテ、メインのフルーツアートにデセール、パフェ、締めの紅茶まで岡山県産の桃尽くし！ 桃はもちろんほかのフルーツもたっぷりで見た目も美しくフォトジェニック。8月の土・日限定なのでお見逃しなく！
そのほか、京橋千疋屋や新宿高野、サン・フルーツ、アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」などでも岡山の白桃の販売やスイーツの期間限定メニューを提供。アンテナショップの2Fレストラン、その名も「ビストロカフェももてなし家」では、白桃パフェをはじめ、白桃アイスクリームなどのスイーツ、MOMOモヒートやピーチヨーグルトなどのカクテルも味わえます。
もちろん岡山県の現地でも桃狩りや白桃スイーツが楽しめます。水害で大きく報道された倉敷市ですが、美観地区などの観光地は通常営業しているそうで、ぜひ足を運んでほしいと岡山県の方もおっしゃっていました。また、桃は薬膳として夏バテや疲労、便秘対策にもよいのだそう。ぜひ、この時期しか味わえない極上の岡山白桃を食べて夏を元気に過ごしましょう！
東京都にあるアンテナショップ案内
旅するように都道府県のお店をめぐってみませんか？
東京都にある全国のアンテナショップには、ご当地グルメや伝統工芸から観光案内、イベント、移住まで地方の魅力がぎっしり。日本を再発見する楽しみは、まるで旅で体験できる気分と近しいもの。旅から帰った後、旅に行く前、ちょっとおでかけしたいとき、心躍るご当地の食や文化に触れるのも、ちょっとした心の旅が楽しめるから、ぜひおでかけしてみて。
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PHOTO/MANABU SANO（AW kitchen) WRITING/YUKO MUKAI(OZmall）
