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例えば、ドラマや小説に、「女、妻、母」をテーマにしたも
のが多く、「妻である前に、母である前に一人の女なので
す」というセリフも使い古されたものです。それくらいこの
事に関しての問題は多いし、大きいということでもありま
す。
ですから、結論などあるはずもなく、意見も私見として曖昧
になってしまうことをお許しください。

私は、結婚してなお、恋愛時代そのままの感覚を持ち続ける
事はなかなか難しいと思いますし、それが必ずしも良いこと
ととも思っていません。
結婚して「単体同士」だった者が、「ペア単位」に変化する
訳で、その時点から、付き合い方や相手に対する気持は、し
だいに変化していくものだと思います。言葉では説明しにく
いのですが、恋人時代よりもっと強く、深く、太く、静か
に、安定した繋がり、とでも言いましょうか。「静かに、安
定した」は反面、ドキドキ感が薄れ、刺激に乏しくなること
でもあります。
そこに「女として見られていない」という不満もでてくるの
ではないでしょうか。
やがて子供が生まれ、「ペア」は「家族」になります。そこ
でペアとしての生活の歴史の上に、また新しい関係の積み重
ねが始まるわけです。女性は女であり、妻であり、母親にな
ります。
中でも母としての責任は「母性本能」からも大きく、そこに
生活や神経を集中させるので、「女、妻」はおざなりに成り
がちです。そこで我が儘な生き物である男（夫）が妻、母の
苦労をよそに、不満を持ったり勝手なことを思ったりするわ
けです。

そうした状態への主な原因は、お互いの生活サイクルを完全
に知った状態から来る「マンネリ化」にあると思います。
仕事のある日はそれのサイクル、一週間を見れば休みの日さ
えサイクル通り、と全ての生活が把握出来るようになると、
なかなか違う行動がおっくうにもなります。

解消策は「サイクルに変化を付けること」だと思います。面
倒なことではありますが、二人で出かける（散歩などの短時
間の事から始める）、部屋の模様替え、生活時間の入れ替え
（例えば、食事とお風呂の順番とか些細なことでも）
私は結婚２０年、子供無しの二人暮らしですが、妻が、模様
替えや、こまめな掃除を始めると、「不満の溜まり始め」と
察知し、出かけたり、旅行に誘ったり、微妙な呼吸で比較的
うまく行っています。（と私だけが思っていたりして・・）

とにかく「女として見てくれない」と思ったらまず貴女自身
が「女としての生活」をこころがけましょう。
家庭の外に一歩出れば、貴女を女として見てくれる男がいる
のは当たり前です。（女以外に見る方法を持っているのは、
家族や、子供、老人を除けばご主人だけなのですから）
そんな当たり前のことに惑わされないでください。

ＳＥＸレスの問題はご主人の身体から来る精神的なことも大
きく影響していると思います。
参考にもならないことをだらだらと長くスミマセン。