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同族会社に入社後、私はA営業事務へ。

しかし、別のA部署があり、誰も逆らえない、パワハラ会長の娘が営業事務を勤めていました。
娘には製品知識はほぼなく、同じA商品を取り扱う私の部署を敵視していました（娘が支店から売上を横取りしたり、得意先とトラブルを起こし取引をなくしたせいで、私たちのA部署が誕生）。
私たちも懸命に頑張りましたが、娘がとある約束を破り、私たちの部署は消滅。
営業は他支店に飛ばされ、私は総務へ異動。

総務は些細ですが多彩で、覚えるのに少々かかりましたが、淡々とこなしてきました。

ところが、経理の入金担当が会長の娘のパワハラにより退職。
救急を呼ぶほどの頭痛等起こし、上司たちがなんとかフォローしましたが、梨の礫。
経理に欠員が出てしまったので、データ入力が得意な私に白羽の矢が立ちました。
「総務の仕事をしながら経理を」「会長の娘に関わる仕事を」と（私は未簿記）。
前者はともかく後者はもちろんお断りしました。
辞めてしまった人の二の舞になりたくはないし、前の部署が解散になったきっかけである会長の娘と関わりたくない、そうなるくらないなら辞めると、涙ながらに訴えました。
人事も理解してくれて、経理と総務並行して仕事をしてきました。

しかし、２月に大幅なシステム変更があり、全社から苦情がでるほど、大変使いづらくなってしまいました。
それでも、毎日定時できっちり帰社できるほど、慣れてきたところの話です。

突然「B部営業事務になってくれないか」と内示が。
B商品は、納入先によって機械のタイプが大きく異なり、大手得意先の企業の請求書システムを最近導入しており、並行して２月に導入したシステムを一から覚えなくてはいけません。
半年前から雇っているB部営業事務派遣はどうなのかと聞いたら、貴方と一緒に仕事をすれば大丈夫だと意味不明な返事がきました。

要は、派遣社員が「続けたい」と言うので契約延長、辞めた社員をパートとして雇い、引継作業をしたが、仕事を習得できなかったのです。
言っては失礼ですが、中途半端な知識で手一杯の派遣社員から、私は仕事を引継ぐことに。

他にB部には頼れる社員はおらず、５０代半ばの我儘な営業しかおりません。
上司や事務課長がいますが、B営業事務の仕事を理解していません。
何より苦痛なのは、会長の娘と同じフロアになることが精神的にダメなのです。
（情緒不安定、不眠で心療内科を受診中）。　　（→続き）