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お祖父さんのこと、とても残念でしたね。悲しくて寂しいお
気持ち、お察しします。ご愁傷様でした。
実は、私も先月の中頃に祖父を亡くしました。タクラちゃん
のお祖父さんとちょうど同い年くらい、９月で８０歳を迎え
る筈だったのですが…。
現役の農夫で、先々月に農作業の途中に突然の心臓の発作で
倒れ、ひと月ほど昏睡状態のまま頑張ってくれたのですが、
遂に目覚めることなくICUで親族に見守られて息を引き取りま
した。
私は祖父とは離れたところに住んでいて、車を飛ばして3時間
くらいなのですが、倒れてからは仕事の後、休日と、家族で
ちょくちょく見舞いに行っていました。
今でも優しい祖父の顔や、夏休みや年末年始の休みに共に過
ごした楽しい思い出のことがよみがえって、涙が止まらなく
なることがあります。
ただ、葬儀でお経をあげてくださった、代々お世話になって
いる和尚さんがお説法でこんなことを言って下さいました。
「○○さん（祖父の名）は、これから浄土への長い旅に出発
することになります。仏教では、（中略）そこまでたどり着
くのにおよそ3年程かかるといわれています。その長く大変な
道のりの助けになるのは、○○さんに沢山お世話になった私
たち遺された者たちの想いです。ここまで育ててくれてあり
がとう、という感謝の気持ちが、仏様の邪念や欲を取り払っ
て、きれいな仏様にしてくれるのです。ですから、私たちに
今出来る事は、供養すること、○○さんへの感謝の気持ちを
想うことだけなのです。」
宗教的なことはよくわからないけれど、本当にそうだなぁと
思いました。祖父にありがとう、と感謝すること、生涯現役
の働き者だった祖父を見習い自分も毎日を努力して精進する
こと、これが供養になる、そう思って毎日頑張っています。

また、私は生前の祖父の写真をかき集めて、自分なりのアル
バムを製作中です。完成したら、来月の四十九日に親戚に見
せてあげるつもりです。他のいとこは癒し系のＣＤや詩集本
を買って、父や叔父、叔母（祖父の子供）に送ってくれまし
た。「千の風になって」というタイトルだそうで、私は実家
を離れて暮らしているのでまだ見ていないのですが、心にし
みる良い内容だったと両親がメールしてくれました。

何だか、自分のことばかり書いてしまって本当に申し訳あり
ません。私は祖父が他界してすぐに葬儀（田舎なので自宅で
執り行ったため）だったので、その手伝いや忌中のお客様の
もてなしなどで３、４日忙しくしていて悲しみから一時はな
れる時間があったり、ご遺体のそばにもいられたし、今も行
こうと思えば行けない距離ではないので、日本を離れて彼と
暮らしているタクラちゃんさんのお気持ちは想像に耐えませ
ん。
ただ、忘れないでいて頂きたいのは、私たち生きている者た
ちの行動や生き様が、そのままお祖父さんへの供養に映され
るということです。お互いに、お祖父さんへの想いを大切に
持って、これからの未来、また新しい家庭を立派に築いてい
けるように頑張りましょう。1日もはやくご傷心から立ち直ら
れることを心よりお祈りしております。私もまだ心の整理が
出来ておらず、長文で失礼いたしました。これを読んでくだ
さった他の方も、読みにくい文を最後まで読んでくださりあ
りがとうございました。

今月頭に祖母が亡くなりました。10年前に父方の祖母（同居してい
ました）が亡くなった時も海外にいたのですが、タクラちゃんさん
と同じで、日本を離れる前から母親に「いざというときも戻らなく
てもいい」と言われていて、こちらで手をあわせることしかできま
せんでした。今思えば帰れたんですが、当時は日本とは永遠に決別
したような覚悟でこちらに着ていたため、母のいうとおり帰国しま
せんでした。日本を離れる前、余命いくばくもない状態の祖母に最
後の挨拶をした時の気持ちは口では言い表せません。

今回の母方の祖母は、前回のことがあるため、なんとしてでも帰ろ
うと思ったのですが・・・パスポートが切れてたんです。こんな馬
鹿な理由で帰れないなんて、泣くに泣けませんでした。

でも私は亡くなった今、祖母が遠くからみていてくれている感覚が
あり、生前の海をへだてた関係よりも近くなれた気がするんです。
人はいずれは死に逝くもの。母や父の死に目にあえない可能性もあ
りますが、死は終わりではないと思っているので、絶望のような気
持ちはありません。

死は、悲しい気持ちだけではなく、故人のことを考えたりする時に
暖かい気持ちももたらしますよね。おじいさまのことをタクラちゃ
んさんが考える時、おじいさまはその思いを聞いておられると、私
は思います。