オズモール　女性・OLのための情報サイト

威圧感のあるお父さま。今は「やさしい」「理解がある」が
もてはやされているなかで、
そういったお父さまがいるということは、素敵なことです。

ちなみに、私の亡父もそうでした。
昔気質のパワフルな父だったので、まあ女性問題もチラホラ
ありましたが、基本的には子煩悩で、家族を大事にしてくれて
何があっても「守ってくれる」という、大黒柱でした。

なので私たち娘は、どうも無意識に
父が認めた男じゃないと、男じゃない、と
思うところがあったように思います。
例えばプロポーズで「顔洗って出直してこーい！」と
追い出されても、何度もアタックできる根性がある男とか（笑）。

まあ、実際、そんな星一徹みたいなマンガな場面
なかったんですが。
カリビアンブルーさんのお父さまは、威圧感があるだけで
そこまで極端ではない、のかもしれませんけど。
（一応、ウチの場合の威圧感度はコレくらい、ってことで。前
説を）

私の場合、前もって彼氏ができた、そろそろ結婚、とは
ほのめかしてはいました。でも・・・
例え事前に知ろうが、三十路を過ぎた娘であろうが、
父親にとって、娘を持ってく男は「気にくわん」というのは
あったみたいです。

なので、私は旦那になった彼に
「ウチのお父さん厳しいよ〜。一発ゲンコツ覚悟してね」
なんて入れ知恵してたんですが。
やはりいざとなると「音便に」ことを済ませたいと、思ったも
のです。
となると仲介に入る、自分や母親が、うまく立ち回るべきかと。

けど、実際そういう場面になった時に、
旦那にいわれました。
そういえば、先に父に結婚の許しを得た、義弟も。
「こういう時は、あんまり女の人はちょろちょろしない方がい
いかも。
　やっぱりお父さんもかつては、嫁さんをもらった訳だし、
　なんていうか、男と男の、通過儀式っていうか。男同士にしか
　わかんないやりとりだと思うんだよなあ〜」と。
なので、余計なことすんな、とやんわり釘さされました(^^;)。

ウチのお父さんのこと知らないから、そんなこといえるんだ
・・・と思ったものですが。
なので、結婚を認めてください、という場面では
私は一切なにも語らずに、ただ隣にちょこんと座って
相手にことの流れを全部お任せしてました。

そういった「正面切った姿勢」が気に入ったのか、
父はじっくりその話を聞き、
「よか、飲みんしゃい」と、盃を旦那に渡してました。

あんまり呆気なかったので、
こっちもビックリしたくらいです。

物事によっては、女性が口挟まない方がいい、ってことも
あるんだな〜と（男尊女卑とかじゃなく）。
却って、男同士のうんぬん、というのを見せつけられて
私は旦那に対して「へえ、結構やるじゃん」と見直したものです。

カリビアンブルーさんも、色々とシンパイごと
あるかと思うのですが、
やはり、彼も自らプロポーズを決心した訳ですし、
大人ですし
その先に「ご両親に理解してもらう」という課題に
彼なりに考え、彼なりに心構えなどが、
あるんじゃないかと思います。

言い方を変えれば、彼の独身時代最後の
「男の見せ場」とでもいいましょうか。

お父さまと衝突があったら、あったで。
数十年後、彼も娘さんを持ったとしたら余計に、
プロポーズでの出来事は、いろいろな感慨をもたらすのでは
ないのでしょうか。
緊張バリバリの彼、っていうのも
ある意味、なかなか見る機会もないでしょうし。

ということで、
私は「父はこんな人」とある程度
彼にお知らせするくらいにして、
相談されない限りは、彼にお任せ、でいいのでは？
と思ったりしました。

うまく結婚報告して、認めてもらえるといいですね♪