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イメージができるってことは、
それだけ「現実的に考えられる」ってことだと思います。

だってホント
「いいことばかり」じゃないですもの、結婚って（爆）。

その上私は「いい人だけど、お友達よね」と、
おそらく昔であれば、お断りしていたタイプと結婚しましたから。
「好きな人と毎日一緒にいたい」という理由で
結婚できた方は、羨ましいって思いますもん。
「どうせ大変な結婚。せめて好きな人の苦労じゃなきゃ報われ
ない」
と公言していた私だけに、
「話ちがうじゃん」とよく親しい友人にはいわれましたっけ。

稼ぎは結婚前は私の方がよかったし、
家事全般は問題なく、自活歴10ン年ですから、
「一人で生活する方がなんぼもラク」でした。
淋しいって気持ちも底尽きた。。。という感じで、
「恋人をとっかえひっかえ、某女優みたいな人生もいいな」
なんて、平凡な生活が無理なら
いっそ非凡な生き方を！とも考えていましたし。

なので結婚当初は
仕事以外、家のことはなーんもできず、
性格はいいんだけど「気が回らない」旦那に、
よく腹をたてていました。
私ばっかり「損！」と、旦那に直接グチってたし。

けど、結婚生活2年。
どうにか続くモンですねー（笑）。

おそらく、私の結婚観が、実際に結婚してみて
「別な見方ができるようになってきた」
からじゃないかな？と、自己分析してます。

かつては、プラスはプラス、マイナスはマイナスでしか
みられなかった私。
色々と手がかかる旦那と一緒になり
「マイナスをプラスに受け止めてみる」ということが
できるようになってきました。

そして、お互いの主張から
「お互いにとっての折衷案」を考え出す知恵
もついてきたように思えます。
なんか日々、旦那と結婚生活を一からひとつずつ
「組み立ててる」という実感、といえばいいのでしょうか。

最初から、ある程度、私の理想にかなった旦那サマだったら
「くだらないことで、ケンカもしない」だろうし
「もっと最初からお互い上手に」コミュニケーションも
とれていたと思います。

ただ、いまとなると、それってまさに
「理想通り」であって
「理想からはずれた発見」は乏しいかもしれません。
言葉は悪いですが
「失敗から得る教訓」とか「失敗は成功のもと」とか
を地でいっているというか（爆）。
人間誰しも「失敗したくない」ですから、
大人になると自然と、失敗に対する予感も働くし、
うまーく回避するルートをつかうわけです。
私も一人の場合、それなりにできたと思うのですが、
旦那と一緒になったら
「なんでこんなことで？？」というところで
二人してけっつまずくんです（夫婦二人三脚だから）。

そういう時こそ、互いの本性がでます。
正直、私は本性を出し合ったところで、旦那の「素の良さ」に
負けました。
私は生活能力としては上かもしれないけど、
人間の温かみとか、器とか、懐とか、
そういう点では、私ってば小さい人間だなあ、と
気づかされたりもしてます。

旦那は「結婚って、お互いの欠点を補うもんでしょ」と
どこか考えるところがあった人で、
最初それを聞いた時
「私の方がフォロー多いじゃん」
「おんぶに、だっこの、アナタに、いわれたかない」
と、反論したことあるんですけど・・・。
いえいえ、とんでもなかったです。
自分でも気づかなかった欠点が、ボロボロとでてきて。
旦那に「補ってもらってるんだなあ」と
最近、ミョーに
謙虚になってみたりして・・・。

結婚していろいろ大変だけど、
こういう収穫は、独身ではありえないな、と
思ったりしてます。

りんごっくすさんが、ネガティブなイメージを抱くのは
まだ一面しか見えてないからかもしれません。
でもそれって、当然ですよ（＾＾）。
他の面は「結婚してからじゃないと」見えないものですから。
まあでも、
これだけテンション低くて結婚した女でも、
いまじゃ妊婦です。
また、旦那とひとつずつ、あーだこーだとケンカしながら、
今度は父親・母親って何だ？を
模索していこうかなーと、思ってます。

で、どんなに頑張っても、
どーしても駄目だったら「離婚」という手もありますから。
もちろん離婚も大変そうですけど。
実行する、しないは別として、
ちょっと心に「逃げ道」つくっておくと、
ネガティブのドツボにはまらなくていいかもしれませんよ
（＾＾）。