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ぜひ「お子さんのご誕生おめでとう」の言葉は言ってあげて
ください。そして、「大変かもしれないけれど、親子３人で
がんばれば必ず乗り切れるはず。手術を乗り切れたというこ
とは、お子さんは強い生命力の持ち主です。それを信じて下
さいね。」と言ってあげましょう。

私の子供も、先天性の心臓病でした。生後数日で判明し、そ
れを知った直後は、私はショックで大泣きしてしまいまし
た。でも、手術すれば治ること、今は赤ちゃんでも心臓病の
手術は普通に行われていること等を知り、事実をしっかりと
受け止めていく決意をしました。母親という生き物は強いも
ので、最初はパニックでも、自然に「私がこの子を守る！」
という気持ちが沸いてくるものなのです。私の子供も生後４
ヶ月で手術となりました。幸い無事に済んで、今後は経過観
察だけでよく、将来の職業選択にも何の制限も無いとお医者
さんから明言されています。

お友達のお子さんも、もう手術は済んでいらっしゃるのです
し、ご両親も連絡をくれる位は余裕ができてきたということ
でしょう。もしかして合併症のある心臓病の場合は、再手術
もあるかもしれませんが、それはまた先の話です。病気の名
前がわからないので、なんとも言えませんが。

まずは、可愛い赤ちゃんが生まれてきたことは、純粋に祝福
してあげましょう。そして、精神的にも肉体的にも大変な
日々をすごしてきたお母さんを、心をこめてねぎらってあげ
ましょう。出産祝いも、もちろん差し上げたほうが良いでし
ょう。病気だろうと健康だろうと、一つの命が生まれてきた
ことに、めでたさの優劣は無いからです。

ただ私自身の経験から、同情や憐れみを感じさせるような言
葉や、お説教のようなこと（病気の子供はかわいそう、と
か、病気なんだから母親はしっかりしなさいよ、等）は言っ
て欲しくなかったです。ただでさえ神経を張り詰めているの
で、余計に緊張してしまうようなことは言わないで、おおら
かに接してもらったほうがありがたかったです。

でいいと思います。

弟が先天性の心臓疾患と腎臓機能障害をもって生まれてきました。
生まれてすぐに手術をし、それからも何度も何度も手術しました
よ。今でも年に１回検査のために病院に通っています。

私は当時小さかったですが友達から「おめでとう」といってもらう
母の顔はとても幸せそうだったことを覚えています。普段は「長男
なのにこんな身体に産んでしまって」とか「この子は何歳まで生き
られるのか」とか悩んでいたみたい（これは後日母から聞きまし
た）ですが、友達に「おめでとう」と祝福されたときは嬉しくてと
ても救われた、と言っていました。

ちょうどメールが来て、連休明けには退院できそうとの事でした。
まだ薬の服用は必要らしいのですが、体重も生まれた頃位に
回復したし、母乳も元気に飲んでいるそうです。
前回のメールには何とも返事ができなかったのですが、
無事退院できそうとの連絡が来て本当に良かったと思います。
お二人のアドバイスを参考にさせていただいて
これからお祝いのお手紙を書きたいと思います。
貴重な体験話をありがとうございました。