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被爆者に対しての偏見なんて初めて聞きました。
私は広島出身ではないですが親戚、友人で広島出身がいて戦
争の話はよく聞くので少しは知っているつもりです。
なのでnanahosiさんのお母様の態度に悲しくなってしまいま
した・・。
本人達に何の落ち度もない差別はやはり無知から来るものだ
と思います。nanahosiさんも、お母様と一緒に被爆に関して
調べてみてはいかがでしょうか？

広島から離れたところで生活してきたせいか、私もまさか被爆者の
方に未だにそんな偏見があるとは思ってもみませんでした。
皆さんがおっしゃるように、「知らないことが差別」と思います
し、私も少し調べて見たいと思いました。

私は、nanahoshiさんももしかして広島から遠い場所で育ったのか
も・・・と思うと、被爆者の方についてお母さんがあまりご存知で
なかった事をあまり責められない気がしました。
私の田舎も、以前大きな公害病を出したことがあります。未だにそ
れに苦しんでいる人がいる一方、今私が違う土地に暮らす中でこの
病気の事をよく知ってる人は私の周りにはほとんどいません。（教
科書にも載っていて､皆さん名前を聞けば解るほどのものです）

nanahoshiさんの文面を私は「お母さんが被爆者の彼を受け入れら
れなかった」事が悲しくて泣いてしまったのだととりました。
どうぞもっと勉強して、「大丈夫なんだよ」とお母さんを安心させ
てあげてください。

結婚に向けて忙しいことと思いますが、頑張ってください！

＞被爆の影響は隔世遺伝するので、いまの人が健康でもその
＞子孫が健康である保証はないのではないでしょうか。実際
＞チェルノブイリ付近の人たちはそれで苦しんでおられるよ
＞うですし、核の恐ろしいところの一つです。

　あの、隔世遺伝の意味を分かっていらっしゃいますか？
ある形質が子供には発現せずに、孫に発現することを言いま
す。ある人がかかった病気が、子供には発症せずに、孫に発
症するということです。

　チェルノブイリ事故は1986年に起こり、3世が生まれるほど
時間は経っていませんので、隔世遺伝を論じる状況にすらあ
りません。また、日本で2世の健康調査が開始されたのが2000
年以降のようです。なので、どうして被爆の影響が遺伝する
と断定的に言えるのか、理解しかねます。

＞私は被爆者に対する差別があるなんて知りませんでした。
＞ただ被爆者のご家族はご自身の子孫への心配もあるんだろ
＞うな、気の毒だな、とは思っていましたが。もちろん、も
＞し自分の彼が被爆者（の子孫）であったとしても、結婚す
＞るのをためらったりしないです。

　想像で結論付け、気の毒だと思い込むのも差別なんじゃな
いでしょうか？　自分だったら、それでも彼と結婚するわと
か、心情的なことは構わないですが、情報（特にこの場合の
ように専門性の高いもの）については、うろ覚えや聞きかじ
りで発言するのはいけないと思います。誤解を招きますよ。

>あの、隔世遺伝の意味を分かっていらっしゃいますか？
>ある形質が子供には発現せずに、孫に発現することを言いま
す。

すみません、いろいろ書き直しているうちに文章の前後がおかしく
なっちゃったみたいです。もちろんわかっています。
チェルノブイリの例は蛇足でしたね。

気の毒だ、というのも哀れみのつもりではありません。
ただ「被爆したといっても、今健康なら問題ないでしょ」という無
関心ではいたくないな、という気持ちからです。
文字にするとうまく伝えられないかもしれませんが…。

nanahosiさんに対して比較的批判的なレスが多かったので
nanahosiさんやお母さんの立場に立ったレスをつけたかった
のかな、とも思いますが「びっくりして泣いちゃっただけで
差別ではない」というのはちょっとご都合主義ではないかと
思います。
もしあなたが外国人の男性と結婚しようとしたときに、
男性の母親に「日本と結婚するなんて!」と泣かれたとしたら
「心配でびっくりしたんだな」などとすんなり受け入れるこ
とが出来ますか?

また、
>(被爆者の子孫が)代々ずっと健康であるとはまだ確信はない
ですよね。
というくだりについてですが、
胎内被爆者に影響が出ていることは周知の事実ですが、被爆
者二世に健康面での影響(具体的には、遺伝子の傷の数と発ガ
ン率)が出ているかどうか、ということについてであれば統計
学的な答えはノーです。
マウスでの実験では放射線の継世代遺伝はありますが、人間
には出ていない、というのが確認済みの事実です。
ただ、なぜ人間には影響がないのかということは不明であ
り、現代の科学では説明手段がないとのことです。
また、たとえ科学が進歩したところで、「何かが『ない』こ
との証明」がどれだけ困難かは説明するまでもないでしょ
う。

このような結果を踏まえれば、四世や五世への影響など
現時点では杞憂としか言いようがありません。
「健康にあぐらをかいて無関心でいたくない」ことは誰にと
っても言えることなのですから、今このタイミングで主張し
なくてもよいのではないでしょうか。

*上記の内容については
「Effects of Ionizing Radiation: Atomic Bomb Survivors
and Their Children」(Neelほか,1998)、または何年かに一度
出ているUNSCEARの報告書が詳しいので、
手に入るようならご参照ください。

ちなみに私は放射線が専門でもなんでもありませんが、
当事者のはしくれとして自分なりに勉強してきています。
その過程で上のような論文を読んだりしているのです。
不安が皆無かと聞かれれば、決してそんなことはないからで
す。
それなのに「代々健康かどうかなんて分からない」などと無
責任に言い切ること、心配であって差別ではないと開き直る
ことには反感をおぼえます。一般論ですが、こういう開き直
りや間違った情報の吹聴がいろんな差別を助長してきたのか
な、とも思うのです。

きついようですが、文字で自分の本意を伝える自信がないの
なら、このようなデリケートな話題に発言しないほうがいい
のではないでしょうか。発言者の良識が疑われます。

私の文章から、みなさんに辛い思いをさせちゃってすみません。

母の涙は差別とかではなく本当にいろんなことを考え
遠いところへ私を嫁がせるということもあり心配からのものだった
ようです。
昨夜泣いてた母も今日は元気で、二人でまた結婚について話しをし
ました。昨夜は私も母もちょっといろいろ考えすぎてマリッジブル
ーになってたみたいです。

私も被爆のことについてもっと勉強します！
だって彼と結婚して子供をたくさん産むつもりですから！
みなさん、これから嫁ぐ私にとって凄く貴重なご意見ありがとうご
ざいました。

タイミングがかぶってしまいましたね、ごめんなさい。

すみません（＞。＜）辛口でした。
お母様と一緒によき理解していってくださいね（＾＾）

みなさん、またまた読ませていただきました。

何度もみなさんの意見を読んで、いろいろ考えさせられました。
本当にありがとうございました。