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お母さんが仕事に生き甲斐を感じていてその仕事が好きなので
あればその楽しさを娘にも味わわせてあげたいと思うのはごく
自然な事かもしれないですよ。事務職やOLがいけないのではな
く、人の上に立つ仕事にやり甲斐をお母さんは感じているとい
うだけのことです。




私の家は自営ではないですが、学生時代、留学中に知り合った
日本人の友達には家業を継ぐという前提、またはその条件付き
で留学していた子がたくさんいました。「いまどきなんで家業
を継がなきゃいけないの？」と私は思っていましたが、すんな
り家業を継ぐ気になっている子の場合、親が1代叩き上げとい
うのが圧倒的で、代々社長の家系という子はほとんどいません
でした。親が頑張って何十年もかかって大きくしてきた会社を
親の代で終わらせてしまったらかわいそうだし、自分がやりた
くないからというだけで社員を放り出すのはどうかと思うとい
うのがそれぞれ一致した意見でしたね。




とはいえ、私の友達で、お母さんがバリバリ仕事をして、それ
こそドラマのようなサクセス・ストーリーを築き上げたという
子がいますが、その子本人は至っておっとり、のほほんとした
タイプで「私はお母さんみたいにはなれないも〜ん」と言って
お母さんの会社と同じ業種を希望していたにも関わらずお母さ
んの会社には入らず、就職が決まらず、結局異業種でのんびり
仕事をしていましたが、母親がパワフルだと娘がのんびりって
いうパターンはよく見かけます。




まずはお母さんに「親子でも別人格、お母さんと私はタイプも
違えばやりたい事、楽しい事も違う」という事を理解してもら
う事から始めてみてはどうですか？

結論から先に言えば、うさこ１５さんが本当に家業を継ぐ気がない
のなら、そうする必要はないのでは？と思います。

ただ､これまで永年ご両親が培われた「お店」という財産をうさこ
１５さんが引き継がれないなら、通常ならいずれは誰かに明渡すか
お店を清算する必要があります。そうなると、これらの財産はいず
れあなたの手元から去っていきますが、それでもよいのですよね。

ご両親とご自身の問題と、お店を引き継ぐという問題は切り分けて
考えたほうが、冷静で客観的な判断が出来ると思います。

こういう問題は、時間が許す限り（何年でも）自分が納得するまで
よくよく考えたほうがいいです。