オズモールとはじめるSDGsアクション。日本の暮らしの知恵と地域文化で生まれたプロダクトから”サステナブルチャレンジ”に挑戦しませんか?オーガニックなコスメや暮らし方などを提案する新井ミホさん。仕事柄、環境保全などに熱心な全国のブランドにも詳しく、出張や旅で素敵アイテムを発見。今使ってほしい、奈良県の水に優しいタオルや、ヒノキの産地だからこそ生まれたコスメなど、地球環境に優しい美容アイテムを教わった。
新井さんが推す、美肌を育て森と水を守る。美容アイテム2選
【奈良県】ずっと使い続けられるタオル”白雪”で、美肌を育て水の豊かさ守ろう
奈良県で長い歴史を誇る蚊帳生地に、美肌に役立つ天然スクワランオイルが練り込まれたタオル。「奈良で生産者の奥様と出会い、その肌の美しさに感動し使い始めました。なで洗いするだけで汚れが落ち、肌に優しいうえすすぎも早く、節水にも役立ちます」。50回洗っても85%以上のスクワラン成分が残るそうで、繰り返し使ってもタオルの劣化が少なく、長く使えごみを減らすことにもつながる。「使い心地がふわふわで、同シリーズのふきんが東大寺の大仏様のお身拭いにも奉納されるほどとか。奈良を旅するときもそんな愛用品とのつながりも感じられて、より楽しくなりそう」(新井さん)。
【岐阜県】国産ヒノキが原料”meettree”のソープで、森も自分もリラックス
岐阜県の老舗材木会社が、ヒノキを伐採する際に出る枝や葉から精油を抽出し、コスメに活かしたブランドが”meettree”。「ヒノキから作る精油は清々しい木の葉の香りで、癒し効果も高くバスタイムのお気に入り。岐阜県の森へ森林浴に行ったような心地よさになれます」。建材として使えないと処分されていた枝や葉で作っているので、廃棄を減らし森林資源を守る一助にも。「森が水資源を蓄え守っている働きを紹介したり、木工体験をできる”木育活動”も始められているとか。10種類の添加物も使わず水を汚染しないことにもこだわっているので、使うたびに美しい森へ旅する気分になれ、その森を守っている嬉しさも味わえます」(新井さん)。
【特集】OZとはじめる、#サステナブルチャレンジ
SDGsと言われても「それって何なの?何から始めればよいの?」と、難しく考えてしまう人も多いはず。でも実は、毎日の暮らしのなかにヒントがたくさんあるんです。食材をムダなく活用するのも、エコバックを持ち歩くのも、サステナブルなSDGsアクションのひとつ。そこでオズモールでは、楽しみながら始められる「#サステナブルチャレンジ」をガイドしていきます。早速実践して、一緒にサステナブルな暮らしをはじめてみませんか?
PHOTO/KYOKA MUNEMURA WRITING/HIROKO KUROKI