J-WAVEナビゲーター・ノイハウス萌菜さんが紹介!ゼロウェイストな量り売り専門店「nue by Totoya」【サステナブルチャレンジ】
更新日:2021/06/15
オズモールとはじめる、SDGsアクション。小さな“サステナブルチャレンジ”から挑戦してみませんか? 今回は、プラスチックストローの代替品となるステンレスストローブランド「のーぷら No Plastic Japan」を設立し、J-WAVEのナビゲーターとしても活躍するノイハウス萌菜さんに、ゼロウェイストな量り売り専門店「nue by Totoya(にゅ・ばい・ととや)」のことや、サステナブルな暮らし方などについて語っていただきました。
今回のサステナブルチャレンジは“ゼロウェイストなお店で日常のサステナブルな意識を高めること”
ゼロウェイストな量り売り専門店「nue by Totoya」ってどんなお店?
食品パッケージやビニール袋など、生活のあらゆる場面で使われるプラスチック。その多くは使い捨てされ、すでに1.5億トンともされるプラスチックゴミが海に流れ着いているとか。
そんな状況を変えるため、「ゴミが出ない暮らしを自然に気持ちよくライフスタイルに馴染ませる」ことをミッションにオープンしたのが、国分寺にあるゼロ・ウェイストショップ「nue by Totoya(にゅ・ばい・ととや)」。食品の量り売りやゴミを出さないライフスタイルにつながる生活用品を個包装せずに販売している。
「ナッツ類、ドライフルーツ、パスタなどに加え、醤油や味噌、ごま油、ワインなども量り売りしています」と語るのは、J-WAVE(81.3FM)『STEP ONE』のナビゲーターであり、nue by Totoyaの広報も務めるノイハウス萌菜さん。ノイハウスさんは3年ほど前にプラスチックストローの代替品となるステンレスストローブランド「のーぷら No Plastic Japan」を立ち上げるなど、サステナブルな活動を続けている。
nue by Totoyaの大きな特徴は量り売り食材を入れる什器も全て自然素材なこと。「このナッツが入ったケースも木、ガラス、ステンレスでできていて、たとえば10年後、20年後に処分するとなった場合にでも、土に還るんです。そういった細かな店づくりにもこだわっています」。
量り売りってどんなメリットがあるの?
パッケージレスという意味で、ゴミを減らせる量り売り。そのほかにもメリットはたくさんあるみたい。「たとえば一人暮らしだと、スーパーで売られている個装の商品だと量が多いというケースもあると思います。でも、こういった量り売りを利用すれば、必要な分だけ買えるからフードロスを防げるんです」とノイハウスさん。
また、量り売りを詰めた瓶は、帰宅後に出し入れする必要がなく、買ってきたまま棚に置ける点は時短にも。「忙しい人にとって“しまわなくちゃ!”みたいな追われる感覚にならずに済むというのも、生活の質という意味で心地よさがあるなと感じています」。
初心者におすすめなのがナッツやドライフルーツ
nue by Totoyaで扱うアイテムの中で、量り売り初心者さんにノイハウスさんがおすすめするのがナッツやドライフルーツ。「ナッツやドライフルーツはそのまま食べられるから、気軽に取り入れられると思います。日持ちもしますし、おつまみやお子さんのおやつにもおすすめですね」。
また、瓶を持参するのは重いし、持ち帰りも大変そうと感じる人にも、ナッツやドライフルーツなら安心だとか。「ナッツやドライフルーツなら瓶がなくても、コットン袋やハンカチになどに包んで持ち帰れます。ぜひおうちにあるものや持っているものを活かしてお店に来てくださいね」。
ノイハウス萌菜さんが考えるサステナブルチャレンジ「買わずにあるものを活かして、ゴミを減らす」
月経カップを利用したら、ゴミが減っただけではなく生活も楽に!
「先日、担当しているJ-WAVE『STEP ONE』で、吸水ショーツの会社「OPT」さんを取材したんです。OPTさんは、日本で初めて、女性でも履けるボクサー型の吸水ショーツを販売した会社。お話をお聞きした時に、サステナビリティという領域にもダイバースな形が必要という流れになっていることを感じました」。
「私自身、吸水ショーツは数年前から使っています。生理用品って実はいろいろとオプションがあるのに、学校とかでは習いませんよね。当たり前のように紙ナプキンを使う方も多いと思いますが、吸水ショーツもあるし、布ナプキン、月経カップもあります。私は吸水ショーツとセットで月経カップを使っていますが、使い始めて本当に生活が楽になったんです。生理については個人差がありますから、合う・合わないがあるかもしれません。でも、私は月経カップがとても合っていて、朝起きて1回流して、夕方、仕事終わりにまた1回流すくらいでよくて、ナプキンを持ち歩く必要も買いに行く手間もなくなりました。たとえばプールなどもそのまま行けるし、普通の生活ができます」。
「初期投資は少しかかるけれど、使い捨てしていた紙ナプキン代はすぐ回収できる気がします。外出中に変えるなどの手間もないので、ズボラな人ほどおすすめです。もう手放せません。吸水ショーツも今はいろんなブランドさんが出していますから、気になる人はデザインなどお気に入りを探してみてください」。
買わずにあるものを活かす、リユースできるものを選ぶ
ノイハウスさんが提案するのは、以下の3つのサステナブルチャレンジ。みなさんもできることからチャレンジしてみて。
●買う前に考える
「本当に必要なのか、家にあるもので代用できないか、もしかしたら友達に借りられないか、などなど、買う前に一度立ち止まって考えてみてください。これは、簡単に誰でも気軽に始められるサステナブルチャレンジです。なんでもワンクリックで買える時代だからこそ、一旦立ち止まることで、無駄も減ります」。
●再利用できるものに変えてみる
「つい出してしまう使い捨てゴミの中で、もしかしたら再利用できるものに変えられるものがあるかもしれません。自分がワクワクするもの、これなら変えてみてもいいかなと思えるものを探してみてください。エコバッグやマイバッグでもいいし、こういった使い捨てないステンレス製などのストローでもいいと思います。自分が普段出しているゴミの中で、再利用できるアイテムはないか考えてみてください」。
●再生可能なエネルギーに変える
「使い捨てという話からは少しずれますが、私たちが生活する中で出しているCO2、二酸化炭素の約半分は電気から出ています。太陽光や風力などといった再生可能エネルギーに変えることは、実はオンラインで5分でできるんです。電気代もほとんど変わらないので、地球温暖化などを防ぐためにも自分の生活の大きなところを、簡単なステップで変えてみてはいかがでしょうか」。
「こういった一人ひとりの小さな積み重ねが、大きな力に変わります。私は今、古着を着るチャレンジをしています。古着屋さんを覗いたりフリマサイトをチェックしたりして、お気に入りを探す時間も楽しいです。子どもの服もお下がりばかりです。みなさんもぜひ、脱プラ、脱使い捨て、リユースなど、楽しく続けられそうなサステナブルチャレンジを探してみてください」。
「J-WAVEでも、環境月間である今月、環境にまつわるさまざまなコンテンツをお届けしています。担当している『STEP ONE』の中でも楽しい企画をお届けしていますので、ぜひチェックしてくださいね」。
こちらもチェック!J-WAVEでは「FUTURE IS YOURS」のメッセージのもと地球環境にまつわる企画を実施中
6月は環境月間!地球と私たちの繋がりに思いを巡らせてみませんか?
J-WAVEでは6月の環境月間に合わせて、各番組で地球環境にまつわる話題や企画を展開中! オンラインイベントをつうじて、自然環境だけでなく、人間が暮らす社会も含む、地球の未来を考えるきっかけづくりも行っているからぜひチェックして。
■6月20日『世界難民の日 特別配信[100万人のキャンドルナイト with UNHCR WILL2LIVE Music 2021]』をオンラインで開催。
「電気を消してスローな夜を」をキーワードに、蝋燭の明かりのもと、家族のこと、地球のことそして、世界の問題にも思いを馳せていきます。
■ノイハウス萌菜がナビゲーターを務めるJ-WAVE『STEP ONE』では、出演者と番組スタッフ全員で環境問題解決への取り組みを1ヶ月間チャレンジ! 番組Instagramでその様子をシェアしていきます。そして、リスナーの皆様からもチャレンジを大募集中! ご自身で決めたサステナブルチャレンジについて、番組宛にメッセージを送ってください。送っていただいた方の中から抽選で10名様にオーストラリア発、65ヶ国以上で話題のプラ削減に貢献しているサステナブルコーヒーカップ「KeepCup」をプレゼント! ご応募はこちらから
■『STEP ONE』番組概要
番組名:『STEP ONE』
放送日時:毎週月~木 9:00~13:00
ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜世の中に毎日発信されるさまざまなニュースや情報、トピックスを未来へ繋がる視点・切り口で紹介!
新しい視点を手に入れよう!楽しんで学べる、情報エンターテイメントプログラム
公式サイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
番組Instagram:https://www.instagram.com/stepone813/
PROFILE
- ノイハウス萌菜(のいはうすもな)
- J-WAVEナビゲーター。1992年生まれ。イギリス育ちのドイツ人と日本人のハーフ。一児の母。日本に引っ越してきてから周囲の「使い捨て」の多さに敏感になり、一人一人ができるところから変えていくべきだと感じ、プラスチックストローの代替品となるステンレスストローブランド「のーぷら No Plastic Japan」を設立。それ以来、環境保護を自分ごととしてとらえ、それぞれが無理なく日常に取り入れられる環境保護活動やそれに繋がる行動を提案し発信している。
サステナビリティに関する活動を行うグローバル企業との連携プロジェクト、コンサルティング、広報を務めるなど、より持続可能で循環型のビジネスやライフスタイルを提案している。
公式Instagram
公式Twitter
- ホームページ
- のーぷら No Plastic Japan公式HP
【特集】OZとはじめる、#サステナブルチャレンジ
SDGsと言われても「それって何なの?何から始めればよいの?」と、難しく考えてしまう人も多いはず。でも実は、毎日の暮らしのなかにヒントがたくさんあるんです。食材をムダなく活用するのも、エコバックを持ち歩くのも、サステナブルなSDGsアクションのひとつ。そこでオズモールでは、楽しみながら始められる「#サステナブルチャレンジ」をガイドしていきます。ぜひ参考にして、できることから始めてみて。
PHOTO&MOVIE/KAZUHITO MIURA KATSUMI SATO WRITING/KIMIKO OHKATSU