選ぶことで意思表示!認証パーム油「RSPO」ラベルが付いた、人にも環境にやさしい商品を選ぼう【サステナブルチャレンジ】
【サステナブルチャレンジ】楽しく始めるSDGsアクション!エコな暮らしやフードロスレシピ、エシカルグッズや話題のスポットまで

選ぶことで意思表示!認証パーム油「RSPO」ラベルが付いた、人にも環境にやさしい商品を選ぼう【サステナブルチャレンジ】

更新日:2021/01/25

オズモールとはじめる、SDGsアクション。小さな“サステナブルチャレンジ”から、ぜひこの機会に挑戦してみませんか? 今回ご紹介するのは、食品や洗剤といった日用品にも多く使われているパーム油を、持続可能な方法で生産・使用している製品に与えられる「RSPO」ラベル。この商品を選ぶことで、環境保全やその仕事に従事する人々を支援することに繋がります。まずは、暮らしの中で取り組めることから気軽に始めてみて。

サステナブルチャレンジとは?

今回のサステナブルチャレンジは“認証ラベルを知って、その商品を選ぶこと”

持続可能なパーム油の生産・利用を目指す国際的な認証制度「RSPO」

環境を守るためにわたしたちができる行動として「認証ラベル」の意味を知ってラベル付きの商品を買うこともひとつ。認証ラベルとは“この商品が、地球にやさしい生産方式で生産された持続可能な商品ですよ”というのを証明する記号のことで、食品や日用品のパッケージに記されています。
今回ご紹介する「RSPO」は、ふたつの認証制度によって成立しています。ひとつめは、農園や搾油工場を対象に、パーム油の原料となるアブラヤシのプランテーション運営が、PSPOの定める原則と基準に沿って認証される「P&C認証」。そしてふたつめは、商社や加工業者、商品製造を行うメーカーを対象に「P&C認証」によって造られたパーム油が製造・加工や流通の段階で適切に管理されているかを第三者機関がチェックし、クリアしていれば認証される「サプライチェーン認証(SCCS認証)」です。

パーム油は、お菓子や食品のほかにも、洗剤や石鹸、工業製品など、私たちの生活には不可欠な植物油で、世界で最も多く生産されています。それゆえに需要が拡大し、アブラヤシの生育環境に適した熱帯地域では、農園開発のために熱帯雨林が違法に伐採されたり、そこに住む動物や地域の人たちの暮らしが壊されてしまうといった問題が生じてしまっているのも事実。だからこそ、そのような問題を回避する形で生産や加工、流通しているパーム油を使った製品を選択しようといった声が高まってきているのです。

日本でも、某大手食品メーカーが製造するルウ製品やレトルト製品を認証パーム油へ切り替えたり、日頃目にする機会も多い即席カップ麺にも認証パーム油が使用されていたり、某日用品メーカーにおいては、国内販売における自社製品すべてを認証パーム油へ切り替えるなど、実は身近なところでも広がりを見せつつあります。

ただ、購入する製品が使用している植物油がパーム油かどうかは、成分表を見るだけではわからないもの。だからこそ、このような認証ラベルを通して確認することが大切になってくるのです。このように、暮らしの中でできることは実はたくさん。スーパーや多くのショップでも取り扱いが増えているので、ぜひ探してみてください。

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WRITING/YURI KINOSHITA

※記事は2021年1月25日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります