選ぶことで意思表示!森林を守るエコラベル「FSC ®️」認証付きの食品や日用品を選ぼう【サステナブルチャレンジ】
更新日:2021/01/12
オズモールとはじめる、SDGsアクション。小さな“サステナブルチャレンジ”から、ぜひこの機会に挑戦してみませんか? 今回ご紹介するのは、適切に管理された森林を認証し、その林産物で作られた製品に与えられる森林認証制度「FSC®️」。このラベルがついている製品やパッケージを選ぶことで、森林保全を間接的に応援できる仕組みなのです。いつもより少し意識して、商品を探してみて。
今回のサステナブルチャレンジは“認証ラベルを知って、その商品を選ぶこと”
適切に管理された森林と、その木材の加工や流通過程を認証する森林認証制度「FSC®️」
環境を守るためにわたしたちができる行動として「認証ラベル」の意味を知ってラベル付きの商品を買うこともひとつ。認証ラベルとは“この商品が、地球にやさしい生産方式で生産された持続可能な商品ですよ”というのを証明する記号のことで、食品や日用品のパッケージに記されています。
今回ご紹介する森林認証制度「FSC®️」は、ふたつの認証制度によって成立しているのですが、まずひとつめの「FM (Forest Management)認証」は地域に適した森林管理基準に基づいて、適切に管理されている森林を認証する制度。
そしてふたつめの「CoC(Chain of Custody)認証」は、その森林で生産された製品の製造、加工、流通の全ての過程において、認証材が適切に管理がされていることを認証する制度で、このふたつが繋がることで森林の状態から、製品が消費者に届くまでの過程を追跡することが可能となるのです。
世界の森林資源は、気候変動を抑制する二酸化炭素の吸収源として、また、野生動物の住処として重要な環境であるにもかかわらず、日々の暮らしやビジネスのために造られるプランテーションや植林地によって、急激なスピードで減少していると言われています。(※世界森林資源評価2020メインレポート 概要 - 林野庁 より)森林の減少を食い止める一方で、生産に必要なものは持続可能な形で適切に管理することが大切なのです。
そのような意識の高まりを背景に発足した、国際的な森林認証制度を運営する「FSC®️」。
日本では大手飲料メーカーの紙パック飲料や、コーヒーチェーン店の紙袋、ファストフード店のパッケージ、オフィス用品をメインとするメーカーのコピー用紙など、実は身近なところでも「FSC®️」認証ラベルのついた製品やパッケージがたくさん!
もし購入する製品を迷ったときには、ぜひラベルのついたパッケージの商品を選んでみて。
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WRITING/YURI KINOSHITA