選ぶことで意思表示!MSC「海のエコラベル」がついた“地球にやさしい”食材を選ぶ【サステナブルチャレンジ】
更新日:2021/01/19
オズモールとはじめる、SDGsアクション。小さな“サステナブルチャレンジ”から、ぜひこの機会に挑戦してみませんか? 今回ご紹介するのは、MSC「海のエコラベル」。これは、海洋の自然環境や水産資源を守って獲られた水産物に与えられる認証ラベルのこと。“ラベルがついている商品を選ぶだけ”で海洋保全を間接的に応援できるので、意識して選んでみて。
今回のサステナブルチャレンジは“認証ラベルを知って、その商品を選ぶこと”
水産資源や海洋環境を守る、MSC「海のエコラベル」
環境を守るためにわたしたちができる行動として「認証ラベル」の意味を知ってラベル付きの商品を買うこともひとつ。認証ラベルとは“この商品が、地球にやさしい方法で生産された持続可能な商品ですよ”というのを証明する記号のことで、食品や日用品のパッケージに記されています。
今回ご紹介する、MSC「海のエコラベル」もそのラベルのうちのひとつ。これは、水産物の乱獲によって海洋生物が減ってしまわないよう、環境にもやさしく、持続可能な方法で獲られた水産物に付けられる証です。
MSCの認証を受けるためには、漁獲の現場はもちろん、水産物の加工や流通の過程でも厳しい審査が行われるため、わたしたち消費者はこのラベルによって“水産資源や海洋環境に配慮した製品”ということがひと目で分かり、安心して買うことができるのです。
でも、そんな商品はどこで買えるの? と思った人も多いはず。実は、大手スーパーのPB商品や生協、小売店などでも取り扱いが増え始めています。また、大手ファストフード店のメニューにも、MSC「海のエコラベル」のついたフィッシュバーガーが並ぶなど、身近なところでも徐々に広がりを見せ始めているのです。
日々の買い物の中でも、選ぶ商品を変えるだけで間接的にSDGsの取り組めることが実はたくさん。商品を手に取る際は、ぜひ意識して認証ラベル付きのものを探してみて。
こちらもチェック!サステナブル・シーフードを使った「ホタテとぶどうのカルパッチョ」のレシピ
センスが光るケータリングサービスを提供するCRAZY KITCHENのプロデューサー・菊地妙子さんが教えてくれた、サステナブル・シーフードを使ったおつまみレシピをご紹介。ホタテとぶどうとカブを使った白いカルパッチョは、おつまみにもぴったり。ピンクペッパーでアクセントを添えて、ぐっとパーティらしくして。
【材料】
・ホタテ(生食) 5個くらい
・ぶどう(皮ごと食べられるもの) 3粒くらい
・カブ 1個
・塩 適量
★ドレッシング
・豆乳マヨネーズ 大さじ1
(豆乳 大さじ4、米油(サラダ油でも)大さじ2、米酢 小さじ2、砂糖 少々、塩 ふたつまみを瓶などに入れ、振って混ぜる。乳化してトロっとしたらできあがり)。
・レモン汁 小さじ1/2弱
・塩 少々
・ピンクペッパー(飾り用、あれば) 適量
①ホタテは横に3、4等分にスライス。ぶどうは3mm幅くらいにスライス。
②カブはスライサーなどを使い2~3mmにスライス。塩を振って5分くらい置く。食べた時にほんのり塩味を感じるくらいの塩味。両手で挟むように水気を絞る(こうすると形が美しく、ほどよく水分が残った状態になる)。
③スライスしたホタテに塩を少々振っておく。
④半分に折りたたんだカブ、ホタテ、ぶどうの順番に重ねて、お皿に円形になるように並べる。
⑤ドレッシングの材料をよく混ぜ、④全体にかける。
⑥ピンクペッパーを指で潰しながら全体に振りかける。
菊地さんのワンポイントアドバイス
・ホタテの甘みを感じるためにも、ドレッシングは少し酸っぱめがおすすめ。お手持ちのドレッシングにレモン汁を少し足すだけでも、おいしくいただけると思います。
・カブの葉は、葉と茎部分で分けて冷凍すれば1カ月ほどもつそうです。
・ピンクペッパーは普通の胡椒よりも辛味が少ないのが特徴。味がマイルドなので、野菜、お肉などいろいろなものに合わせやすく、1袋購入しても意外と使えるスパイス。バニラアイスクリームに少し振ったり、クリームチーズに加えたりしても、おしゃれです。
【特集】今日から始めよう、サステナブルな暮らし
わたしファーストのSDGs。楽しみながら始められる「#サステナブルチャレンジ」
SDGsと言われても「それって何なの?何から始めればよいの?」と、難しく考えてしまう人も多いはず。でも実は、毎日の暮らしのなかにヒントがたくさんあるんです。食材をムダなく活用するのも、エコバックを持ち歩くのも、サステナブルなSDGsアクションのひとつ。そこでオズモールでは、楽しみながら始められる「#サステナブルチャレンジ」をガイドしていきます。早速実践して、一緒にサステナブルな暮らしをはじめてみませんか?
こちらもチェック!SDGs特集
一緒に考える“SDGs(エスディージーズ)” 誰かのしあわせのために今日から私ができること
最近よく耳にするようになった“SDGs(エスディージーズ)”という言葉。「社会課題の解決」と言われても、ピンとこないけれど、自分の小さな選択と行動が、いつか誰かの笑顔につながるかもしれないから。その小さな一歩で、私と世界がつながって、きっと昨日よりもちょっといい、大切な人のミライを創れるはず。この特集をきっかけに、一緒に考えて、今日からなにか行動を始めてみませんか。
WRITING/YURI KINOSHITA