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家庭環境の金銭面の問題と言ってもいろいろありますよね。

①親の借金などの返済を補助している場合。
②学費などを一時的に親に出して貰い、就職後返済をしてい
る場合。
③親に何かの事情で充分な収入が無く、親の生活を一部面倒
見なければならない。

①②の場合なら、返済額が完済、または減額される時期まで
の見通しでしょうし、③の場合なら、親の年金受給年齢まで
とか、自分の収入が一定程度上がるまでとかでしょうが、実
際にはいつまでとか、なかなか見通しは立たないものでしょ
う。
「家庭の事情」の説明は彼から受けていないのでしょうか？

時代は変わった、とは言え、結婚に関して「男は、女性の一
生に責任を持たねばならない」という意識は、まだ多くの男
性の中にある場合が多いと思います。
「結婚生活は二人で協力して築くもの」の考えは確かにある
と思いますが、少なくとも経済面において、男のプライドか
ら来る責任感（あるいは見栄）というものはあるのですよ
ね。
その時に、「予見できるリスク」を抱えたまま結婚を考える
のは、性格的に、なかなか難しい人がいるかも知れません。
貴女達がまだお若いのでしたら、余計にそうだと思います。
その状態で「結婚を前向きに考える」ことを要求するのは、
彼にとって重荷になる可能性があり、それによって愛情が冷
えてきたりする事もあるでしょう。

結婚はタイミングも大切です。
彼が大切ならば、時期を待つ方が無難かと思います。
彼が今の考えを変えられるとするなら「予見できるリスク」
を覚悟の上で、貴女への思いが強くなり、貴女と結婚したい
願望が強くなる時期を待つしか無いのだと思いますよ。
それがタイミングだと思うのです。

付き合って行く以上は、彼に障害となっている家庭の事情を
聞く事は必用なことと思います。

ただね、貴女には辛いでしょうけど、私の感じるところでは
「結婚をしたいのにこのまま自分と付き合うわけにはいかな
いだろう、友達でよければこれからも会うよ」
という彼の言葉には、貴女との結婚は考えていないし、貴女
への思いがその程度、と言う風にしかとれないのです。
「家庭の事情」が結婚を断るための口実でなければ良いので
すが・・・・。