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＞私も彼も、「別れるしかないのか・・・」と絶望し、彼は
持病（？）の鬱が再発してしまいました。

こういう事があるたびに鬱を再発しているようだと結婚した
ら大変じゃないですか？
うちも事あるたびに、再発しているので結婚生活は本当に大
変です。

彼が鬱で休職や退職するような事があった場合、けいちん520
さん一人で彼と親御さんの面倒をみるってかなり大変な事だ
と思います。そういう事も親御さんは心配されているのでは
ないでしょうか？

今時、そんな古くさい事を！そんなことは結婚とは関係な
い！
私は基本的にそう考えている事を前提に読んでください。

ご両親のご心配は「家柄の違い」という言葉で集約されてい
ますが、実際はそんな単純な感情とは違うと思うのです。
家柄、格式、財産などは代々にわたって築いてきたもので、
それを守り、後世に伝えるという使命感を持った御当主とい
うのは少なくありません。
結婚は当人同士の問題という考えは一般的な事として理解は
なさっているでしょうが、同時に家と家、親類との関係も発
生します。
結婚式をどういう手順でやるかなども、基本的には当人同士
の問題と考えがちですが、親には家柄、格式の問題の他に
も、貴女を育てるに当たってお世話になった親戚、知人への
謝意を示す儀式でもあります。
そういう貴女のご両親にとって当たり前の事が、否定される
事で「価値観、家柄（彼と彼のご両親、育ってきた環境）の
違い」に心配と不満をもったのでしょう。

一般に女性側の親は「嫁にやる」という感覚を持ちます。結
婚してからの貴女と貴女のご両親、貴女側の親戚との付き合
い方は、彼の家のしきたりに任せるしかない、と思っておら
れると思います。
その場合に貴女のご両親にとっては許せない「不義理」が、
彼や彼の家にとって「普通のこと」になる可能性があるわけ
で、それは貴女のご両親にとっては「恥ずべき事」になる場
合もあるのです。それが「家柄の違い」という言葉なのだと
思います。
また、家柄、格式を重んじる御当主は、子供への愛情からく
る心配の他にも、結婚後の子供の生活が「家柄、格式にのっ
とった生活」が出来ているかどうかを気にすると思います。
仮に結婚後、彼の御家族が窮地に陥り、同時に彼が窮地に追
い込まれるようなことがあれば、ご両親は彼や彼の両親では
なく貴女を守るために、なんらかの手だてをしなければなら
ないことを覚悟して貴女を送り出すでしょう。
出来るならそういうリスクの少ない人と結婚させたい、と言
うのも親心であり、また親として自分の面子を守るためのエ
ゴもあると思います。
貴女からの彼についての情報や、彼と実際に会ってご両親は
その事を感じたのだと思います。

ご両親の説得や、納得して貰えるような努力は続けるべきと
思います。同時に貴女や彼も、貴女のご両親の考えを理解す
る努力が必用です。
その努力を尽くして後、貴女は法律に保障された「最後の手
段」を持っている訳です。

他の皆さんが心配されているような、彼の御病気の経歴が長
い結婚生活の障害になる可能性はあります。
今はそれに関して、楽観しているかも知れませんが、彼が仕
事が出来ないなどの状況に陥れば、貴女のご両親に迷惑をか
けるであろうことが想像できるわけです。貴女は意地でそれ
を辞退する、と言うかも知れませんが、親の愛情（エゴを含
む）はそんな物では無いと思うのです。

長くなりました。私が気になるのはやはり、皆さんと同様、
彼の病気のことです。

よろしいかと思います。
とっても難しい病気です。

もし本気で彼との結婚生活を考えるのであれば
なおさらだと思いますよ。