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７年前に起こった山口県光市の母子殺害事件のご遺族の
本村洋さんが、生前の弥生さんと交わした手紙や日記を元に
出された本が来春映画化されるらしいのです。

原作本は事件の翌年に出ましたが最近になって図書館で借り
て一気に読みました。
報道などでは、納得のいかない裁判の動向に奔走し当然なが
らいつも硬い表情で訴える本村さんしか印象になかったので
すが、もともと地元が近くでもあり、行った事のある場所が
お二人の思い出の場所として手紙の中に出てきたり
幸せだった頃のお二人の様子、特に犠牲となった弥生さんの
本当に洋さんを愛する姿が文面から伝わってきて、
なんでこの二人が。。。なんでこの家族にこんなつらいこと
が降りかからなければならなかったんだろうって、読めば読
むほど理不尽な事件に憤りを感じます。

まだ当事者の本村さんは戦い続けていて、この重いテーマを
映画にすることはとても勇気がいったと思います。
でもニュースでは伝わらないお二人の純愛ともいえる生き方
を、本を通して知ることが出来ました。
映画は、公開されたら必ず観に行こうと思います。

ちなみに、最近映画のＨＰも立ち上がったみたいで
さっそくメルマガにも登録しました。

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