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最近有りがちだった「先生は素晴らしい!!」的なものじゃないんで
新鮮です。ほんと奥の深そうなドラマですよね。
ちなみに、先週は観られなかった…。

私は番組宣伝を観ずに、なんとなく天海祐希さんがでてるド
ラマってことで、２週連続で見てしまったんですが、今後の
展開が全く読めません。
っつうか、「なんなの？何が言いたいのこのドラマは！！？｣
って、感じです。
なんか、子役たちの演技が本格的で、つい子供の方に感情移
入してしまって、この2回では泣きたくなるような、つらさで
した。
これは何か原作のような元ネタがあるのかしら。

ところで番組のエンディングの天海さんのダンスいいですよ
ね。さすが元宝塚のトップスターって感じで。

私もばんちゃん062さんと同じで
ちょっと厳しいけれど、独自のやり方で
生徒たちをやる気にさせるような展開なのかと
思って見始めたんです。
(ちょうど「離婚弁護士2」の後でしたし)

先週も生徒に先回りして各家庭に訪問して
釘をさしたりして、恐いなぁと思いました。
金八先生のようなドラマというよりも
心理的に追い詰められていくサスペンスドラマの
ような感じがします。

それと主人公の女の子がやたら天海さん演じる先生に
対して目を見張るところも大げさ過ぎるような気がします。

局には抗議の電話やメールも多いそうですね。
エンディングで楽しく踊ってるのは、
ドラマの内容が重いからあえてそうしているのでしょうか。

旦那が１回目、みてました。
私もチラッと最後の方だけみましたが・・・

旦那と同意見なのは、「教育上、どうなのかって疑問」
ということでした。

先生が考えるところがあるのかもしれませんが・・・。
抗議の声があるのは納得できます。

先生のやり方、冷たい表情はどうかと思いますが、
先週の「愛することと甘やかすことは違う！」等、
結構、真髄を衝く台詞がたくさん出てきて好きです。

今のゆとり教育だとか、体罰厳禁の極端例（ぞうきんがけの
罰も体罰か？！）に走る教師などを見てて疑問に感じること
が多々あるので、このくらいバッサリ斬ってくれるドラマは
必要悪かと。

ドラマ制作側も“善”として阿久津先生を描いてるわけじゃ
ないと思うんですがね。

うちの子供は「こんな先生だったら嫌だよね～」と言いなが
らもドラマは好んで見てますよ。
ちゃんと「フィクションの世界」だと理解して、
且つ「現実だったらどうする？」と考えながら。
小4と小2ですが、ちゃんと分かってるようです。

私的には、逆に金八先生みたいのが現実にいた方がうっとお
しい。。。

あのドラマは考えさせられます、笑ってみてられないし…。
あの先生のやり方は私も嫌だと思うし、行き過ぎてる言動も
すごく多い。高圧的に押さえ込み、独裁者のような先生では
子供も怯えてしまって、とてもとても良い教育とは言えない
けれど、あの先生の言うことには『う～ん』と唸ってしまう
ようなところもあると思うんです。
厳しいけれどある意味『正論』であるような…。

ドラマと関係なく最近の世の中の傾向を見ていると、あまり
に子供に迎合しすぎて、果たしてそこまで子供の為にしてあ
げる必要があるのか？！と言うようなことって多いと思って
居るんです。
学校に限らず、親も世の中も、何でも『子供の喜ぶよう
な…』とか、『楽しめるものを』ということばかりで、内容
が伴ってなくて、しかもちょっと腫れ物に触るような感じが
しています。

あの先生ほどではないけれど、昔はあんな厳しい先生、たく
さん居ましたよ。私が小学生の頃は、それこそ軍隊上がりの
厳しいお爺さん先生とかも残っていました。
初回のトイレのことに関しても、本来は休み時間や休憩時間
に行っておくべきもので、社会人になって大事な会議や面
接、接客中に『トイレに行きたいから』と言って、自由に出
て行くことは許されない場合もありますから…。
子供だからトイレもしょうがない、というよりは子供のうち
からそういう環境には慣れておく必要があると思います。
でも洩らしても行かせないとかはいき過ぎですですけれど。
ただ『やりすぎだ』と抗議する前に、子供と一緒に見て、親
子であの先生の言動の是非を話しあっても良いんじゃないで
しょうか。

あのドラマの最初に主人公の『私達の一年間の先生との戦
い』という台詞がありませんでしたか？
私は子供達がどう自立して、先生に対決していくのか、（そ
して勝って欲しい）、成長していくのか、ちょっと楽しみに
しています。この期待を裏切らないで欲しいですね…。

ドラマもどんどん進んでいますね。
最終回がどうなるか、楽しみです。