オズモール　女性・OLのための情報サイト

世にも奇妙な物語ってついつい観てしまいます。
怪談なんかは嫌いなんですけれど。
今回のは、どうも、いい話系が多かったような印象です。

さて「殺し屋ですのよ」の結末ですが……
しばらくして、殺しを依頼した男（すいません、名前覚えてませ
ん…）の耳に、
元同輩の死の噂が届きます。
男は驚き、元同輩の葬式に向かいます。
彼の家の前で、弔問客が話をしています。
「心不全ですって」
「まだ若いのにねえ」
殺し屋と名乗った女の台詞が男の脳裏に蘇ります。
『自然死と見分けられないような方法で殺すわ』……と。

場面は変わって、ある医者がレントゲン写真を見て呟いてます。
「こりゃあ、ダメだな。もって……３ヶ月ってところか」
医者はレントゲンを仕舞うと、通りがかった地味な外見の事務員に
声をかけます。
「これ、頼むわ」
「はい」
事務員は受け取った患者の名前を意味ありげに見ます。
患者のカルテをめくり、患者に関わる人を調べ……
彼女はいつもとは全く違う、派手な化粧と装いで、とあるバーに出
かけます。
「あなた……似てる」
「え？」
「いいえ……一杯つきあってくださる？……私、殺し屋ですのよ」
そう、この事務員こそが殺し屋だったのです。

と、言うオチなんですが……
「世にも奇妙な物語」は結末をお教えするのが難しいですね……

「サイゴノヒトトキ」
このラストは、私も「え？」と言う感じでした。
一緒に観ていた妹いわく、
「この人（永作さん）、結局自殺しちゃったってことじゃない？
みんな、元通りに戻っちゃったんだから」
だとか。
うーん。難しい……

私が思ったのは、バスが空中で止まった時、
バスに乗っていた人たちは死の寸前だった
わけですよね。
「死の寸前」ということでみんな素直になり、
心を開けたけど、
結局バスは崖の途中の木に引っかかり引っかかりして
見事無事着地してしまった。
みんな無事に助かってしまい、死から逃れたことで
また自分のエゴが出た、と。
”人間って結局こんなもんですよ”ということを
言いたかったんじゃないかな～と思いました。