オズモール　女性・OLのための情報サイト

書いているうちに長くなったけど、もったいないのでそのまま残し
ます（＾＾；
たしかホラー大賞ってすごい高額な賞金のでるものだったと思うの
でどんな内容なのかと興味を持って見てました。
ちょっと前後している部分があるかもしれないけど、大体こういう
内容だったと思います。
私が書くと恐くないけどよかったら見てみてください・・・。


車のガラスを叩き割られて、本間は高速に乗ってＲＩＫＡをまき、
ぐったり疲れて帰宅した。しかしドアを開けようとした手に、ごっ
そりと黒い髪の毛が巻きついた。はっとしてよく見ると玄関のドア
一面に髪の毛が張りつけてあって、彼女が家を見つけたこと、彼の
本名がわかってしまったことがわかる。

そこで彼は友人である元刑事の探偵を雇い、リカの本名などを探っ
てもらう。探偵は、ストーカー事件を探るうちに２年前の事件にた
どり着く。多摩川で男性のバラバラ死体が見つかったが、いまだに
顔だけが見つかっていない、その男性は医師であった。実はその病
院では看護婦がロッカーに犬の死体を投げ込まれていたり数々の嫌
がらせで自殺・別の看護婦は無言電話に悩まされたりなどの怪事件
が起きており、彼女達に共通するのは、殺された医師と親しかった
り食事にいっていた女性だということ。
事件が起こった後で「彼とは婚約者でした。彼は私を愛していると
いったのに」と名乗った看護婦がいた。しかし婚約も付き合いも嘘
であった。その後、彼女は姿をくらましていた。
それが、リカではないかと。

本間は小さくリカを写した写真をみて、さらに２年前に彼と別れた
というリカのメールを思い出し、彼女だと確信する。
探偵は本間の家族を守るために張りこみを開始した。本間の家の前
に止めた車でリカを待っていたときに、ハイヒールの足音を聞いた
ような気がした探偵は車から出てみるが、リカの姿はない。
安心して車に戻ったが、車のミラーにリカが映っていたことには
気がつかなかった・・・。
「パパ、お外がカリカリするよ」という娘の言葉に本間は玄関に行
く。すると、ドアのガラス部分にリカの姿が見えた。
本間は慌てて探偵の携帯に電話をかけるが通じない。そこでゴルフ
クラブを持ち、恐る恐る外に出てみる。リカの姿はすでになくなっ
ていたが、ふと家を振りかえると膨大な枚数の探偵の名刺がたてに
つなげられ、家一面を覆って風にゆれていた。

翌日、本間は警察に呼び出される。探偵が空き地でバラバラ死体と
して見つかったことを知る。なんと死体は、一度バラバラにされた
後、もとの形に並べなおされていた。リカの異常性に愕然とする本
間に探偵の元同僚で、本間の事件について探偵に聞かされていたと
言う刑事が協力を申し出る。
リカが現れたら連絡すると約束して、警察を出た本間にリカから電
話がかかってきた。自首をすすめる本間に「私はいつもアナタを見
ている」と言い残してリカは電話を切った。

ある日、仕事中に本間の携帯がなり「リカか？リカなんだろう？」
と出てしまったが、それは妻から娘が帰宅しないことをつげるもの
だった。本間は早退して、妻と共に娘を探す。娘が直前まで遊んで
いた友達から、娘を連れ去ったのがリカであるらしいと解る。
それでも警察に電話しようとしない本間の態度とリカという女の存
在を知った妻は、本間に不信感を持ち、夫婦の距離は開いて行っ
た。そのとき、警察から娘が病院に保護されているという連絡が入
りかけつけると、神社の境内で寝ているところを保護されたのだ
が、睡眠薬を飲まされていた事がわかる。
目を覚ました娘の言葉から、リカと遊んでいる間に飲まされたジュ
ースを飲んだら眠くなってしまったこと。リカが「パパが一番好き
なのは、あなただけど、２番目はリカなんだよ」といっていたこと
を聞かされた。

翌日、リカからかかってきた電話に、本間は「これから会おう」と
遊園地で会うことを約束する。妻にリカと会うことを告げたが、
不倫だと思っている妻の反応は冷たかった。
刑事に電話をしたが出ないため、リカとの待ち合わせ場所をふきこ
んでおき、リカを待っていた。
リカはデートだと思って待ち合わせに現れたが、警察に連れて行こ
うとする本間に強く抵抗し、「やめて！やめて！」といいながらも
本間に殴るけるの暴行を加える。
本間は車からゴルフクラブを出して応戦し、リカは口から血を吐い
て気絶した。リカを助手席に乗せ、安心してシートベルトを締めよ
うとリカに背中を向けたとき、首筋に注射器をつきたてられて、
しびれながら本間は意識を失った・・・。

次に目を覚ましたとき、彼は車椅子に針金で首と手足を縛り付けら
れていた。目を覚ました彼に、リカは冷蔵庫に保管してある医者の
生首を見せた。
自分も殺されるとおびえる本間にリカは「私綺麗？」と問い掛け
る。本間は震えながらも綺麗だと答えた。

リカは自分の過去の話を始めた。
幼い頃に、ウィーンに住んでいたこと。父親の不倫で両親は離婚。
リカは父親の愛人と父親と三人で住んでいた。しかし、ある日、愛
人は窓から転落死。その後、父親も森の中で首吊り自殺をした事。
「だけど、本当に事故かなぁ、自殺なのかなぁ～」というリカの言
葉に、本間はリカが父親と愛人まで殺していたと知ってさらに恐怖
を覚える。本間は、リカに一緒に警察に行こうと説得するが、リカ
は「どうして？リカ悪くないもん。リカはいつも正しいんだもん」
と納得しない。
そして注射器を持ち、本間に１歩１歩近づいてくる。「私のこと、
綺麗だっていってくれたよね。これから二人で何十年も暮らすんだ
もん。リカ、綺麗じゃなくなっちゃう。そんなリカを、見られたく
ないの。だから、アナタの目を潰す」と。
「私の姿をその目に焼き付けて・・・」逃げられない本間の目に注
射器の針が振れそうになったとき！ドアが開いて刑事が飛び込んで
きた。
リカは「彼との仲を邪魔するやつは殺す」と刑事に注射器を突き立
てて、「お前、死ね！」と迫ってきた。刑事は腹から血を流しなが
らも、間一髪、リカを撃つ。リカは倒れこみながら「幸せになりた
かった」とつぶやいて気を失った。

刑事も本間も一命を取りとめ、本間は治療を受けた後に自宅に帰る
が、妻は置手紙を残して実家に帰ってしまっていた。
そこへ、刑事から電話がかかってくる。救急車で病院に搬送中の
リカが、救急隊員を殺害して逃げたこと。警察が向かっているので
そこを動かないでくれと。しかし本間の目には、壁にかけた額のガ
ラスにうつるリカの姿が見えていた。
「遅かったようです」と電話を置き、リカを見つめる。
仕事も家庭も上手く行っているのにどこか満たされない自分に
リカとのつながりを感じた本間は「君は僕の中の女だ。僕は君で、
君は僕だ」と告げる。リカは「私はあなたなのね」とつぶやきなが
ら本間に近づく。その手にはメスが握られていた。
「私を焼きつけて・・・」本間は抵抗しなかった。
その視界の中に、リカの姿と赤い液体が広がって行くのが見えた。

本間の家には黄色いテープが張られて、警察が出入りしている。
刑事は家から出てくると、部下に「本庁に連絡したか？」と聞くと
部下は「メールで送っておきました」と答える。刑事は誰もがメー
ルという手段に頼り切っている時代にため息をついた。
リカは、本間の血で白いワンピースをぬらしたまま、渋谷の雑踏の
中に姿を消して行った・・・。

の「リカ」の白いワンピースの腹部についている血は本間の
血ではなく自分（ピストルで打たれた）の血では？
他にもかなり矛盾するシーンはありましたが・・不死身？タ
ーミネーター？

よくわからないことが多いですよね。
私は拳銃で撃たれたのがお腹の真中だった気がしたので、つい本間
の血だと思っていました。
それと、ラストを思い出すうちに、そのコート、どこで着てきたん
だ？と気になってます。
救急車で運ぶときに着せるわけないし。
いつも同じ洋服だったから、家に戻って着替えてきたのかも？
元気いっぱいですね！お腹撃たれているはずなのに・・・（＾＾；

だけど車と同じ速度で走れる女なので、もう何でもアリなんだと自
分に言い聞かせてます。

いちごみるく２６さん、どういたしまして。
暇だったので、思い出しながら書いてたら長くなってしまいまし
た。ごめんなさい。
見ていただけて嬉しいです（＾＾）ｂ

afurousagiさん、私の便乗横レスに
詳しくあらすじを書いてくださってありがとうございます。
とてもわかりやすくて、スッキリしました！

読んだら、余計に
「最後まで見たかった！」と思ってしまいました。
でも、想像しながら読むのも楽しいですね。

怖かったけど、タクシー追っかけたりする所は
なんか笑えた・・・。
どうしてあんなに強いんだろう～。