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東先生の病気は多発性硬化症で、まだ治療法も確立されていない難
病。過去に色んな治療を試みたけれどどれも効果がなかったらし
い。手の震えなどの症状が回復しなければ医者の仕事も辞めなけれ
ばならない。東先生は森沢に、ある民間療法について調べて欲しい
と頼む。その療法は、効果が出る人と出ない人がいること、科学的
に証明されていないため医療行為とは認められないこと、したがっ
て医師がその行為を行うことは医師法に反するだけでなく傷害罪に
も問われる可能性があることが分かる。当然、大久保先生は大反
対。
一方でナイトホスピタルの経営が順調なのを危険視した第一病院の
理事会は、監査を突然始めたり、なんとか閉鎖させるネタを探そう
とやっきになっている。そんな中で医師法違反の行為をすること
は、病院をつぶす原因にもなってしまう。
東先生は、自分が医者になった理由と、亡くなった親との約束につ
いて森沢に語り、自分は医者を辞めるわけにはいかないと話す。悩
んだ末、森沢は院長の机に辞表を置き、東先生を自宅に連れて帰
り、民間療法を開始する。そのことは理事会からも糾弾されるが、
森沢は「患者を救うことが罪に問われるとしても、私には何も恥じ
るところはありません」ときっぱりと言い、処分を待つことに。院
長もナイトホスピタルの閉鎖を迫られるが、「ナイトホスピタルの
経営が順調なのは、患者が望むサービスを提供しているからだ。選
ぶのは患者だ。つぶせるものならつぶしてみろ！」と言い放つ。
結局、何度か絶望的になりながらも東先生は少しずつ症状が回復
し、リハビリできるまでになってくる。大久保先生の息子の手術も
成功し、音が聞こえるようになった。ナイトホスピタルも存続し、
森沢は今度は外科として復帰する。

こんなところです。けっこう良い役者さん揃いだったので、文字に
すると伝わるかなぁ..。