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まず、ユカを殺したのは氷室ではなく、スネイクでした。
もみあった時に拳銃が入れ替わっていて、スネイクと氷室が
打ち合いになったところに、ユカが氷室をかばって間に入り、
スネイクに撃たれて死んでしまいます。

ところが、ユカが死ぬ前に言い残した、「氷室くんのために
死ねるなら本望」という言葉が許せなかった酒井美紀が、
氷室の手にあった拳銃と、スネイクが捨てていった拳銃を
入れ替えてしまったのです。（ずっと前から氷室のことが
好きで、“自分（氷室）をかばって死んだ”ということで、
永遠に氷室の心にユカが生き続けるのを防ぎたかった、と
いうことのようです。）

そして、誘拐事件の犯人も、酒井美紀でした。ユカと同じ
状況で氷室をかばって撃たれることで、自分が永遠に
氷室の心に生き続けたかった、というのがその動機でした。

氷室はユカの最期の言葉を忘れていて、その言葉や、当時の
状況を思い出させるために、綾木が氷室の替わりに当時の
足取りを辿る中、真犯人である酒井美紀に出くわし、
綾木と酒井美紀が対面する中で氷室は謎解きをします。
スネイクはその時点ですでに酒井美紀に殺されていて、
さらに酒井美紀は現場に火を放って綾木と死のうとします。

「そんなに好きな人だったら、直接ちゃんと話をしろ」と
綾木は酒井美紀に電話を代わり、氷室と話して気持ちが
少し落ち着いた酒井美紀を連れて、炎に包まれた部屋から
逃げ出します。ところが携帯を現場に忘れてしまったことに
気づき、炎の中に戻り、一人取り残されてしまうのです。
と、そこで携帯がなり、氷室から「そこを動くな」と指示
されます。煙にまかれ意識が遠のく中、扉の向こうから
氷室が飛び込んで来るのが見え、「夢？」とつぶやきつつ、
意識を失う綾木。

目を開けると、隣りには氷室が。またもや「まだ夢？」と
つぶやき、また意識を失いますが、それは夢ではなく現実。
綾木を助けるために、氷室はあの部屋から飛び出して来て
いたのでした。

場面は変わって綾木の結婚式。「いよいよだね」と喜ぶ
シンゴと綾木。とそこへ綾木の携帯が鳴ります。
「今日は私の結婚式です」と言う綾木に、「殺人事件が
発生した。今すぐココに来い」と氷室は冷静に指示を
出します。「シンゴ、ごめん！」とチャペルを飛び出し、
氷室の元へ走って行く綾木の姿・・・で終わりました。

シンゴとの結婚はお預けで、まだまだ氷室の元で働く
綾木、というのを予感させた終わり方で、もしかして
続編も・・・？と思わされた最終回でした。

私も実はリモートが好きで毎週見ていたのですが、何だか視聴率が
悪かったらしくて、一回分減らされたようです。（朝日新聞に書い
てありました。）だから続編は難しいのではないかなぁ・・・私と
しては、是非見たいんですが。漫画を読むしかないですかね？