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以前、博物館に学芸員として勤務しておりまして、パートさんたち
を指導する立場でもありましたので、私のわかる範囲でレスさせて
いただきます。

美術館・博物館によって、パートさんの業務は多少違ってくるかと
思いますが、事務というよりは、普通に接客のお仕事と考えていた
だいたほうがいいかと思います。
私がいた館では、「コンパニオン」という名称で呼んでおりまし
て、採用する際にも、接客のできる方であることが第一でした。

切符販売（モギリ）の担当であれば、切符の販売のほかにも、一日
の入場人数の把握といったこともあると思いますし、美術館グッズ
の販売の担当であれば、商品を揃えたり、商品ケースの拭き掃除
や、商品の在庫管理や棚卸といった業務もあるかと思います。

入場者の監視というのは、けっこうきつい業務でして、見学者がい
ようといないと、冷房の効いた展示室にじっと長時間座っていない
といけません。立って歩いたり本を読んだりというのは許可されな
いところが多いかと思います。冷え性の方は上着を用意したほうが
いいかと思います。館によっては、展示室内に監視カメラを備えて
いて、危険な人がいないか監視する一方で、監視担当の人達がサボ
ったりしないように監視するということもありますので、気をつけ
たほうがいいですよ。
見学者が展示ケースに触ったりするとガラスが脂で汚れますので、
そういう場合は拭き掃除をお願いするところもあるかと思います。
カメラでの撮影の禁止・飲食の禁止など、違反する見学者には注意
しなければならない場面も多々ありますから、こういう点でしっか
り注意ができる人であることが求められます。

きつい点ばかり書いてしまいましたが、もともとお好きなら、いい
お仕事かとは思いますよ。
がんばってくださいね。