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私も２０代前半の頃、仲の良かった友達を亡くしました。
ガンで突然でした。（ガン発見から約５ヶ月で亡くなりました。）
私も大学を卒業してからは
たまにしか連絡を取っていなかったので、
もっともっと連絡を取っていればよかった、と後悔しました。
お通夜やお葬式にも出て最後までお見送りしましたが、
友達は眠っているようで正直最後まで実感がありませんでした。
すごく悲しいのですが、どうしても友達が亡くなったという
事実が信じられませんでした。１～２年くらいした頃にやっと
「ああ、彼女はもう居ないんだ」と実感できるようになりました。
今年で十三回忌になりますが、時々彼女の事を思い出します。
私を含め何人かの友達は今でも彼女のご両親と連絡を
取っています。（彼女は一人娘だったのでご両親はかなり
ショックだったようです。寂しいのかも知れませんが
私達が遊びに行くとご両親はとても喜んで迎えてくれます。）
友達ともたまに彼女の話をしたりもします。
人の感じ方や付合い方はそれぞれなので他の方の事は
責められませんが、せめて土佐べえさんはお友達の事を
たまに思い出してあげればいいのではないでしょうか。
私は友達の事を思う時、
彼女が側に来てくれているような気がします。
私が将来歳をとって自分も死んだら、
（もしあの世があるのなら）あの世で友達に会いたいし
昔のようにしゃべりたいなーなんて思っています。

死というものは人間に得体のしれないショックを与えます。
それは人を失う悲しみでもあり、今まで信じていた「不変
のもの」が崩れ去ったショックでもあると思います。
死というものは奥が深いので、理解しきれないために他人
からは冷静すぎるように見える人もいれば、理解しすぎて
いつまでもショックを引きずる人もいます。死というのは
人間によって感じ方が異なるものなので、二人の人間が死
への思いをわかちあうということは、時として難しいこと
かもしれません。人間一人一人にとって逝く人が占める
心の場所や度合いは違うのだと思います。

私も義母を失ってから人生観が変りました。今は死ぬのが
とても恐いし、「すべてがうつろいゆくもの」という考え
に変りました。でもこれも人間として生きている限り、誰
しもがいつかは悟るものなのかもと思います。

お友達の悲しい死も、時間がたつと少しずつ受け入られる
ようになると思います。

大学生の時、親友をなくしました。病気でも事故でもないけど、春
休み中に、その死を知りました。当時は一番仲が良く、一緒にいた
時間も多かったので、亡くなったのを知ったときは、その事実を受
け入れることができず、泣くこともできませんでした。今年で５年
になりますが、３年位経った頃から落ち着いてきたように思いま
す。それまでは、ふいに涙が出てきたり、思い出のモノを見ては好
きだったなぁとか一緒に食べたなぁとか思い出し、○○（行きたが
っていた場所）に行っておけばよかったと思ったりしていました。
今でも月に一度、お墓参りに行っていますが、友達に会いに行くと
いうかんじです。今はいないけど、出会えたことに感謝していま
す。ああしておけばよかったという思いが出てくるのも当然だと思
いますが、それまでの思い出を大切に、思い出しながら生きていく
のもいいのではないでしょうか。

人とのお付き合い、友達関係って個々で思い入れというか、位置付
けが違うことが往々にしてあると思います。昔の思い出やお付き合
いを忘れない人もいれば、現在関わりのある人以外はさっさと忘れ
去ってしまう人もいます，残念ですが。
貴方は貴方なりの気持ちでご冥福を祈る…お友達の冷たい反応は残
念ですが、ご自分の気持ちは大切にできますものね。