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こんにちは。
私は私立医大の附属病院の内科で医局長秘書をしていました。
仕事内容は内科の医局長の個人秘書です。
スケジュールの管理とか、学会運営のお手伝いとか、パソコン
の仕事などです。
同じ医局に医局秘書の同僚がいました。
彼女は医局全般の仕事をしていました。
（カルテの整理、データ入力などです）。

研究室秘書は実験のお手伝いや、データー管理もします。
時には血液や動物を触らなければいけない科もあるようです。
うちの内科は動物はいませんでしたが。

私はとても楽しく仕事をしてましたが、お給料は安いです。
国立病院なら違うかもしれませんが私立の医大はそれぞれの
科の研究費から秘書のお給料は出ています。
なので普通のOLから比べれば安いです・・・

秘書さんたちはみんな自宅通いのお嬢さん、、たちが
多いです。
・・・余談ですが、このお嬢さんたちは時に大変です。
みんながみんなーではありませんが私のいた私立大学病院
はかなり派手で、きらびやかなお嬢さんたちばかりでした。
で、DRと結婚したい女性もいっぱいいて、
「先生～クッキー焼いてきましたぁ～」と医局に配りにくる
研究室の女の子がしょっちゅう（笑）。
いつもきれいに髪をブローし、キレイなお洋服をきてました
ね。

幸い私の同僚の秘書さんはそれ系ではなかったので
「みんなすごいねーー」って見てましたが。

でも先生達はやさしいし、大事にしてくれるし、
私は本当に楽しかったですよ。

私は理系で医学部所属の職員でしたから、
学生相手の出席取り授業のスライド係や試験問題のPC打ち込み、印
刷、採点(マークシート方式)、から
関連病院に行っている先生方との連絡、集金、郵便物の転送
先生の論文の為の動物実験の準備、助手、標本つくり、標本管理、
学会発表のスライド準備
手術中の患部の写真撮影、
病棟の事務職さんと連絡、手術場の受付と連絡。等してました。
文系の職員は動物実験と写真関係をしない分、会計をしてました。

文系の職員は一日中電話の対応と、医局と病棟との行き来をしてい
たような気がします。

うちの教授の秘書は教授がのんびりしていて、ミスしても「まあい
いよ」と言ってくださる方でしたので、居心地はよかったです。
スケジュール管理、郵便物の管理、論文の整理、教授室の花鉢の世
話をしていました。
それぞれの医局によって雰囲気が違いましたし、教授と、医局長の
感じで各科秘書さんのストレスも全然異なりました。

外科系、内科系、基礎系などによっても雰囲気が大きく違います。
それに教授から講師助手といったおじさんの下が、ほぼいきなり研
修医となります。狭い世界で生きている方々ですから一般常識にか
けている方も多いです。
居心地の良い医局だといいですね。