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「香水」とひと口にいっても、その濃度（香りの強さ）持
続時間によって、何種類か名称があるんです。香りの弱い
順にオーデコロン→オードトワレ→オードパルファム→パ
ルファム（香水）かな？いわゆる香水が一番香りが強く
て、ほんの少しつけただけでも香りがはっきりと、強く、
長時間香りたちます。ライスカレーさんのおっしゃるちっ
ちゃい小瓶の値段の高いものが「香水」で、大きなスプレ
ー状のものが「オーデコロン」や「トワレ」です。ライス
カレーさんはまだお若いのかな？だとしたら、はじめはコ
ロンやトワレなどの軽くて持続時間の短いものの方が使い
やすいと思いますよ。特にこの時期は気候の関係で、少し
の香りでのまわりの人が不快に感じることもあるので。つ
けるとしたら、腰から下に、少量ずつ、つけるようにして
くださいね。自分では「足りないかな？」と思うぐらい
が、まわりの人にはちょうどよいものです。一般的にいわ
れている、手首とか耳のうしろは、夜のデート以外にはつ
けてはいけません、とある香りのプロの方がおっしゃって
ました。私もそう思います。

賦香率（アルコール中の香料の濃さ）についてはうつさんが書いていらっしゃいます
が、「香水」というのは、パルファンのことです。
つまり厳密に言えば、オードトワレは香水ではないのですが、
フレグランス全般を指して「香水」とよぶのが一般的になっていますね。

温暖湿潤な日本ではオードトワレが最も好まれる傾向にあります。
香水売り場に行って、箱やボトルの横とか裏にラベルがはってありますので、
見てください。メーカーや原産国や種類が書いてあります。

売り場には、ムエットといって、香りを吹き付けたしおりのような紙が置いて
ありますので、嗅いでみて、自分の好きな傾向のものを選ぶとよいでしょう。
ムエットの印象だけで買わないように！必ず腕などにつけてみてください。
テスターが見える場所に置いていなくても、店員さんに言えば出してもらえます。
ムエットの香りと体に乗せた時の香りは、微妙に違います。
そして体温で香りがどんどん変化していきますので、少なくとも２時間は
時間を置いて変化を観察してください。
それでもOKだと思ったら買いましょう！

絶対に第一印象だけで買わないように。
第一印象はとても大切ですが、体につけるものですから慎重に選んでください。
しきりに買わせようとする店員さんがたまにいますが、「香りが変わるからちょっと
時間を置いて確かめてみたい」と言えば大抵は引き下がってくれます。