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私は、所謂毒親育ちです。
幼い頃から働かされ、心身に暴力を受け、親の道具として育ちました。
実家から逃げ、神経症を抱えて働き、収入のある夫と結婚するまでとても苦労しました。
結婚後、親に愛されなかった苦しみと徹底的に向き合って克服し、親を捨て、今は毒親育ちをサポートする側です。

もう何年も前ですが、結婚が決まり、親達の見栄や都合や希望の為にハワイで挙式を行うことになり、その親達の旅費まで出させられる事に疑問を感じた私は、ここにトピを立てました。
「親に祝福されたい気持ちがあまりない。親の為に出せるお金がない（本当は出したくなかった）」と。
すると、「違う！育ててもらったんでしょ！幼くてイラつく。乱暴な性格。金がないのを棚に上げて！」のレスが。
親の事でここまで言う人がいる事を知りました。
人の心の中まで裁き、人格まで否定する方がよほど乱暴なのに。

今ならわかりますが、そういう人は実は自分も親にわだかまりがあるから、それを口に出来る人に腹が立つんです。
人が人を攻撃する理由は劣等感や嫉妬です。
そういう人は、自分の弱さを見る代わりに平気で自分の感情や苛立ちの責任を人に取らせます。
「あなたと私や私の周囲とでは人生のスタートラインから違う」と馬鹿な差別までされたけれど、そんな人と私とでは根っこから違うし、どう育とうと曲がらない人は曲がらないし弱い人は弱いです。

結局私は、神経症を押して行きたくもないハワイで挙式＆ハネムーンをし、家族の旅費をすべて出し、完全に親の為の披露宴をさせられ、夫が私の為に出してくれた結納金はすべて親戚の接待に使われました。
当時色々レスを頂きましたが、子供が親にお金を出す事や、自分より親を優先する事は“当然”ではありません。
自分は親に甘える人も多いです。
でも、私は「障害者の弟の分も親に尽くせ」と教育されました。
それが毒親の支配・洗脳です。
「自分で決めたんでしょ」「抗議すればいい」等のレスもつきましたが、そんなまともな親であれば悩まないんです。
自分の親を好きで悪く言う人はいないと、想像して頂ければわかると思いますし、毒親育ちは酷い親の為に自分が苦しむんです。

被虐待者は沢山います。
一種類の親しか認めず、「親が悪い訳がない」という前提で決めつける人が多いから、言えないだけで。
まるで二次災害です。
毒親育ちを攻撃せずにはいられない人は、まず自分と向き合って下さい。
虐待に加担しないで。