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わたしは約十年前に、親友が病院で亡くなりました。
最期の日も病室に付き添いましたが、看護師の方々は
ものすごく忙しいはずなのに、家族やわたしに対しての
配慮もきちんとなされていて、頭の下がる思いでした。

病院の教育が行き届いているかいないか、病院の体質
みたいなものもあるのでしょうが、個人のプロ意識にも
よると思います。いやな思いをされましたね。
でもご家族はカイルさんに感謝されていると思いますし、
励まされたのではないでしょうか。

大変いやな思いをされたのですね。
スパゲッテイというのは正式に「スパゲッテイ症候群」など
という専門用語もあるくらいなので俗語を軽々しく使ってい
るとはあまり思わなかったのですが。
私も医師だった祖父が脳梗塞で（意識もなくねたきり）入院
したときに医師や看護師の対応が非常に気になりました。気
高く凛としていた祖父の変わり果てた姿、今までとは患者と
いう逆の立場になり、何も悪くない医師や看護師が祖父をそ
うしてしまったかのような錯覚を覚えました。
私が母や祖母に病院のことを悪くいうと「分かっていないの
にそういう事をいうものじゃない！」ときつく叱られまし
た。
よく考えたら私の見えない所で一生懸命に医師や看護婦は昼
夜問わずお世話してくれています。私の出来ないこと、分か
らない事色々。かなり衰弱した状態なら血管も痛み、点滴も
スムーズに入りにくい事もあるでしょう。祖父の余命、自分
の無力を思うあまり怒りを医療者に向けてしまったという恥
ずかしい一件でした。
恩師の方やご家族はどう捉えているのでしょうか？かやの外
からほんのひと時を垣間見ただけで全てを否定するのはその
方の感じ方でしょうが、ケアを受けている当人達が満足して
いれば周囲が目くじらを立てることも必要ないように思いま
した。ただ不快な想いをされた事は事実、そういう接遇や配
慮はキチンとして欲しいですね。
クレームをつけたのにレスが納得いかないというあたりに少
し疑問を感じたので。とにかく生命の危機にある状態を目の
当たりにしたらパニックになるものだと思います。カイルさ
ん自身の気持ちなど冷静に振り返ったときどうでしょうか？

嫌な思いをされましたね。
家族や親族に俗語で対応は無いですよね。
病院側の教育がなっていない気がします。
弁護するようでごめんなさい。身内だからこそ、
手荒な扱いと感じてしまうのではないでしょうか。
そう感じさせないようにするのも看護かもしれませんが。

>よく言えば手早く、悪く言えば粗々しく布団をはぎ取
>り、腕を押さえつけ、針の挿入も何度か失敗し、その一連の
>「流れ作業」を見ている内に怒りが込み上げてきました。
>意識はほとんどなくても聴力は最期まで残ると聞いたことが
>あるのですが、末期の患者や家族に対してあんな手荒な扱い
>とスパゲッティーという俗語を平気で使う医療従事者の意識
>が知れません。

弁護するようになって申し訳ないのですが、看護士さんも
何人もの患者さんを担当していると、どうしても手早くしなき
ゃになってしまうと思うし、手早さを要求されています。
手早さと患者さんやその家族に接する態度は
違うと思いますが、手早くしないと同僚や先輩から
「○×は仕事が遅い」と言われてしまうところが有ります。
だから、勢いがついて乱暴に見えてしまうのかも。

腕を押さえないで、血管に針を刺すのはまず無理です。
寝たきりの患者さんは、筋力も衰えて血管が
細くなっているので皮膚上で透けて見えていても、
血管が逃げやすく、何度も刺している場所だと
血管が硬くなってしまって、却って刺しづらかったりします。
上手な方でも刺すのは大変なんです。
今の点滴の針は、動いたり長期に刺していても患者さんに
負担が無いように、刺した後誘導針を抜いて樹脂が血管に刺さ
るタイプなので、血管が細いと針が刺さっても樹脂が刺さる時
逃げたり、以前のものより狙いを付けづらいと思います。
ほとんど意識が無いと言うことでも、痛覚は感じやすいので、
腕を押さないで動かれたら、万が一動脈に刺さったりしたら
そう思うと事故の元だしすごく怖いです。
婦長さんに言ったのなら、担当の看護士さんの勤務後に
呼んで注意するか、「申し送り」の時に注意されるのでは
と思います。勤務中その場で看護士呼び出して
どうこうということは、あまり無いと思います。
数年前医療雑誌に病院はホテルにマナーを学べという特集で
現場は違えど共通する点の多い同じサービス業ということで
講習会まで有った時代もあります。
それも遠い昔の話、病院は、病と闘う現場ですので、
日々追われているのが現実のようです。

おいしい水さんも仰られているように
蚊帳の外からだと何とでもいえます。
入院されている恩師の方、家族の方が同思われているか。
それが一番です。恩師の家族の方承知の上での
クレームだったのでしょうか？
それによって、恩師に対する対応が悪くなると言う事は
無いとは思いますが、クレームを入れたことで
恩師の家族の方に、却って迷惑がかかるということも考えられ
ます。感謝していた場合、その気持ちが断ち切られてしまった
気がします。

私の場合、、実の母、彼と立て続けに入院し、現在も彼の入
院する病室に通っています。ですが、「スパゲッティー」と
いう言葉も耳にしませんし、粗々しい作業というのも見かけ
ません。みなさん、忙しいながらも誠意をもって対応してく
れています。

カイルさんの投稿を読むと、恩師の方を思う優しい心の持ち
主であることが良くわかります。怒りが込み上げてくるの
も、優しい心から。看護士さんや婦長さんに抗議をしたの
も、優しさからだと思います。

文末の方を読んで、ちょっと心配してしまったのですが…

怒りが込み上げて、感情的になって抗議していませんか？
そうでなければ良いのですが、もしそうだとしたら、ちょっ
と違う方法をとった方がよかったかも知れません。私たち、
患者の周囲の人は、24時間病院で過ごす患者が、病院で嫌な
思いをしないように、気を配ります。例えば、何か看護士さ
んにお願いがある場合も、「いつもお世話になっておりま
す、（と挨拶をして）○○の件宜しくお願いします」こんな
感じです。

レスいただきました皆様、読ませていただき心が落ち着きました。
家族の方も病院の対応には疑問を持っておりました。

冷静に考えますと、病院都合で患者の処置をする病院と、
患者都合で処置をしてもえる病院のふた通りがあるようです。
大学付属病院のような大きなところでは゛んしゃのようです。

病院選びも寿命のうち、と言われるそうですが、普段から
万一に備えて病院や医師選びを怠らないようにしたいと思います。