オズモール　女性・OLのための情報サイト

インターナショナルスクールでは、学校にもよるかと
思いますが、全ての教科は欧米のことを学びます。歴史も
文学も･･･。
ですから日本史などは一切習いませんし、日本語も「第二
外国語」扱いで、レベルが低いです。

インターナショナルスクールは日本に在住している外国人
子女のための学校で、将来は自国に進学することが前提
ですから･･･。

帰国子女という背景があれば、ある程度日本の歴史や常識を
ある程度知らなくても、漢字が書けなくても、周りは
「帰国だからね～」って勝手に納得してくれます。
(帰国子女として、ちょっとそれも嫌なんですが･･･)
でも生まれてからずっと日本に住んでいた＝日本の歴史なり
常識も知ってて当たり前って世間は思ってしまいがち。

普通の日本の学校に通わせる以上に、ご両親は神経を
使わなければならないと思います。
また、インターナショナルスクールって、母親だけではなく
何かとご両親2人揃っての学校行事の参加を求めます。
そして外国人の父兄との交流も多くあります。ご主人様の
協力は絶対です。
私の場合、父が単身赴任で日本に居なかった時は、祖父が
父の代わりに色々と参加してくれました。

英語が話せるようになるには、何もインターナショナル
スクールに通わせる必要はありません。
今ではインターナショナルスクール卒業生じゃなくても、
帰国子女じゃなくても、英語が上手に話せる人はたくさん
います。
逆に、インターナショナルスクールは、中途半端に日本語と
英語をごっちゃ混ぜに喋る傾向があるので、残念な事に
日本語も英語も中途半端な状態で終わってしまう場合も
多いです。

英語が喋れるようになるということ以外で、インター
ナショナルスクールに通わせるメリットや目的(将来海外
永住を予定しているとか大学も海外に進学して欲しいとか)が
あるのなら良いかと思いますが、もしその他の目的が無い
のであれば、インターナショナルスクールに入学させる
のは、お薦めしません。

インターナショナルスクール卒業後、日本で生活の基盤を
持った者として、楽しかった反面、色々と辛い苦しい思いを
して来たので、余計なこととは思いつつ、お節介なことを
書かせて頂きました。すみませんでした。