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そういうリスクを甘受するかどうかは、その人それぞれが判断する
しかないことです。どんなに「そこまでの心配はない」と言って
も、危険はゼロではないかぎり、説得する人も保証はできないし、
責任もとれません。

私の経験からですが、旅行をきめてからそのようなリスクの変化が
あった時には、各人の意思を尊重するのが一番だと思います。つま
り、行きたくない人はキャンセルし、行きたい人だけが行けば解決
するのであって、お互い、相手の行動までも左右しようと思わない
ことが、後腐れない方法だと思います。

その際に、もしＮＩＣＯＲＵさんの同僚の方が「相手が行かないの
なら行かない」と判断するのならそれもまた、自分の意思であるこ
とに違いない（友達の臆病のせいで行かれなかったと考えるべきで
はない）のです。どうしても行きたいのならば一人でだって行ける
わけですから。

一人で行くことにした場合に部屋の料金が高くなるなどについて、
キャンセルした人と交渉する余地もあると思います。そういうふう
に少しドライに割り切らないと、たとえ友達を説得して行っても、
友達が不安に感じ、不満に思うかぎり、結局たのしめないのです。

鶏インフルエンザそのものについては、危険度はＮＩＣＯＲＵさん
のおっしゃる通りで、外務省からも渡航自粛の呼びかけはたしかま
だ出ていないはずですし、農水省もそれについてはコメントしてい
ません。しかしリスクはゼロではなく、誰かがそれを理由に行きた
くないと思うのであれば、それはまっとうな理由であり「心配しす
ぎだ」と言って否定することは難しいと思います。