オズモール　女性・OLのための情報サイト

子ども自身で考えてみるように促すと思います。
その上で、それをもとに話し合いながら、
一緒に考えていきます。

こういう問いに対して、「～だから」ってバシッと
答えをまとめようとしなくてもいいんじゃないかな。

こういう疑問には、正しい答えなど無いと思います。
私も、ホットデビルさんと同じように
「悲しんで､涙を流す人がいるから」
人を殺してはいけないと思います。
たとえ、見ず知らずの他人でも､
ニュースなどで耳にすると心が痛みますよね。

でもまだ小学生の姪御さんには
誰かと別れるという悲しみは実感が湧きにくいのでしょうね。
ろろのあさんも書いておられるように､
姪御さんと一緒に考えてみてはどうでしょう。
人にこうだ、と答えを突きつけられるより､
自分自身で答えを導き出す過程の方が大事だと思います。

命は、ゲームの世界と違って代わりがききませんからね。
「人」に限定せずに､ペット等の動物の命も含めて
考えてみてはどうでしょうか。

小学低学年の姪御さんでしょうか？
この事件については、5歳になった息子も興味を持っています。
子供には死とは大好きな人に2度と会う事ができなくなる事とだけ
説明しています（これ以上は理解できないと思うので）
今子供には被害者の立場で話をしていますが
同様の質問をされたら
「殺されるのは嫌でしょ？
大事な人を奪われるのは悲しいでしょ？
自分がされて嫌な事は人にしちゃいけないんでしょ？」と
答えると思います。
これ以上の複雑な感情や、善悪は成長する過程で
理解できる言葉で教えたり、当然の躾をしていれば
本人も学んで行くんではないでしょうか？

なんか偉そうに語っちゃって。。。すみません

姪御さんは高学年でしょうか？自分と同じくらいの年齢の中
学生が人を殺したなんて、きっと色々考えてしまったのでし
ょうね（大人でさえそうですから）。

ゲームだと殺されてもリセットできて、映画やテレビの中で
は簡単に人が死んだりして。そんな環境で育った子どもたち
の中には「死」の意味が分かっていない子もいるんじゃない
かな、と思ってしまいます。
姪御さんの質問の答えは、簡単に出してはいけないものだと
思います。「なぜ殺人がいけないのか」というより、「殺さ
れた人はどうなってしまうのか」も答えていかないと。


哲学的になってしまいますが、私の中でもずっと「人はなぜ
死ぬの？」は大きな疑問です。すごく後ろ向きだけど「人は
生まれた瞬間から死に向かって生きているんだ」という話を
聞いたことがあって。
その話を聞いた日は「だったら何で生まれてきたの？」と悲
しくなってしまったほどです。これも簡単に答えは出ないも
のだと思います。


何か上手に伝えられなくてゴメンナサイ。

もう大分経ってしまっていますが
文藝春秋 2000年11月号で
　「なぜ人を殺してはいけないのか」と子供に聞かれたら
というタイトルで特集がありました。

http://bunshun.topica.ne.jp/honshi/honshi0011.htm

当時、本屋で走り読みしただけですので
特に後に残る答えはなかったのですが。

これこそ答えだ、というものが１つだけある
というものではないと思います。

とっても難しいけど・・・

恥ずかしい話ですが、ただ漠然と「人を殺してはいけない」
ってことを当然のことだと思っていて、実際どうしていけないの
か分かってなかったと私自身思います。
身近な先輩がある事件に巻き込まれて殺されたとき、実体験という
か、実感として「人を殺してはいけない」ということをやっと知っ
たような気がします。
人が死ぬということは自然の摂理ではありますが（老衰とか、医
療でどうにもできない病気とか）殺人はそういう死とはまったく
違うものだ、とはっきり思い知らされたというか・・・。

私が聞かれたら殺人はその人の生活やその後続いていくはずの
人生を「いきなり、突然」「本人や周囲の意思に関係なく」奪い
取ることだと答えるかな。しかも奪い取っておいてあとから「ご
めんなさい、返しますから許して下さい」ってことが不可能なも
の。物やお金ならどうにかなるものもあるでしょうけど、命はそ
うはいきません。
「もし自分の周囲でそういうことが起きたら、現実としてどんな
ことになるのか」って自分に置き換えて考えてもらうよう話し合
うかなあ。納得してもらう言葉はないような気がします。子ども
扱いせず真剣に話しあって自分で考えてもらうしかないよう
な・・・。

もしあなたのお父さんが殺されたら？
悲しい、寂しい、の他にどんなことが起きるかな？
お父さんはどんな役割をしてた人だろう、家族のために毎日働い
ていた人、その人がいなくなったらうちはどうなるだろう。
お母さん一人で働いておうちのことをして、あなたたちが大人に
なるまで面倒をみていけるだろうか？お洋服や食べ物を買えたのは
お父さんが働いていたからこそのもの。お母さん一人でそれが
できなかったら、あなたは親戚の家に行かなきゃならないかも
しれない、仲良しのお友達と別れなきゃならないかも、殺人が
なければお友達といつものように一緒に学校にいけたのに、殺人
によってあなたの生活や人生までが他人によっていきなり変えら
れてしまうんだよ。あなたが元にもどりたいとどんなに願っても、
もどれないの。お父さんもあなたもなにも悪いことはしていない
のに。
そしてその殺人をした人は裁判で裁かれるけど、その人は生きて
いるの、ごはん食べたり人と話すことだってできる、だけどお父
さんはその人に殺されてしまって、二度と会えないの。
不公平だと思わない？
そんなことされて許せる？そんなことしていいと思う？

殺された人にかかわりがあった人間はずっとやりきれない思いを
もって生きていくことになります。犯人の家族や周囲の人たちの生
活も一変してしまいます。
一人殺すだけで大勢の人たちの気持ちを傷つけます。普通の死と
は違うもの、分かってほしいなあ・・・。

私にも小学生の姪がいます。
「命は尊いものだから」と言うと思います。
お父さんとお母さんがどんな思いであなたを産み、愛情を注ぎ、育
てているのか・・
そんな話をすると思います。

大人は　「なぜ？」という問いを哲学的に
とらえますが、もしかしたらそれほど深い答えを求めてる
わけではないのかな？とも思います。（年齢にもよるのでし
ょうけど）


私が小さいとき、
「人を殺すと死刑だよ！」
と大人から言われてました。

「それは大変だ・・」
とか
「そんなに悪いことなんだ」

と単純に理解しました。
でも、実際は一人殺しても死刑にはならないことが殆ど
ですし、ましてや子供の場合犯罪扱いにもならないわけ
で・・。今の子供はそういう知識もありそうですもんね。
通用しないですね。


殺してはいけない理由がもしみつからなくても
ダメなもんはダメ

とか

殺されたり痛い思いしたくないでしょ？
自分の嫌なことは人にしてはいけません。

とか、、難しいけど。。

シンプルだけど難しい質問ですね。
これだけ、殺人事件や人が死ぬドラマ（本も）、そして戦争もある
世の中で、「いけない事なのになんでこんなに沢山やってるの？」
って聞かれそうです。

私も、小学生に対しての答えは、ホットデビルさんと同じような
答えをすると思います。
でも、本当にそれで納得しなかったら、やはり色々と話したり、
自分で考えたり、調べたりするのがいいじゃないでしょうか？

一緒に話し合って考えたいですね。

人は（全ての生き物も）なぜ生きるのでしょうか？
人を殺したくなる事はないのでしょうか？
（これは変に影響しそうだからダメか･･･）

こんな問題を真正面から考える事のできる子はすばらしいです。
納得いくまで付き合ってあげて下さいね。

難しい質問ですね。
殺してはいけないって、私自身はわかっているつもり。
でも人に、これこれこうだから、って言葉では説明できないです
ね。

私が子供にその質問をされたら、
「例えば、お母さんやお父さんや、お友達の○○ちゃんが誰かに殺
されちゃったら、どう思う？」
「自分が殺されたらどう思うかな。殺される時のことを想像してみ
て」
「誰かを、殺したいって思うことはある？それはどうして？」
と聞いてみて、一緒に考えてみるかな。

「～～だからいけない」と一言で言われても、実感としては解って
もらえないんじゃないかなって思います。
それに頭で表面的に理解するだけで終ってほしくない。
だからいろんなふうに想像して、じっくり考えて、心で感じてほし
いと思います。

それから、のびしずかさんが書かれていた疑問「人はなぜ死ぬの？
（何のために生まれてきたの？）」は、私も今でもよく考えま
す。
結局皆死に向かって生きている。生きている意味って何？って。
そういう時私は、自分にとって大切な人のことを考えます。その人
達のことを想うと、その人が生きていてくれることがとてもありが
たく尊いことだと思える。
そして自分も誰かにとって（少なくとも親にとっては）そういう存
在であると信じる。
人が生きている意味って、それでいいんじゃないかって思うように
しています。
（話が横道に逸れたかも。ごめんなさい）

人の生と死について、私自身、人に直接的な言葉で教えられたので
はなく、やはり自分で考えて感じて理解してきた（今も考えつづけ
ている）と思います。
だから今の子供達にも、大人の助けを借りながらも、自分でよくよ
く考えてほしいです。

私も、自分の小さい時を振りかえってみると、
「なぜ人を殺してはいけないのか？」
なんて考えたことはなかったように思います。

それは、考える機会がなかったというよりは、単純に
「いけないことなんだ」
ということが分かっていたような気がしますね。

姪御さんに説明されるのなら、命の尊さももちろんですが、
本当に単純に、
「ひとの物は、どんなものであれ、勝手に奪ってはいけないのよ」
と話してあげてはどうでしょう？
「お金」「もの」「かわいい文具」、そして「命」も！
すべて、こちらの物欲や欲望で、勝手に奪ってはいけないものです
よね。

他の方も書かれていますが、それが、
「ひとにされて嫌なことは、自分もひとにはしない」
ということにつながってくるのだと思います。

シンプルだけど、非常に難しい問題です。
この問題に真正面から答えるのは、容易ではありません。

さて、ちょっと視点を変えてみましょう。
世の中には、人を殺すことが許される場面があります。

・戦争
　戦争は、言ってみれば、国家間の人殺し合戦です。
　相手兵士を何人殺しても、罪に問われません。

・極限状態の正当防衛
　たとえば人から殺されそうになったら、
　正当防衛として立ち向かうことは許されます。

・死刑
　死刑も、言ってみれば、公権力による殺人です。

人を殺してはいけないと教えられながらも、
人を殺しても許される場面があるという矛盾。

私もこの矛盾について考えることが多いのですが、
未だにズバリの回答を見いだせません。
でも、今のところはこう思っています。

生き物は、自らの生命を脅かす要因を排除するものだ。
人間は、自分自身の生命を脅かされないようにするため、
殺人を罪であると規定した。

また、自分自身の生命を脅かす存在が人間の場合、
例えば正当防衛や、戦争などでは、殺傷行為を是としている。

marshaさんが読んだ記事、私も読んだ覚えがあります。
野坂昭如さんの「殺しなさい。ただ君も殺される」という文が、
印象に残りましたね。
早い話、「人を殺してはいけない」というのは、社会的ルールに
他ならないのです。「あなたの命は保障しましょう、だから私の
命を保障してください」ということです。
ですから、私たちは夜、仲の悪いあの人がもしかしたら自分を
殺しにくるかもなどと怯えたりせず、安眠できるのだし、
戦争になればルールが変わりますから、「敵を殺しても良い、
ただし自分が敵に殺されても文句はいえない」のです。
社会的ルールを犯したものは、制裁として社会から排除されます
（死刑）。

ただ、大人としては納得しても、子供に教えるには
ちょっと情緒みたいなものが欠けているかなぁと思います。
基本的には、まず物心ついてから身近な人やペットの死を
経験することが必要かと思います。
「死」ということがどういうことなのかわからなければ、
「人を殺してはいけない」というのがなぜなのかもわかりません
よね。
身近なものの死に際しての自分の感情、周りの感情、死体への
畏怖、そういったものをリアルに経験すれば、
理屈でなく「人を殺してはいけない」というのも、
子供心に理解できるように思います。
戦争ではルール上は人を殺しても良いのですが、
そのようなルールになってしまう戦争自体が良くないということ
も。
核家族化が進んだこともあって、そういう身近な死の経験が
不足がちなのかもしれません。

器用に説明できなくても、いいんです。
みなさんがおっしゃってるように、答えはひとつじゃない。

なんて恐ろしい質問をするの！！

絶対に説明に困ったり、戸惑ったり、笑ったりしながら話さ
ずに、子供の目を見ながら、怖い顔（真剣な顔）をすること
で、よくないことであることをまず、子供が雰囲気で感じ取
ってほしい。

とにかく人が人を殺すことは
許されないことなので、
子供に対しては、
いけないことだという気迫を持って話すと思います。

どんな内容であっても、人を殺すことはいけないことが
意識化にある人間なら、自分の言葉に自信を持って
話せばいいし、、そうでなかったら相手には絶対伝わらない
と思います。

「～だと思うよ」だと、小さい子供には響かないかも
しれませんね。

みなさん、本当にありがとうございました。
6歳になる姪自身、、
『いけない事』だとは分かっているものの、
ＴＶなど見て『じゃぁ、なぜ？いけないんだろう？』と
考え始めたようです。
自分のまわりの大人達にも同じ質問をしているようです。
正直、私も少し『大丈夫かな？』と心配しましたが…

学校でも少し話しあったそうですが、
6歳ながらにも『中途半端な感じがした』そうです。
『ダメなもはダメ』でもいいのだと思いますが
私は少しでも言葉が欲しかったのでお聞きしました。
たくさんのいろんな意見、ありがとうございました。

「生きる権利を奪ってはいけない」っていうのはどうですか？
私はそう思うんです。もちろん、残された人が悲しむからという
理由もありますが、天涯孤独な人だっていますよね。
悲しむ人がいなければいいわけじゃない・・・と思うのです。

その質問をした子だって、将来の夢や希望とかあるだろうし、
人間は生きている限りいろいろな経験をします。
それを他人が奪うことは許されない。

こういう考えは違うのかな？