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田舎を出て、やっぱり１０年くらいです。
２人姉妹で、姉も嫁ぎ、私も昨年結婚しました。今では諦めて口に
しなくなりましたが、「帰ってきてほしい」想いはとても伝わって
きます。この１０年、必ず年２回は帰省し、同じく年２回位、こち
らへ遊びに来てもらっていました。

　すごく時間が空いて会った時、「年をとったなー」と感じるのが
悲しくて、自分の気休めもあったのかも。父の日や誕生日などにか
こつけて、「閉じこもってないで、いつでも遊びに出てきて！」と
いう想いで、新幹線のチケットを買える旅行券をいつも贈っていま
す。　　
　秋にもこちらへ遊びに来た後、母からの手紙に「娘たちに会える
と、すごく前から楽しみにしていたイベントも終わり、帰りの新幹
線では寂しさでいっぱいになりました」と書いてあり、こんな弱気
な事を言うなんて、やっぱり年をとったのかなーと思いました。

　家庭を持ち自分がその立場に立ってから、両親のしてきてくれた
事や存在が、決して当たり前ではなかったんだなあ・・と身にしみ
ています。
　これからも自分の思い当たる事しか出来ないけど、両親が仕事を
していた時には出来なかったような楽しい事を見つけて、一緒に楽
しんでみようかなーと思います。これは自論ですが、寂しくて悲し
くてクヨクヨしているより、電話をいっぱいしたり、手紙を出した
り、帰省したり、旅行に連れ出したり・・・行動するといいと思い
ます。
　あ、そうそう、うちは最近６０歳後半の両親にお古のＰＣを送っ
て、メールを教えました。２人とも何とか覚えて送ってきますよ♪