年間500軒は食べ歩くというスイーツ芸人・スイーツなかのさんが都内のアンテナショップで探してきた、きらめくご当地の宝石!?のような絶品スイーツをご紹介。アンテナショップを巡って探してきた、スイーツなかのイチオシのご当地スイーツは一度は食べたい逸品ばかり! 今回のテーマ「ゼリー」から、「まるごと高知」(銀座)の逸品、「菓舗 浜幸」の「香る小夏ゼリー」をお届け。
(c)YOSHIMOTO KOGYO
爽やかな香りが素晴らスィーツ!
よろスィーツ!スイーツなかのです。
今回は、高知県・高知市「菓舗 浜幸」の小夏ゼリーをご紹介します。春から初夏にかけて収穫される土佐の柑橘“小夏”を使ったゼリーです。季節的にもちょうど今ごろかな。正式名称は『香る小夏ゼリー』。なんとも涼しく清らかなネーミングですよね。小夏を食べたことない人に少し説明すると、サイズ感はみかんよりは少し大きめ。あと、皮をむいた時の白い甘皮までが食べられちゃうのが特徴のひとつ。ぼくも以前高知県に行った時は、食後に小夏を食べたこと思い出しました。
甘酸っぱさと香り高さが魅力の小夏。それを見事にゼリーで表現したのが香る小夏ゼリー。小夏のもつ瑞々しさをそのままとじこめたかのようなフレッシュさ。ゼリーは柔らかめで、口に入れた時に一気に溶けていくようなくちあたりに。心地よい口どけのなかで、小夏のもつ香りや甘酸っぱさがひろがっていく瞬間がナイスィーツ!小夏とゼリーが一体感をもって、美味しさを伝えてくれようとしてる感じ。なんて、しあわせな時間。さらに、驚きなのが皮付きの小夏がそのまま入っていること。シロップ漬けにすることで、皮までしっかり味わえて、香りがとっても爽やか。
小夏のもつ素材の美味しさや香りをゼリーにするには、やはり製法にもかなりこだわっています。一番の特徴といってもいい香り高さ。この秘密は小夏の皮から香りの成分を抽出して使っているからです。取り出した香り成分に、室戸海洋深層水の原水を和えることで、柑橘の尖ったところがとれ、まろやかな風味と香りが残るそう。
そして、その香りを保つためにゼリーにもひと工夫。寒天を使ってるのですが、ゼリーが固まる限界のほんの少しだけ使っていることがポイントだそう。こうすることで、スプーンですくって口に入れた時に組織が壊れ、ふわっと香りがひろがる。食べた時の口の中まで計算されて作られた、見事な仕掛けです。シンプルに美味しいものを届けたい、そのまっすぐな気持ちが香る小夏ゼリーに込められています
ご当地スイーツDATA
- スイーツ名
- 菓舗 浜幸の「香る小夏ゼリー」
- 価格
- 3個入540円、6個入1080円ほか
※まるごと高知(銀座)では1個165円で販売
- 主な販売場所
- 【高知県】菓舗 浜幸 はりまや本店(高知県高知市はりまや町1-1-1)
【東京都】まるごと高知(銀座)ほか
- 通販
- あり・オンラインショップ
- お問い合わせ
- TEL.0120-11-2325(菓舗 浜幸、平日9:00~17:00)
- ホームページ
- 菓舗 浜幸HPはこちら
都内ならここで手に入れて!高知県のアンテナショップ「まるごと高知」(銀座)
- 電話番号
- 0335384365 0335384365 (ショップ)
- 住所
- 東京都中央区銀座1-3-13オーブ プレミア Map
- 営業時間
- 1F・B1F(ショップ)10:30~20:00
- 定休日
- 無休(年末年始を除く)
- 交通アクセス
- アクセス/東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」3よりすぐ
- ホームページ
- ショップ詳細を見る
ご当地スイーツを紹介してくれたのは
スイーツ芸人・スイーツなかの
東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属。特注オーダーのパンケーキハットをトレードマークに、唯一無二の“スイーツ芸人”として活動。和菓子・洋菓子ともに老舗の名店からコンビニまで多ジャンルのスイーツを、今まで5000種類以上を食べ歩いた。日本スイーツ協会認定スイーツコンシェルジュ会員でもあり、その確かな知識でテレビ、ラジオ、雑誌など多数メディアに出演。スイーツのプロフェッショナルとして、ライター、商品監修、セミナー講師など幅広いシーンで活躍中
PHOTO/NORIKO YONEYAMA TEXT/SWEETS NAKANO