高知県のアンテナショップ「まるごと高知」(銀座)

高知県のアンテナショップ「まるごと高知」

地方のアンテナショップを巡って東京で旅気分! 東京の銀座にあるアンテナショップ「まるごと高知」は、高知県のヒト、モノ、コトの発信拠点。名前の通り、高知の魅力がまるごとぎゅっと詰まった3つのフロアを、隈なく楽しむための耳寄り情報や、注目の県産品をご紹介

更新日:2018/07/24

アンテナショップのスタッフに聞く、「まるごと高知」のここがスゴイ

高知名物・日曜市の活気がそのまま東京に!

まるごと高知
写真上/スタッフの森下紋さん。手に持つのはご当地パン「ぼうしパン」 写真左下/地酒の有料試飲が好評。吉田類さんセレクトの3種飲み比べセットは900円。入会費無料の会員になると、おつまみなどのサービスも 写真右下/藁焼きならではの香ばしさを堪能できる「龍馬タタキ」1280円

物産品を中心に、文化や観光情報など、高知の魅力をまるごと発信する「まるごと高知」。
「1階の『とさ市』は、高知名物・日曜市の活気を味わっていただける食品フロア。毎朝入荷する新鮮な高知野菜をはじめ、海産物、お菓子、特産の柚子のアイテムなど、約1500種類の商品を取り扱っています。昔ながらの手法で職人が藁焼きしたカツオのタタキも手に入りますよ。郷土寿司や郷土菓子などの試食販売イベントも随時開催しているので、『まるごと高知』のサイトでスケジュールをチェックして、ぜひ足を運んでください。

地下1階『とさ蔵』のお酒売り場や、2階のレストランのメニューには、県内の全19蔵の地酒が揃っています。『とさ蔵』の立ち飲みスペースでは有料で試飲ができ、高知出身の酒場詩人・吉田類さんがセレクトする、月替わりの3種飲み比べセットもありますよ」(スタッフの森下紋さん)

アンテナショップに行くべき3つの魅力

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藁焼きカツオのたたき御膳(1400円)。高知県産米のごはんと、味噌汁はお替わり自由

【1】魅力たっぷりの高知グルメをレストランで堪能

2階のレストラン「TOSA DINING おきゃく」では、土佐の田舎寿司やイタドリのきんぴらなど、高知の食材を使ったの郷土料理の数々と地酒を味わえる。ランチのイチオシメニューは、新鮮なカツオを店内の厨房で藁を使い焼き上げる「藁焼きカツオのたたき御膳」。高温で一気に表面を炙るため、中はもっちりと、外の皮目は香ばしい食感。自家製ポン酢のさっぱりとした風味が、カツオのうまみを引き立てる。お米や味噌、薬味の生姜なども高知県産。ちなみに高知でカツオのたたきは、塩とゆず果汁で食べるのが本場流。

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毎日届く野菜は鮮度とおいしさが評判。ラインナップから季節を感じられる

【2】特産品の生姜をはじめ、産直野菜が毎朝入荷

「まるごと高知」では日曜を除く毎日、高知県内2カ所の直売所から届く新鮮な青果が朝いちばんで並ぶ。月・水・金は南国市の「かざぐるま市」から、火・木・土は佐川町の「はちきんの店」から、それぞれ四季折々の野菜や果物が入荷。生産量日本一を誇るニラをはじめ、小松菜、シシトウ、ちんげん菜など、季節ごとにバラエティ豊か。年間を通して入荷する特産の生姜や、10~12月にお目見えする柚子は特に人気が高い。

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棚に並ぶポン酢の種類の多さは圧巻。産地や特徴など、あれこれ見比べながら選ぶのも楽しい

【3】それぞれに特色ある多種多様なポン酢がずらり

食品フロアで特に目を引くのがポン酢の充実ぶり。名産地・馬路村のものを中心に、柚子ポン酢だけで20種類以上あり、果汁の比率などによって、それぞれ味わいが異なる。柚子の爽やかな香りとまろやかな酸味が広がる柚子ポン酢は、鍋物はもちろん、サラダのドレッシングや焼き肉のタレなど用途が幅広い。ほかにも、高知県宿毛市特産の柑橘「直七(なおしち)」を使ったポン酢や、生姜ポン酢、宗田節だし入りのポン酢などがある。

人気ランキング

高知県のアンテナショップ「まるごと高知」の物販コーナーの売れ筋商品ベスト3をピックアップしてご紹介!

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四国健商の「万能おかず生姜」

高知特産の生姜を細かく刻んで醤油に漬けてあり、焼魚の付け合わせや、冷や奴の薬味に重宝する。米3合と一緒に炊くとおいしい生姜ごはんに。「万能おかず生姜」(130g 324円)

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澁谷食品の「塩けんぴ」

室戸海洋深層水で仕込んだ、まろやかな塩のうまみが後を引く芋けんぴ。サツマイモ本来の甘さと、塩味が絶妙に合う。細めで食べやすいのも人気の理由。「塩けんぴ」(145g 250円)

3
野村煎豆加工店の「ミレービスケット」

高知で60年以上親しまれるお菓子。豆菓子作りに使う鍋を流用するため豆のうまみが移り、深い味わいに。ほどよい塩気と歯応えがクセになる。「ミレービスケット」(130g 204円)

東京に住む地元民のご指名NO.1、ご当地LOVEグルメ

【高知県・高知市】ヤマテパンの「ぼうしパン」

県名+食品名
ぼうしパン193円。プレーンのほかに抹茶味やイチゴ味などのバリエーションも

高知ではどこのパン屋でも、さらにはスーパーやコンビニでも見かける、地元民におなじみの名物パン。まん丸い形はまさに帽子そのもので、キュートな見た目は幅広い世代に愛されている。帽子のつばに当たる部分は甘みのあるサクサクとしたカステラ生地。中心部分はふんわりとしたコッペパン生地で、シンプルだからこそ飽きの来ない味わい。

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SHOP DATA_まるごと高知(銀座)

TEL.03-3538-4365(ショップ) 03-3538-4351(レストラン)
住所/東京都中央区銀座1-3-13オーブ プレミア
営業時間/1F・B1F10:30~20:00 2Fレストラン11:30~15:00(14:30LO)、17:30~23:00(22:00LO)、土日祝11:30~15:30(15:00LO)、17:30~22:00(21:00LO)
定休日/無休(年末年始を除く)
アクセス/東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」3よりすぐ

高知県ってどんなところ?

南に太平洋、北に四国山地が広がる高知県は、年間を通して比較的温暖な気候が魅力。清流で名高い四万十川や仁淀川、太平洋を望む桂浜、室戸岬、足摺岬など、壮大な自然を感じられるスポットが随所にある。県庁所在地の高知市では、高知城をはじめ、300年以上続く日曜市などが見どころ。夏にはよさこい祭りが開かれ、全国から観光客が訪れる。カツオのたたきや清水サバなど、海の幸を中心とした高知グルメもぜひ本場で味わいたい。

PHOTO/AYUMI OSAKI TEXT/AYA ITO

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※記事は2018年7月24日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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